【商品市況概況】
「米統計を受けて高安まちまち」
【昨日の市場動向総括】
昨日の商品価格は高安まちまちとなった。上昇したのはエネルギーや穀物・
その他農産品、ロシア問題を背景にPGMなど幅広く物色されたが、中国が気温上昇や入試などの影響で短期間、工場稼働が停止されるなどの影響を受けて、非鉄金属セクターを含む工業金属セクターは水準を切下げた。
知名度が上がったため「景気の先行指標」としてドクター・カッパーを参考にする市場参加者が増えているが、ドクター・カッパーというよりはドクター・チャイナ、と呼ぶ方が適切だろう(そのうち、ドクター・インディアになると思われるが)。
注目の米雇用統計は比較的良好な内容であり、雇用者の増加もペースはやや落ちたが20万人を超えており、賃金も前年比+5.1%(前月+5.3%)と伸びが鈍化している。株式市場はこうした動きを特に前向に解釈しやすい。
ただし、金融引締めを行っている時に株が上昇することは余りなく、恐らく期待インフレ率などもQT進捗で低下するため、やはり中期的に商品価格には下押し圧力が掛かりやすい地合のままであり、1.供給の制限、2.景気とは関係ない大規模な経済対策、などの動向が今後の商品価格の方向性を決定することになるだろう。
G20はやはり米露が批難の応酬で共同声明の採択は見送られた。G7では結束出来るが、より重要度が増しているG20では合意を形成することが難しくなっており、日本がどのように振る舞うかは非常に難しい。
【雑感】
【ちむどんどん】
私、レポートを書いている時間なので全く見てないんですけど
NHKドラマの「ちむどんどん」
https://www.nhk.or.jp/chimudondon/
に出てくるイタリア料理がネット上で紛糾しているらしい
何が起きているのか、というと「それはイタリア料理として間違えている」
という指摘なんですよね。
これ、きっとサイゼリヤの「ミラノ風ドリア」と同じ話なのか
と思ったらちょっと違ってました。
ハフポストで見たところ(以下、一部抜粋)
https://toyokeizai.net/articles/-/602174
ボロネーゼにトマトを入れない、「ボロネーゼ・ビアンコ」なる
料理を主人公が作るシーンがある、と有りましたが
たまたま昨日、弊社で
「イタリア料理にトマトが使われるようになったのは最近で
昔の料理はトマトが使われてなかった」
って話をしていたばかりだったので、この書き出しには
ちょっと反応してしまいました。
つまり、100年(私は数百年前だと思ってましたが)前は
トマトがイタリア料理に使われてなかったんですよね
なので、伝統的なイタリア料理の場合はトマトがはいっていないのが
普通、だったりするわけで、私でもこの主人公のセリフは
間違ってるんじゃないか?と思ったりするわけです。
その後もいろいろ突っ込みどころが出てくるんですけど
これって時代考証とか、料理のお話なので
料理のところの正確性をちゃんと検証したりしてないんでしょうかね...
NHKがそういうことを忘れる、とも思えないんですけれど。
と、考えるとこのお話は1960年代ぐらいからのお話で
イタリア料理が日本にそれほど普及しておらず
パスタなんてなくて、基本は全部スパゲッティの頃の話なので
「意図的に少女が間違った知識を披露する」様な話に
仕上げてあるのかもしれません。
鎌倉殿の13人を見ていて、三谷幸喜の脚本が
史実に基づき創作も含めて作り込まれているところを見ると
こっちのドラマも相当考え抜いて意図的にやっている
のかもしれません。知らんけど。
って、料理のドラマだったんだ。
個人的には料理番組(作る方も、食べる方も)を見るのが好きなので
どこかでまとまった時間が出来たら(いつ!?)
ちむどんどんを見てみようかな。
ということでよく分からない結論になりましたが
皆様今週も後1日で週末ですよ。
今日も暑いみたいですが、体に気をつけて
1日よろしくお願い致します!