【商品市況概況】 2023年8月30日 市況
「米統計再度減速を受けたドル安で堅調」
【昨日の市場動向総括】
昨日の商品市場は、総じて堅調な推移となった。注目の米ADP雇用統計が市場予想を下回り、かつ、GDP改定値でPCE価格指数が下方修正されたことで、米利上げの打ち止め観測、それに伴うドル安進行が価格を押し上げる形となった。
現状、中国の景気は低迷しており、サービス業も先ほど発表された非製造業
PMIをみるに悪化しているが、世界全体で見たときにはまだリセッション入している訳ではない。そのため、ドル安進行は景気循環系商品を中心にドル建て資産価格の上昇要因となり得る。
今後は景気そのものに焦点が当たる。結局、最大経済国である米国の動向が重要になることは間違いがないが、これまで続けてきた金融当局の利上げの効果が漸く顕在化し始めた状況である。
しかし、コアCPIの水準もFRBが望む2%にはほど遠い水準。これを容認できないとしてタカ派な姿勢を継続(実質金利がプラスの状態を意図的に継続)するのか、今後訪れると考えられる景気減速ペースの早さに日和って、早期利下げに転じ、インフレが再燃するのかまだ予断を許さない。
結局、コロナ発生時のQEの規模が余りに大きく、今好況な国はこの恩恵を受けているが、同時にインフレも甘受せざるを得ない状況だ。インフレを容認せず、ということであれば高金利政策が継続するため、景気の急減速の可能性は低くないと考えられる。
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【カレーは飲み物】
この前、ぶらぶら歩いていたら
「親子丼は飲み物」
って登りが断っている店があった
ちょっと前にチェックして、いつか行ってみよう
と、思っていたお店である。
ここに限らず
「カレーは飲み物」
「カツ丼は飲み物」
といった表現を結構目にすることがある。
いやーこれ。ちょっと、というか相当違和感有るんですよね。
カツ丼も、親子丼も食べ物ですよ。食べ物。
マラソン終った後で、アクエリアスやポカリは飲みますが
カツ丼飲んだりしませんし。
で、これ、ネットで調べてみると
「○○ならほとんど噛まずに食べられる
いくらでも食べられる
素早く食べられる」
ということを意味する表現で
タレントのウガンダ・トラさん(故人)が編み出した言葉らしい。
ウィキペディアで見てみると、実際にウガンダさんは
幼少期からカレーを噛んだことがない
若い頃は3秒で飲み干すこともザラだったらしい
と、すみません。
本当に飲み物だったんですね...絶対自分は無理ですが。
と、調べて見ると「飲み物」を主張するお店は
かなりあることがわかった。
私にはいずれも飲み物には見えないんですが...
ということで、今日もよろしくお願いします!