【商品市況概況】 2023年9月4日 市況
「米国主要市場休場で高安まちまち」
【昨日の市場動向総括】
昨日の商品市場は、米国の主要市場が休場だったが、薄商いの中、エネルギー価格は上昇、非鉄金属は下落、鉄鋼セクターは上昇、その他農産品は下落と高安まちまちとなった。
現状、米国の景気減速有無、中国の不動産問題への対応、スタグフレーションに悩む欧州の対応が、市場の関心事となっているが、いずれも大きく進捗するような感じにはなっていない。
中国は恐らく年内は金利下げや預金準備率の引下げ、国内からの資金流出に対応するための人民元安抑制ぐらいしか対応が困難であるため、少なくとも年後半までは大きく進捗が期待できるような状況にはない。
さらに悪化することを金利下げや規制の一部緩和で、どうにか防いでいるという印象だ。
結果、米欧がどうなるかが重要になってくるが、製造業には底入れの兆しが見え始めている(シクリカルな回復)ものの、遅れて減速が始まったサービス業の調整はこれからという感じであり、高インフレの継続と景気減速というスタグフレーションに直面することになるのかが懸念。
ただ、各国中央銀行とも景気の先行きに確固たる自信を持っている訳ではないため、引き続き経済統計を睨みながら、ライブでの判断が継続することになるだろう。
(フォーミュラ化に関して)
https://marketrisk.jp/formula
【雑感】
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【絶対正義】
最近、ネットでマンガを読んでいると
主人公達は全部日本人の名前なんですけど
食卓には日本ではあんまり並ばない
スプーンや銀の箸が置いてあったり
車が右側通行だったり
ハンドルが左ハンドルだったりするので
多分これ、元は韓国の漫画なんですよね。
で。
なんだか知らないけど私に勧められるマンガは
そのほとんどが「傭兵上がり」の若者が転生したり
事情を明かされないまま普通の生活に戻ったりして
まずはクラスのチンピラを倒し
しばらくすると学年を占めてるヤツが現れてこれを倒し
さらには隣の学校と友人がもめ事を起こした結果
その学校をしめてるやつが現れてまたこれも倒し
次にその学校をしめてるヤツのバックにいるヤクザが出てきて
これも倒し、そしてなぜかヤクザと友達になり
さらにこのヤクザが対立相手のヤクザに襲われて
これを助けるためにそのヤクザの集団を倒し
気がつくとそのヤクザの背後には政治家が付いていて
この政治家が送り込んでくる傭兵や戦闘員を倒し...
と、ほぼ100%、この展開である。
よくよく考えると、昔の日本の漫画はみんなこうだった
てか、最近売れた東リベとかGメンもほとんど同じ展開だ
舞台が違うだけで。
最近「みんな平等」「悪者にも人生があって」
って、相手を思いやるマンガが増える中
勧善懲悪な話は清々しく感じます。
多分、韓国の恋愛ドラマにはまる女子が多いのも
最近のドラマは裏切りや略奪が横行しているため(相当偏見)
最近見ない、ストレートな感じが良いんでしょう。
と、よくよく思い返すと
最近読んでいてスッキリするのは日本のマンガだと
「ワンパンマン」
とか面白い訳ですよ。
圧倒的に強いので、戦うシーンは1コマ
その他のコマは脇役の人が戦ってるっていう構図なんですけど
昔はウルトラマンみたいな絶対正義がいたわけですけど
最近そういうキャラが少なくなったので
こういう形の昔のヒーローに近い存在は、人気が出るのかも
(というか、自分が読んでいて面白く感じるのかも)
しれません。
さ、続きを読もう。
皆様、良い週末を!