MI3

(市況)

「まちまち」

週末の商品市場はまちまちであった。注目の米雇用統計は市場予想を下回る内容であり、今週予定されているFOMCでの利上げ観測が遠のく中、供給懸念のある非鉄金属は上昇、「クリス」の勢力が減衰したため原油・石油製品は下落することとなった。但し原油・石油製品に関しては「現時点において」年末に向けての需要減少観測が取り沙汰されている感はない(週末も期先は下げていない)。

週末発表された米雇用統計は明確に米国の経済が失速していることを裏付ける内容であり、FRBの指摘する「年末に向けての景気減速の可能性」が高まってきた。その一方で足元の利上げ観測は後退することになり、言い換えれば「短期的には値上がりを期待した商品市場への資金流入が発生しやすい環境である」といえる。今週については先週このコラムで指摘した通り、上昇することになると考えている。
今後の課題はQ406に見込まれる価格下落が「どの程度までであるか」ということ。Q406以降の価格下落への予防措置として予防的にプットオプションを購入する、といった動きが出始めており価格上昇時にはこういった下落への備え、を怠らずに実施する必要があると考える。だが、小職としては需給関係が年末に向けて急速に改善するとは考えていないため、極端な価格下落はないと見ている。

(ひとりごと)

週末遅まきながらMI3を見てきた。

MI2は正直イマイチだったが、今回はMI1を見たときに近い感動を覚えた。
やはりトム・クルーズは大したもんだと思った。
未だ見ていない人は、是非お薦めしたい。

今回MI3を見ていて新たな発見があった。
イーサン・ハントが自分の仕事について聞かれ、その中で「IMF」で働いている、と答えるシーンがある。

私は、

「イーサン・ハントはIMF= International Monetary Fundで働いているのか!!」

とびっくりした。
その直後、女性が「IMFって?」と、ウチのカミさんのような無知なことをイーサンに聞き返す。
この女、そんなことも知らないのか。
と思ったが、イーサンの回答は

「Impossible Mission Forceの略称」

.....そりゃそうですよね。

国際通貨基金が、スパイ活動しないですよね。

嗚呼。
私も、カミさんの無知を糾弾する立場にはない。
今週も初めから人間失格である。
生まれてすみません。