【商品市況概況】
「ギリシャのユーロ脱退観測」
昨日の商品市場は高安まちまちとなった。この連休中の下落幅があまりに大きく、引き続きロスカット等の売りで相場は軟調にスタートしたが、さすがにこの水準では安値拾いの買いが入り反発することとなった。しかし夜間にギリシャがユーロ脱退を検討、といった報道が独シュピーゲル紙によって報道されると、ユーロが急落、夜間の米雇用統計も市場予想に反し非常に好調な内容であったことからドル高が加速した。この結果、多くのドル建て商品に再び売りが入り、信用不安の高まりで金が物色される、という動きになった。市場は予想を大幅に上回る急落を吸収しきれておらず、再び下値余地を探りやすい状況にあると考えられる。
「高ボラティリティ」
今後の商品相場であるが、下値を確認した後に上昇することになると予想される。今回の相場下落は、中東情勢の悪化に伴う原油価格の急騰に代表される、「予想を上回るペースでの商品価格の上昇」を．．．
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX（MRAコモディティ恐怖指数）:32.67(+0.56)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス）:321.60(+0.11)
