【商品市況概況】
「欧州・中国統計悪化も米市場休場で小動き」
昨日の商品価格は中国・欧州の統計悪化を受けて基本的に軟調地合いだったが、米国市場が休場で積極的な取引が手控えられたため、小幅な下落に留まった。
...続きは、以下のリンクからメルマガ(有料)にご登録頂くことでバックナンバーでご確認いただけます。
※市場分析に役立つチャート類はこちらから(随時更新)→ http://www.marketrisk.co.jp/topics/
※詳細なレポートは、MRAリサーチ作成の、「MRA商品レポート for PRO」でご確認いただけます。
お申込みはこちらから→http://www.mra-research.co.jp/report/#pro
バックナンバーはこちらから→http://www.mra-research.co.jp/backnumber/
※無料メールマガジンの登録はこちらから
⇒ http://www.mra-research.co.jp/contact/#mm
※ツィッターも始めました NaohiroNiimura
【雑感】
【リレー小説-第32話】
物語は佳境に入ってきた
ような気がするのは私だけですかそうですか。
「まぁ、簡単に言うと世界を牛耳れるパラダイスだ」
真剣な顔でリッチーが言った時、「きぬた」の女将たちも入ってきた。
龍太郎にとっては思いがけない展開だった。女将さんの後ろには
「きぬた」の板長や地元の漁師と思われる男性も立っていた。
「さっきはあんまりお構い出来ずにごめんなさいね」
きっと忙しい中を抜け出してきてくれたのだろう。
魚を炙った匂いがたっぷり染みついているであろう
着物用のエプロンがまだ腰に巻かれたままだった。
「いえ、こちらこそ長居してすみませんでした。でも、
なんで女将さんまでここに?」
「実は…息子に協力を頼まれてね。
今日、名古屋の東海エビ研究所に行かれたんでしょう?」
「息子?!まさか田中さんのことですか?」
唖然として次の言葉が出ない。
そう言われれば、田中氏と女将の雰囲気は少し似ているような
気がしなくもない。
「えぇ、そうなのよ。放蕩息子なもんで、
普段は滅多に連絡して来ないんだけど、
ちょっと前に急に電話がかかってきてね。
私がこういう仕事でしょう?知恵を貸してあげて欲しい人がいるって」
なるほど、女将自身が釣った魚を炙って出す居酒屋など
珍しいと思っていたが、こういうことだったのか。
ということはリッチーさんや美紅はこのことを知っていて俺を
「きぬた」に連れて来たのだろうか?
「それで、息子さんは何とおっしゃっていたんですか?」
(続く)