エロ証券マン

(経済関連ニュース)
・Q108中国GDP 前年比+10.6%(前期+11.2%)、市場予想+10.4%。1-2月の豪雪が0.5%程度GDPを押し下げたとの指摘もあり、引き続き中国の成長率は強い。
・3月独消費者物価指数改定 前年比+3.3%(前月改定+2.9%)。域内のインフレ圧力は強く、利下げの余地が限定される内容。
・3月ユーロ圏消費者物価指数改定 前年比+3.6%(速報比+0.1%)、市場予想±0.0%。
・3月英失業者数 前月比▲1,200人(前月+600人)、市場予想▲1.800人。
・米MBA住宅ローン新生指数 前週比+2.5%の743.4、借換指数+5.2%の2,866、購入指数▲0.8%の381.6。
・3月米消費者物価指数 前月比+0.3%(前月改定±0.0%)、市場予想+0.3%。コア指数 前月比+0.2%(前月改定±0.0%)、市場予想±0.0%。
・3月米住宅着工 前月比▲11.9%の94.7万戸(前月改定107.5万戸(速報比+1万戸))、市場予想101万戸。
・3月米鉱工業生産指数 前月比+0.3%(前月改定▲0.7%(速報比▲0.2%))、市場予想▲0.1%。設備稼働率80.5%(前月改定80.3%(速報比▲0.6%))、市場予想80.3%。
・米フィラデルフィア連銀総裁「米景気は今年の後半から来年にかけて上向きはじめるだろう」
・ブラジル中銀 政策金利0.5%引き上げ、11.75%に。略3年ぶりの利上げ。

・ドルは対ユーロで大幅下落、史上最安値を更新。注目の経済統計が大量に発表される中、特に住宅着工の減少に焦点が当たり、大幅な下落となった。対円では上昇。

日本株は続伸。信用収縮への過度に悲観的な見方が後退、安く据え置かれていた金融株が買われた。米株は大幅に上昇。インテルIBMの決算が市場予想を上回ったことやJPモルガン、ウェルスファーゴの決算は減益なるもアナリストの見通しを上回ったことから買われた。

穀物市場サマリー)
・大豆価格は下落。時間外はドル安の進行や原油の高等を受けて上昇していたが、統計直後にエネルギー価格が急落したあたりから地合いを弱め、大幅な下落となった。14㌦が心理的レジスタンスとなっているようである。

・トウモロコシは下落。ドル安の進行や原油高の進行を受けて上昇していたが、エネルギー統計発表後の原油の下落を受けて地合いを崩し前日比マイナスとなった。但し10日移動平均線のサポートは割り込まずに引けている。

・小麦価格は大幅に上昇。株価高・ドル安の進行を好感して買われた。またバングラディッシュが小麦100KMtを輸入する計画であることを発表、日本も12.8KMtを購入したことなどから買いが入った。今のところ9㌦〜10㌦のレンジワークが継続している、


非鉄金属関連ニュース)
・金は大幅に上昇。住宅着工件数の落ち込みを背景としたドル安の急速な進行を受けて取引序盤から10日移動平均線をサポートラインに堅調な推移となり、下げる局面も穂丼となく、大幅な上昇となった。きりの良い950㌦が節目となった。銀も大幅に上昇。材料は金と同様には原油の史上最高値更新やドル安の進行で上昇していたが、NY時間後場の株の戻りを受けてドルが対ユーロで反発したことから地合いを弱め、上げ幅を削る展開となった。目先10日移動平均線を下値に、50日移動平均線を上値に為替動向に振らされながらレンジワークとなっている。銀価格も小幅上昇。為替を主語にした売買が主であったが、一目均衡表の雲の下限でサポートされて引けている。

・プラチナは大幅に上昇。ドル安や原油高・金の上昇を材料に上昇した。プラチナ固有の買い材料があったわけではない。ただ、米国株式が住宅着工の悪化はあったものお企業決算がパラジウムも上昇。

Rio Tinto最高経営責任者「中国での都市化の動きやインフラ整備の投資が金属需要の大部分を占め、価格を押し上げている。米景気減速にもかかわらず見通しは良好」
・Codelco チリAndina銅山を閉鎖。ストライキの影響で。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計 原油▲2.4MB、ガソリン▲5.5MB、ディスティレート+0.1MB、稼働率▲1.6%(詳細は下記統計速報ご参照)

(商品市況概況)
「やはり中国は強かった」
 昨日の商品相場は軒並み上昇した。注目の中国のQ108のGDPが発表されたが、前期からは若干落ち込んでいるものの、1-2月の豪雪の影響でGDPが0.5%程度下押しされた、と指摘する向きも多く総じて堅調な内容であった。言い換えれば米経済の失速の影響は少なくとも中国にはまだ出ていない。主要国の景気の悪化は時間を掛けて周辺国に影響を及ぼすわけであるが、少なくとも今のところ中国経済は、このコラムでも何回か指摘しているように良好である。特に素材関連の需要は、インフラ整備や国の近代化のための需要であり、当面減速することはなかろう。
 但し、比較的長いスパンで見た場合、価格高騰に伴い需要が減少→価格が下落、というメカニズムが働くことが期待されるが、そのときは当然景気も悪くなっている可能性が高い(余り考えたくないシナリオ)。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は大幅に上昇した。取引序盤は前日のNY株の上昇を織り込む形で30日移動平均線でサポートされながら堅調な推移となっていたが、その後に発表された中国のQ108のGDPが強い内容であったこと、Codelcoのスト、米住宅着工の大幅悪化を受けてドルが対ユーロで史上最安値を更新したことが材料視され、先週1週間の下げ分を完全に取り戻す上昇となった。LME在庫は▲1,000Mt減少、(FSCは2.2日)、(キャンセルワラント率は15.2%と上昇している(下グラフのオレンジ色の部分参照))。売買高は10,342枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇している。C-3(Cash vs 3M Fwd)は116㌦バックとバック幅を縮小した。
 昨日の亜鉛価格は上昇した。取引序盤から前日の株高を背景として堅調な推移となったが、その後、中国のGDPが好調であったことやストの発生に伴い銅価格が急騰したことから亜鉛も連れ高となった。LME在庫は▲475Mt減少、FSCは3.9日(キャンセルワラント率は3.0%)。売買高は4,096枚。イールドカーブは全ゾーン大幅に上昇している。C-3は35㌦コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の鉛価格は上昇した。一昨日割り込んだ100日移動平均線を回復するか否かがポイントであったが、一昨日のNY株の上昇を受けてアジア時間早朝から堅調な推移となり、その後の急速なドル安の進行とストの影響に伴う同価格の急騰もあって100日移動平均線を回復して引けた。LME在庫は+1,375Mt増加、(FSCは2.2日、キャンセルワラント率は1.2%ここ数週間でキャンセルワラント率は上昇している。)。売買高は1,290枚。イールドカーブは期中を中心に全ゾーン上昇している。C-3は11㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のアルミ価格は上昇した。前日のNY株上昇を受けて堅調な推移であったが、中国のGDPが良好な内容であったことや原油価格の上昇やドルの大幅な下落を背景として10日移動平均線一目均衡表の雲でサポートされつつ大幅な上昇となった。アルミにとって重要である住宅着工の大幅悪化は殆ど材料視されることがなかった。。LME在庫は+1,875Mt増加、(FSCは9.0日)。(キャンセルワラント率は4.4%)。売買高は10,945枚。イールドカーブは期先を中心に上昇している。。C-3は49㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のニッケル価格は大幅に上昇した。前日のNY株の大幅上昇を受けて朝方から堅調な推移となっていたが中国のGDPが予想以上に堅調であったことやドル安の急速な進行といったマクロ経済材料を受けて大幅な上昇となった。またNY時間に入ってからも米企業決算が好調であったことから株が堅調な推移となったことも、支援材料となった。ニッケルは30日移動平均線で頭を抑えられ、200日移動平均線まで水準を切り下げて引けている。LME在庫は▲78Mt減少、(FSCは12.1日)、キャンセルワラント率は1.8%。売買高は1,495枚。イールドカーブは期近を中心に上昇し、ブルスティープニングしている。C-3は190㌦コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の錫価格は上昇した。材料は他の非鉄金属と同様、中国のGDPが良好な内容であったことや、ドル安の急速な進行、株価の上昇である。LME在庫の大幅な増加が確認されたが昨晩に関してはマクロ経済関連統計の方が相場を大きく動かす材料となった。LME在庫は+415Mt増加、(FSCは8.1日)、キャンセルワラント率は3.75%。売買高は421枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇している。C-3は15㌦バックとバック幅を縮小した。

(エネルギー)
 昨日の原油価格は上昇し、終値ベースで再び史上最高値を更新した。注目の経済統計や企業決算が発表される中、株価が大幅に上昇してオープンしたことから原油価格もNY時間に大幅に上昇した。しかしながら夜間発表された原油在庫統計がベアな内容であったことから急落、その後下げ幅が限定されたことやドル安が持続したこと、ガソリンに関してはブルな内容であったことから買戻しが優勢となり、115㌦の心理的節目を上回るまで買戻しが入った。期先の上げ幅が大きいが全ゾーンパラレルに上昇している。BrentもNY時間に入ってから大幅に上昇し、史上最高値を更新した。直近限月の騰落率はWTIが+1.0%、Brentが+1.2%。
 石油製品も上昇。RBOBは統計発表直後の原油の下落に連れる形で下落したが、在庫の減少が稼働率の低迷に伴い顕著であり、需要の減少が明確であるにも関わらず需給が逼迫していることから上昇に転じ、290㌦の節目を上抜けて大幅な上昇となった。イールドカーブはパラレルに全ゾーン上昇。直近限月の騰落率は+1.9%。ヒーティングオイルも上昇。こちらは統計がベアな内容であったことから統計発表直後に急落、その後の原油の戻りもあって上昇して引けた。イールドカーブは期先の上げ幅が大きいが、全ゾーン上昇している。直近限月の騰落率は+0.3%。ガスオイルも上昇。イールドカーブは全ゾーン上昇している。直近限月の騰落率は+0.5%。

(ひとりごと)
毎日生きていて思うが、人間、というは私はなんと気が小さい男なのだろうか、と思う。

ちょっと前にローソンで買い物をしたときのこと。
どうしてもビッグコミック・スピリッツを買いたかったので、会社帰りに買いに行った。

ところが、である。
夜の12時を回っているにも関わらず、ローソン私の家の近所支店は大盛況で
雑誌のコーナーは黒山の人だかりであった。

その人ごみを掻き分け
本棚を除くと、スピリッツが1冊だけあった。
まずこの段階で結構日和る。
以前このコラムでコメントしたことがあるが、人間雑誌は一番上のものは買いたがらない
にも関わらず、ここには1冊しかないのだ。

当然、立ち読みのせいで表紙から何からぼろぼろの状態である。
まぁ、ね。
他の人と同じく立ち読みしてしまえば問題ないのだが
そこで立ち読みをしていたのが私よりも10歳ぐらいは若そうな女性であった
ここで立ち読みすると

「このオジさん、こんな青年向けの漫画を読むのね」
とか
「親父のくせに立ち読みしてんなよ」
とか、思われちゃったりするんだろうな、と思うと立ち読みする元気がなくなる。

嗚呼、なぜ男じゃなくて、女が立ち読みしているンだッ!!

で。

まあ、仕方ないので買うわけですよ。そのぼろぼろなのを。
で、取ろうと思って手を伸ばすと、スピリッツは本棚の一番下の段にあったので
女性と女性の足の間にある。
のである。

フツーならですよ。
漫画買おうと思って手を伸ばしたらですね、どいてくれますよね。
でもですねこの2人、微動だにしないのです。
このまま足と足の間に手を伸ばして漫画を取ろうものなら
今流行の冤罪で逮捕されるに違いない。

「エロ証券マン、深夜の暴走」

みたいなタイトルでワイドショーで放送されるに違いない。
あ、そんなことされないですか、そうですか。

と、考えていると私の心は乱れ、漫画なんて買いに来なければよかった、と思ったりするのだ。

ここまで推定5秒ぐらいの出来事。
ストレスは体に堪えますなぁ...。