水族館

【商品市況概況】
「金融対策の効果剥落-その2」
 昨日の商品価格は貴金属を除き、軒並み下落している。夜間に発表された米経済統計の悪化を受けてNY時間から水準を大きく切り下げてスタートしたが、その後の消費者信頼感指数の若干の改善を受けて株価が戻ったことに伴い、商品にも幅広く買い戻しが入った。しかし日本時間3時に発表されたFOMC議事録の詳細が明らかになると、「大規模な追加金融緩和があるとの誤ったメッセージを市場に送ってしまう可能性がある」と、大規模金融緩和に後ろ向きな発言が含まれていたことから下落。しかし同時に、「景気悪化時には追加緩和も」との内容も盛り込まれていたため、引けにかけては若干買い戻しが入る展開となった。金融政策による相場の下支え効果が剥落したためである。一方で安全資産として不動の地位を確保している金は大幅な上昇となった。このコラムで指摘してる1,400ドルのターゲットを目指す動きになるだろう。

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【経済関連ニュース】
・Q210インドGDP 前年比+8.8%(前期改定+8.6%)。
・8月ユーロ圏景況感 101.8(前月改定101.1(速報比▲0.2))。
・8月ユーロ圏消費者物価指数 前年比+1.6%(前月改定+1.7%)。失業率10%(前月改定10%)。
・スペイン1-7月の財政赤字GDP比2.44%と略半減。
・6月S&Pケースシラー住宅価格指数 前年比+4.2%(前月改定+4.6%)。
・米シカゴ購買部協会製造業景況指数 56.7(前月改定62.3)。
・8月米消費者信頼感指数 53.5(前月改定51.0)。
FOMC議事録「MBS証券の国債への再投資の影響は小さなものに留まりそうだ。大規模な資産購入再開の用意があるという誤ったメッセージを市場に与える可能性がある。さらなる景気の悪化には追加の金融対策も」
・アルゼンチンのとうもろこし生産は、26百万トンの過去最高に達する見込み。農地面積の拡大で。



コモディティ関連ニュース】
・ハリケーン「アール」、カテゴリー4に勢力を強め、米東海岸に進行中。



【主要指標】
NY Dow  :10,014.72(+4.99)
S&P500   :1,049.33(+0.41)
NIKKEI225 :8,824.06(▲325.20)
JPY/USD :84.2(▲0.42)
USD/EUR :1.268(+0.00)
WTI :71.92(▲2.78)
Copper 3M :7,440.00(▲19:13.75C)
Aluminum 3M :2,058.00(UC0:15.75C)
Nickel 3M :20,700.00(▲350:54C)
Comex Gold :1,249.00(+11.00)
Cbot Corn :424.50(▲1.00)


コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):24.48(▲1.34)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):298.40(+0.33)

・ユーロは対ドルで上昇。FOMC議事録で大規模な資産購入再開が否定されていたことから、失望でドルが売られた。円は民主党の総裁選開始に伴う政局の混乱により円高対策が遅れるとの見方と、米FOMC議事録を受けて上昇した。
日本株は大暴落。日銀の金融緩和の効果が殆どなかったことと民主党の総裁選に伴う政局の混乱リスクが嫌気された。米株は小幅上昇。米経済統計が不冴えであったことから1万ドルを割り込んで推移していたが、消費者信頼感指数の改善などで1万ドルを挟む展開。その後FOMC議事録が失望売りを誘ったが引けにかけて買い戻された。



【ひとりごと】
朝、珍味でご飯を食べた。
いわゆる酒のつまみは、ご飯に良く合う。



今日はカミさんが買ってきてくれた
「塩辛4点セット」
だった。



いか、ほたて、たこ、いか明太子



の4種類。
今日はたことほたての塩辛で食べた。
若干化学調味料っぽい味がするものの、あんまり気にしない方なので結構気にいった。



私「これ、どこで買ったの?」
カミさん「水族館」



...水族館で、塩辛!
タコのパウル君は、から揚げにしてしまえって言われてたけど、まさか...