ゲゲゲ?

「経済統計の改善続く」
昨日の商品市場は大幅な上昇となった。中国の経済統計と、米経済統計が大幅に改善したためである。


朝方発表された中国のPMIは予想を上回る改善となり、中国の需要が堅調であることが確認される一方で、「過熱感」への警戒感も強まり、来週以降の中国の追加金融引き締めへの懸念が強まりむしろ売り材料となった。


しかし夜間に発表された米ADP民間部門雇用者数は市場予想を大きく上回る改善となったことから、経済の先行きに対する極端な悲観論が若干後退したようだ。
内訳的には大企業雇用者数が小幅な増加に留まる一方、中堅・中小企業の雇用者数の増加幅が大きく、米経済の全体的な底上げ観測が強まる結果となっている。


金融緩和によって作られた流動性相場であったが、昨日コメントした通り「緩和終了後の経済のベース」が押しあがっている可能性が徐々にではあるが高まってきていることが確認されたこと、特に世界第一位のGDP国である米国の雇用情勢が回復していることが確認されたことが大きかったと言える。


相場をみる上で徐々にファンダメンタルズの重要性が高まってきている、ともいえるだろう。




「雇用統計」
ADP雇用統計は米雇用統計よりも2日早く発表されるために、雇用統計を占ううえで重要な先行指標となっている。


ちなみにここ数カ月、ADP統計よりも米雇用統計が上ぶれする傾向が強く、この傾向が続くとすれば金曜日の雇用統計は予想を上回る結果になる可能性が出てきた。そうなると、各商品価格は更に上昇することになるだろう。


但し、銅等、一部の商品は現在の経済環境では実需がついてこれないレベルまで上昇していることや、不需要期であることから、比較的割安と考えられる商品に資金が流入することになるだろう。


その観点からすると、欧州の厳冬が伝えられ、かつ「買い遅れ」感が指摘されているエネルギーは、物色の対象となる可能性が高い(但し年末なので、そうそう極端に上昇するとは思えませんが...)。



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さて。



昨日、流行語大賞が発表された。
何だろう?



「2番じゃだめなんですか?」



が入ると思っていたが、入りませんでしたね。
でも、1位が「ゲゲゲの〜」って...



そこまで書くなら「ゲゲゲの女房」まで入れたほうがいいような気がするんですけど。
少なくとも、「ゲゲゲの」単品で流行っていたとは思えない。



そもそも、この自伝を読んでないのでゲゲゲが何を意味するかはよく分からないんですが
少なくとも自分が漫画で読んだゲゲゲの鬼太郎では



「妖怪を倒したときに、虫たちが鬼太郎を称える歌」



であり、ゲゲゲ単品の意味は良く分からないんですよね。
で、少なくとも流行ってるとは思えないんですよね。くどいですけど。



だって、「ゲゲゲの新村」とか意味分からないし



何か驚くことがあって「げっ」
っていうことはあっても「ゲゲゲ」とは言わないと思うし...



まあ、いろいろな理由があって選ばれているんでしょうから
私がどうこう言う話じゃないんですけどね。もちろん。



でも、去年の「政権交代」とか一昨年の「アラフォー」の方が分かりやすかったなぁ。