【商品市況概況】
「米国経済統計とFOMCでもみ合い」
昨日の商品市場は高安まちまちであった。
週末、中国が利上げを見送ったことから市場に買い安心感が広がり、株を始めとするリスク資産が積極的に物色された。
しかし夜間に発表された米経済統計（小売売上高）が好調な内容であり、好調が伝えられるクリスマス商戦期間を含む12月の消費関連指標も好調に推移するのではとの期待感からドル高が進行し、ドル高の進行につれる形で殆ど全てのドル建て商品が売られることとなった。
その後、FOMCで国債購入規模が据え置かれたことで米国債が急落、ドル高が進行する中さえない展開となった。
「実質マイナス金利」
昨日の米経済統計では米国のインフレ率は安定していることが確認され、FOMCで低金利政策の持続が決定されたことにより、実質マイナス金利が継続する可能性が高いことが確認されることとなった。
実質マイナス金利とは、名目金利よりもインフレ率（物価上昇率）の方が高い状態のことを示し、こういった環境では商品等に投資が増加しやすい（この仕組みもあって特に金や銅等が物色されている）。
インフレ率の安定と低金利政策の持続が確認されている間は実質マイナス金利が続くことになるため、商品価格が上昇しやすい環境が続くと考えておくべきだろう。
米低金利政策のみで商品相場が上昇している訳ではなく、中国をはじめとする新興国の需要が堅調であることが商品価格上昇のもう1つの重要な背景である。
その主役である中国はとりあえず利上げを見送ったが、同国のインフレ懸念は少なくとも統計を見る上では高く、早晩金利が引き上げられると見ている。政策金利の引き上げは非常に広範にわたって中国経済に影響を与えるため、実際に金利が引き上げられれば商品価格には大きなマイナスの影響が出ることになるだろう。
但しこの際の下落は良いガス抜き程度になる可能性が高くなってきている。どうも市場は私が思っているよりも楽観的なようだ。
尚、現在中国が金利を引き上げられないのは為替が実質固定相場制であることから、金利引き上げが投機資金の流入を招き、インフレを助長しかねないとの懸念があるためと推量される。
【コモディティインデックス】
MRA CVIX（MRAコモディティ恐怖指数）:31.19(▲3.06)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス）:300.16(+0.00)
【雑感】
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やっとクリスマスツリーをこの前の日曜日に飾った。
勤労感謝の日に飾るのが我が家のルールだが
子供が風邪をひいてしまったので延期になっていたのだ。
私、いろいろな人から「テロっぽい」と言われる訳ですが
テロっぽさに似合わず、ディズニー柄のモノが好きで
我が家のオーナメントは全てディズニーで統一している
ちなみにカミさんはディズニーを特段好きではなく
（女なのに．．．ブツブツ）
それに対しては比較的冷やかな意見だ。
ディズニーのオーナメントは大学に入ったころから
少しずつ買い増ししていて
今ではツリー2本分ぐらいまでになった。
でも、毎年使うのはディズニーのキャラクターや
映画のワンシーンがプリントしてあるデザインボールのみ。
全部飾ると30個ぐらいになるのだが
この出来栄えが存外にいいんですよね。他の物をぶら下げるよりも。
ちなみにどんなキャラがプリントされているかというと
ミッキーマウス（そりゃそうだ）、シンデレラ、美女と野獣のベルとビースト、プーさん、白雪姫、等
いずれも大学生の時に、これらの映画が好きだった彼女と見たものが多い
上記のとおり、カミさんとは「ちっとも」見ていない。
と、思い出に浸りつつ（あの時の彼女は今頃何やってんだろうか．．．？）
ボールを眺めていると、これも毎年思い出すのだが、
一番いろいろな思い出がある「アラジン」のボールがなくなってるんですよね．．．
いつの間にかなくなっていて、何処に行ったか想像もつかない。
何処に行ったんだろう、また考えていたら子供（3歳）が
子供「パパどうしたの？」
私「大事なボールがどこかにいって、全く見つからないんだよね」
子供「煙のように消えたんだ！！そうだ、間違いない！！」
いや、煙のように消えたので悩んでるんですけど．．．
何だか軽く傷口に塩を塗りつけられたような気がします。新村です。
