ドジョウ再び

【商品市況概況】
「高安まちまち」
昨日の商品相場は高安まちまち。


エネルギー相場は反発。イランの砲艦2隻がスエズ運河を通ってシリアへ向かう予定であるとのイスラエル外相発言をきっかけに、中東の石油供給に障害が起きるとの懸念が高まったことが主な理由。また、1月の米住宅着工が前月比+14.6%と予想を上回る伸びとなったことから景気回復の期待が高まり、エネルギー需要の増加が意識されたことも上昇要因として材料視された。


ベースメタルは小幅続落。中国で再び市場で利上げ観測が強まっていることが売り材料となった。非鉄金属価格は既にかなり上昇しているため、銅等がこの水準で実需の買いが入るかどうか不透明な状態となっていることも上昇を押さえる要因となっている。銅は中国周りのLME在庫が増加しており、高値での売却も発生している可能性がある。貴金属はイラン問題もあって堅調な推移となっている。


穀物は小幅上昇。ただ、世銀が食糧価格の高騰に懸念を示したことから利益確定の売りに押され、勢いは弱かった。



「QE2延長の可能性」

ここ最近の経済指標で「回復基調の強まり」が示されている。この影響を受け、16日に公開されたFOMC(1月25-26日開催)の議事録でインフレ調整後のGDP予測が昨年11月時点の予想(3.0-3.6%増)から3.4-3.9%に上方修正された。一方で、雇用の回復にはムラがあることから2011年第4四半期の失業率は8.8〜9.0%と引き続き高い水準続くことが予想されている。


本格的な景気回復見通しは依然として不安定な状況にあることを考慮すると、QE2の効果が失業率の改善や不動産市況の回復といった米国内の問題解決に十分な効果をもたらし切れていないと言える。今のところ6月末でQE2は期限が終了されるが、延長される可能性が出てきたことは念頭に置くべきであろう(更に今のところ、FRBは米国内の消費者物価に商品価格の上昇が影響を与える可能性は高くないと判断していることも、金融緩和の継続を正当化させる)。これは巡り巡って余剰資金が引き続き商品市場に流入し、個別のファンダメンタル以上の値動きが続くことになる可能性があることを意味する。今後の商品価格を占ううえで、金融政策に依拠するところが引き続き大きい状態が続くことになるだろう。

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コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):24.72(▲0.13)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):314.82(+0.39)



【雑感】
ドジョウの水槽がまた沼状態になった。
最近わが子の興味は完全に


「どのウルトラマンが一番強いのか?でも、個人的にはゾフィが一番強くあって欲しい」


というところに移ってしまっており
あらゆる方面からゾフィが一番強い、という情報を得ようと努力している。
そんなこんなもあって「沼」状態になっているドジョウの水槽には全く興味がなく



「ドジョウに興味はない。だって沼なんだもの」



という始末。
仕方ないから今週末の連休に洗おうか、と思っている。
と、いうような話をカミさんがママ友としていたところ


「あのドジョウを飼っているのか?」


という話になったんだそうだ。
えっ?と思って話を聞くと



「あのドジョウは国産物で美味しいので、殆どの人が家で締めて食べた」



らしいのだ。



......。


どうも話を聞くと、何10匹も持って帰り
自宅のふろ場で締めて食べたんだそうだ。
血まみれで地獄絵図と化している風呂場が頭に浮かぶ。

また、別のママ友と話をしたところ
こっちはお嬢さんがドジョウを飼っていて「ヒゲキチ」といった名前を付け
愛玩しているらしいのだ。


同じドジョウなのに...

まあ、うちは食べるでもなく、愛玩するでもない
(2匹は汚い沼に、2匹は自殺している)
ので、あんまり偉そうなことは言えないんだが。

人生いろいろ、ドジョウもいろいろ

である。