【商品市況概況】
昨日の商品市場は総じて軟調な推移となった。朝方発表された中国のGDPが市場予想を下回る内容となったこと、前日の独高官の発言による欧州問題解決への懸念、等が意識されたためである。しかしBofA決算が市場予想を上回る内容になったこと、米住宅関連統計が米住宅市場の底入れ感を醸成するような内容であったことが市場の楽観を誘い株価が上昇。NY時間は総じてリスク資産は上値余地を探る展開となった。毎日非常に不安定な相場展開となっている。尚、日本時間の早朝に報道されたEFSF絡みのニュースはコモディティ市場に大きな影響を与えていない。
エネルギー価格は上昇。前日の独高官発言と朝方の中国GDPの内容を受けて軟調な推移となっていたが、株価の反転と米経済統計の改善を受けて買い戻しが優勢となった。石油製品も同様に上昇しているが、原油程の上昇となっていない。尚、このコラムで「WTIの供給は豊富、Brentは不足」としてきたが、足元、米国の原油在庫は減少を続けており、在庫日数ベースでは過去5年平均に近接してきている。石油製品もガソリンは5年平均を大きく上回る水準であるものの、ディスティレートは5年平均レベル（と言っても38日あるが）まで低下してきている。徐々にであるが、WTI/Brentスプレッドが縮小する可能性があることを指摘しておきたい。ベースメタルは下落。朝方発表の中国のGDPが市場予想を下回ったことが嫌気されている。また、中国69都市の新築住宅価格が前年比上昇しており、引き続き金融引締め観測があることは売り材料となった（正確には「追加」金融引締めができず、「引きしまった状態を続けざるを得ない」といったところだろうか）。尚、ベースメタルの中国国内生産は比較的高い水準を維持している。貴金属は高安まちまち。金はドル高進行に伴い下落。銀く語句の経済統計が鈍化したことから冴えない推移となっていたが、NY時間の株上昇を受けて大幅に上昇し、結局前日比プラスで引けた。PGMも小動き。
「英ガーディアン紙報道」
昨晩の市場でサプライズだったのは、朝方の英紙報道である。EFSFの2兆ユーロの拡充で独仏合意、というものであった。いろいろな意見が出ているが、「絶対安全圏」と言われるEFSFの拡充規模の最低レベルである2兆ユーロが示されたことは市場に大きなサプライズと安心感をもたらすものであった．．．
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX（MRAコモディティ恐怖指数）:40.72(+0.01)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス）:289.96(+0.28)
【雑感】
iPhoneとiPadに不満がある。
わたくしだけかも知れないし
ジョブズファンから怒られるかも知れないので書くかどうか悩んだが
あの画面が上下を判定して動いちゃうの
って、何とか止められないもんでしょうか．．．？
例えばiPadで資料を読むとき
縦にして、いい感じで読みたいのに
iPadを持って横になった瞬間
「クルっ」
って画面が望んでいない方向に回転しちゃうんですよね．．．
昔のiPadは回転を固定する機能が付いていたような気がしたんですが
バージョンアップした（時だと思うけど）後
回転をロックできなくなってしまったように思う。
それって
わたくしが歳で使い方がわかっていないのか
ほんとにその機能がなくなったのか
画面を固定するには専用アプリが必要なのか
のどれかだと思うんですが．．．
なので、最近は画面が回転しないように
iPadを水平にして見ています．．．
どこでも貴方の好きなスタイルで
って。よく新しいIT製品に付けられるキャッチフレーズを
満喫できてないのはわたくしだけですかそうですか。
