水風呂

【商品市況概況】

「独仏問題とベージュブックで下落」

昨日の商品市場は総じて軟調な推移となった。夜間発表の米ベージュブックが景気の回復ペースが緩慢であることを指摘する内容であったこと、独仏のEFSFを巡る対立が明らかになったことが、再びリスクオフの姿勢を強めることとなった。当面は楽観と失望を繰り返し、相場は不安定な展開が予想される。結局のところ足元の景気は鈍化ないしは悪化しているので、この第4四半期は下値余地を探る動きになる可能性が高いと言える。但し多くの商品が生産コストを意識するレベルまで絶対価格水準を切り下げてきており、更なる下落余地は限定されるだろう。一部で取り上げられているCFTCによる持ち高規制は、流動性の低下を通じて商品市場に逆に高いボラティリティの上昇をもたらす可能性が排除できないが、短期的には保有ポジションの解消売りを通じて相場水準を引き下げることになるだろう。


エネルギーは急落している。米ベージュブックのトーンが鈍化したことが売り材料となった。足元、市場参加者は主に金融機関を中心に保有ポジションを解消する動きを強めていると考えられる。そのため、急騰時にはロングポジションの、急落時にはショートポジションの解消圧力が強まっているようだ。原油の下落もあり石油製品価格も水準を切り下げている。但し欧米の灯油在庫の水準は高くなく、冬場の気温次第で中間留分価格が原油価格を牽引する可能性は高い。ベースメタルは下落。独仏問題とベージュブック、中国が利下げに踏み切れないことが売り材料となった。中国69都市の新築住宅価格の前年比上昇が継続していることが、利下げに踏み切れない理由の1つである。貴金属は下落。欧州問題が再び混迷していることに伴うドル高の進行が材料となった。金銀は7月以降の「質への逃避バブル」で流入した資金が退場し、落ち着いた推移となっている。今のところ金銀いずれのETFからも資金は流出しておらず、当面はこの水準を維持することになるだろう。これらの資金がETFから退場するには実質マイナス金利の解消ないしは流動性の供給終了が必要であり、今のところその可能性は低く、底堅い推移になると予想される。PGMは対ユーロのドル高進行で売られた。統計的な話であるが、対ユーロでのドルレートの変動の影響をプラチナ、パラジウムは金銀よりも受けやすいようだ。



「シカゴ豚赤身肉」

中国の新築住宅価格の上昇が続いており、中国政府は景気後退の可能性があるものの金融緩和に踏み切れていない。また、目に見える物価指標という意味でCPIの前年比上昇率が6%を上回る状態が続いている...


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コモディティインデックス】

MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):40.84(+0.12)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):289.68(+0.28)


【雑感】

家族旅行で入った温泉。
様々な露天風呂が楽しめるのが売りだ。



その中に、「水風呂」がある。
要は、サウナに入った人がその直後に入るものである



が。



「冷たそうだなぁ」



と、思って見ていたら男湯に入っていた
3歳程度と思われる女の子が私に向かって



「ちょうど良い温度のがある」



という趣旨の発言をしてきた。
無視してしまっても構わないが
横には息子(4歳)もいるので
むげに子供の誘いを断ることもできない。
なので



「分かった。おじさんに教えて」



と、いったら少女は深くうなづき
私を別の風呂に案内してくれた
その先には...



「水風呂」



の、看板が。



「これ、同じ水風呂じゃない」
「いや、こっちの方が冷たくない」
「いやぁ...そんなことは...。」



少女は私が水風呂に入ってくれないので
泣き出しそうだ



「パパ、どうして入らないの?」
「じゃあ、いっくんは入るの?」
「いっくんは入らない」



横をちらりと見ると、少女はもう少しで泣き出しそうだ。



「分かった分かった。おじさん入るよ」



少女の言葉を信じて、まさに清水の舞台から飛び降りる気持ちで
水風呂に一気に使った



「ひゃああああっ!!」



もの凄く冷たいんですけどっ!!
心臓止まりそうなんですけどっ!!



少女は嬉しそうだ。
だまされた!?



日本昔話によくでてくる、この類の「少女の話」は
全く以って真実だと私は思っています。
今、自信が確信に変わりました。