恐怖映像

【商品市況概況】

「リスク回避の売り続く」

昨日の商品市場は総じて水準を切り下げる動きとなった。景気動向を判断する上で重要なマクロ経済統計が多数発表されたが、強弱まちまちの内容。金曜日の統計だけをまとめると、日本→、中国→、欧州↓、米国↑であった。Q311の後半はリスク回避の動きで殆どの商品が調整色を強め、この調整局面の中で多くの投機筋のポジションが整理されたと考えている。今後このトレンドが継続するか否かは、欧州問題の進捗、欧米の需要減少を新興国が相殺できるか否かにかかっているが、今のところ欧当局はどうにかこうにか欧州問題の拡大を阻止でき、新興国の雄である中国経済は不動産価格の上昇を背景にインフレ圧力が残存し、金融引締めの影響でハードランディングとの見方もあるが、先ほど発表のPMIを見るにソフトランディングできそうな感じである。だが、正直なところ来週発表される一連の重要統計、金融当局会合の内容を見極め、その結果をみて休み明けの中国勢が差来週からどのような動きを見せるかがポイントとなるだろう。


エネルギーは反落。一昨日の独議会EFSF拡充案承認による買い戻し(というよりはショート筋のポジション解消)後、欧州経済統計の悪化に伴うドル高進行を受けてロングポジションの解消売りが出たものと推察される。米国原油需給緩和、欧州原油需給ひっ迫の構図は大きく変化していない。来週以降の統計次第であるが、Q411は下値余地を探る動きになりやすいと考えている。石油製品はCFTCの報告では投機筋のポジション調整が比較的進捗しているため、マクロ経済統計の影響を比較的素直に受けている。独小売の前月比悪化、米個人所得減少は売り材料となったが、消費の先行指標となるマインド指数の改定値、シカゴPMIは大幅な改善となっており、こちらは買い材料となった。統計の発表時間的に後者がより材料視され、原油ほど大きな下げとはならなかった。


ベースメタルは下落。独小売の悪化とドル高の進行を受け、中国の大型連休前で積極的な売買が手控えられる中、総じて軟調な推移となった。しかしNY時間に発表されたシカゴPMIが大幅に改善したことから引けにかけては買い戻しが入り下げ幅を削る展開となった。ベースメタルは週末発表の中国製造業PMIが改善しており、米統計の改善もあって買い戻しから始まるとみられるが、やはり来週いっぱいは経済統計を見極め、中国勢が休み明けで市場に戻ってくる差来週以降までは軟調地合いでの推移となるだろう。


貴金属は金が上昇、その他が下落している。景気後退に伴いコモディティ性が強い商品が下落する中、質への逃避で金は物色され小幅上昇している。


マクロ経済統計は引き続き重要であるが、いずれの商品もギリシャ国債の目先の借り換えが終了する10月21日までは軟調な推移となりやすいと考えられる。




「欧州の苦悩」

金曜日に発表されたユーロ圏消費者物価指数は市場予想に反し大幅な上昇となった。これに伴い、来週のECBで実施されるのではとの期待が高まっていたECBの利下げが事実上不可能となった。欧州圏のインフレ率の上昇の背景はBrent価格が欧州地区原油の需給ひっ迫で高止まりしていることと...


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コモディティインデックス】

MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):36.06(+0.58)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):293.50(+0.00)



【雑感】

最近、というか時々しか見れないが
夏が終わったにも関わらず、恐怖映像みたいなのをやってるのを見てしまった。
私、前にもこのコラムで告白したが
オバケとか幽霊とか大嫌いである。
そのくせ、その類の番組をやってるとどうしても見てしまう。



で。



この前のは恐怖映像50連発とか言うタイトルだったかと思うが
見なきゃよかったと、本当に後悔している。



が、しかし。



昔って、こんなに怖い映像って沢山ありましたっけ?
お化けが移っている映像なんて
めったにお目に掛れるようなものじゃなかったような気がするんですが。



やっぱり合成映像なんでしょうか?
誰でも簡単に作れちゃったりするんでしょうか?
CGなんでしょうか?
二番じゃダメでしょうか?



そういう映像作ったりしてると、祟りとか有りそうな気がするんですが...
ないですかそうですか。



でも。



実際のところはどうなんでしょう。
本当に本物の恐怖映像何でしょうか...

嗚呼、気になって眠れない=眠れなくて恐い。