【商品市況概況】
「EU首脳会議は大きな失点なく」
昨日の商品市場は総じて堅調な推移となった。注目のEU首脳会議は決定打に欠けるものの大きな失点がなかったことからとりあえず市場参加者に安心感が広がった。ただ、即効性の議論を置いておけば、欧州統合（除く英国）に一歩進んだ歴史的な日であることは、事実として評価するべきだろう。夜間に発表されたミシガン大学消費者マインド指数が改善したことも最終的には支援材料となった。特に足元の短期的な対策が十分とはいえない結果であったが、この決定を受けてS&PやMoodysがどのような判断をするか（格下げを行うのか）、ECBがどのような反応をするのかが最大の焦点となるだろう。週末をはさんで12日から始まる1週間は非常に重要な一週間になると予想される。
エネルギー価格は上昇。そもそも原油供給・石油製品供給が十分ではないことから堅調な推移となっており、少なくとも灯油の需要期である冬場は堅調な推移が予想されているが、EU首脳会議の結果によっては急落もあり得る状況であった。しかしEU首脳会議が十分納得できる内容ではなかったものの、穏当な結果となったことが好感され買い戻しが優勢となった。ベースメタルも上昇した。朝方発表された中国の統計は、鉱工業生産、固定資産投資が鈍化、中国のメタル需要の伸びが鈍化する可能性があることを示唆する内容であったが、消費者物価指数、生産者物価指数が急減速しており中国当局の金融政策の変更余地が拡大していることから結果的に中立な内容。よってその後のEU首脳会議での合意が買い材料となった。今後に関しては、週末発表された中国の貿易統計を見るに、鉄鉱石・銅・アルミの輸入量が価格の下落等もあって前月比大幅な増加となっており、価格が下落すれば潜在的な中国勢の買いニーズが顕在化することが確認されており、底堅い推移となるだろう。貴金属も上昇。金銀は欧州動向を巡りもみ合い推移し方向感が出にくい展開であった。PGMは日米中の自動車販売の回復が好感され、上昇している。特にガソリン車向けに用いられるパラジウムはガソリン車が中心である日米中の販売増加で上げ幅が大きかった。
「中国の輸入増加」
週明け以降の商品相場は、上記のとおりECBや格付け機関の対応によってしまうので、非常に不透明である。もし欧州合意が十分でなかったと判断され、格下げが行われた場合には昨日コメントした通り、9月末時点からの価格上昇幅を参考にして価格は下落することになるだろう．．．
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX（MRAコモディティ恐怖指数）:28.75(▲0.30)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス）:269.66(+0.11)
【雑感】
財政再建で揺れる欧州ですが
財政規律に厳しいフィンランドの首相は
「カタイネン」
というそうですよ、大阪の皆さん。
さて。
この前、津賀田がアイスを買ってきてくれた
「ピノアソート」
のオトナ版で、キャラメルとか紅茶味のが入っている
個人的にはシンプルなバニラ派なのだが
最近気付いた「年と共に進む食の女性化」の影響で
この類のものも美味しく感じるようになってきた、様である。
1つ、2つ、とつまむたびに
冷凍庫を開ける度に目に入るのが
「チューペット」
だ。
簡単にいうと色のついた砂糖水のチューブで
夏のおやつに食べるやつである
なんでこんなものがあるかというと
弊社のすぐ近くに「100円ショップ」があって
オフィスで使う自分用のマグカップを買いに言った時に
レジに置いてあったので買ってしまったのだ（100円）
子供の頃は大好きで、夏は殆ど食べていた
なので、早速凍らせて
子供のころを思い出しつつ食べてみたところ
「まずい」
んですよね。
ひたすら堅くて食べにくいうえに
味が良いとはとても言えないのですよ
作ってる会社もみたことない会社だし
10本入って100円だし
しかも、凍らせると「尋常じゃなく堅く凍る」ことも判明
歯が折れるんじゃないかってぐらい堅いのだ
で、結局誰も食べることなく
捨てることもままならず
そのまま冷凍庫に放置されているのだ。
家でカミさんに
「要らないものをいつまで冷蔵庫に入れておくんだッ！！」
って偉そうに言ってるんだが
はっきり言って人のことは言えない（このメールカミさんも読んでるんだよな．．．まぁいいや）。
でも、捨てるに捨てれません。
ウチは合議制の会社なので．．．
と、恐らくこの雑感を読んだ津賀田が
明日捨てちゃったりするんだろうな
【商品市況概況】
「中銀の放ったバズーカ砲」
昨日の商品市場は総じて買い戻しが優勢となった。全く進捗を見せない欧州問題に対する欧州各国首脳の対応に業を煮やした（？）6中央銀行がドル供給強化で協調行動を取ったこと、中国人民銀行が預金準備率引を引き下げたこと、タイ等の中央銀行が政策金利を引き下げたことが好感されたため。またニューヨーク時間に発表された米ADP統計やベージュブックが米経済の回復を確認する内容となったことも支援材料となった。しかし、肝心の欧州財務相会合ではEFSFの規模拡充が当初目標の1兆ユーロに遥かに届かない7.500億ユーロに留まる可能性が高いこと、ドイツ政府はECBの関与に対して引き続き否定的なスタンスを維持していることが嫌気され、引けにかけては売られることとなった。
エネルギーは上昇後、下落している。冒頭のコメントの通り、各国中央銀行の危機対策が好感された形となり、ADP雇用統計の大幅改善と相俟って急速にWTI・Brentとも買いが入ることとなった。しかし夜間に発表された米在庫統計は市場予想と裏腹に原油・ガソリン・ディスティレートとも大幅な在庫増加となったこと、リビアの生産が860KBD2達したとの同国生産者のコメントが報じられたこと、EFSFの拡充が難航していることから引けにかけては水準を切り下げ、結局前日比略変わらずで引けている。結局のところ欧州問題と冬場を迎えた中間留分在庫の低さが主な材料となり高値でのもみ合いが続く展開となっている。少なくとも冬場に関してはこの水準での推移が続くことになるだろう。
ベースメタルは大幅に上昇した。中国人民銀行高官が引締め的な金融政策の維持を表明したことからアジア時間は軟調な推移となったが、中央銀行の協調行動、ADP雇用統計を受けて大幅な買い戻しが入り水準を大きく切り上げることとなった。しかし、本格的な相場上昇のためには欧州問題の解決は不可避であり、相場は引き続き不安定な推移を続けることになるだろう。貴金属は大幅に上昇した。中央銀行によるドル供給策を受けたドル安の進行を受けて急速に買いが入ることとなった。昨晩の対策はいずれも流動性供給策と同義であり、特に貴金属には支援材料となる。
上記のように昨晩は、中銀の放った「バズーカ砲」が奏功し、ショート筋の買い戻しを誘うこととなったが、逆にこのバズーカ砲に安心した欧州首脳がEFSFの拡充やECBの関与拡大等への対応に「時間的なゆとりができた」として遅らせることを、小職は懸念している。"
「各国のPMI」
本日、各国でPMI（米国はISM）が発表され、市場の注目を集めている。念のためおさらいすると、購買部の担当者や役員に対し、新規受注や在庫の状況をヒアリングして集計した統計である。特に中国のPMIであるが、昨晩の預金準備率の引き下げは．．．
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX（MRAコモディティ恐怖指数）:28.65(+1.12)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス）:273.19(+0.76)
【雑感】
恐らく感じ方が全く違う可能性が高いので
津賀田のネタとかぶる可能性は低いと推察されますが
とうとう弊社に新しいサービスが導入されることになった
何かというと
「オフィス・グリコ」
だ。
そう。100円入れて
好きなお菓子を食べられる、あれ。
弊社は、以前説明したコーヒーサーバーと
コピー機の横に、このオフィス・グリコが設置されている
津賀田曰く、
「グリコの人が1ヶ月でいいので置いてくれ」
とセールスに来たので、とりあえず置いてみたんだとか。
まあ、必要なければ買わないのでどう、ってことはないはず。
なのですが．．．いざ設置されてみて非常に罪深い装置であることが分かった。
私ごとで恐縮であるが、風邪をひいたりなんだりしたくせに
何故だか知らないがものすごいスピードで体重が増えて
現在、人生で最高体重になっているのだ。
なので、相当、相当堅くダイエットを誓ったばかりなのだ。
そしたらですよ。
堅く堅く決意した翌日にですよ
お菓子を売ってくれるお菓子がオフィスに置いてある訳ですよ
私の席から歩いて3歩の距離に。
しかもそのうち上がる可能性が高い消費税を抜きにした
100円で買えるお菓子群がそこにある訳ですよ。
しかも、興味がない人の興味をそそるように
半透明の入れ物に入っているのですよ．．．
私、甘いものは全く食べない方なのだが
このように目の前にぶら下げられると、さすがに気持ちが揺らぐ。
あのカエル型の集金箱に100円（税込）を入れれば
3つ下の引き出しにある、「でん六のコーンチョコ」が買えるのだ。
コーンチョコは私が食べる数少ない、甘いお菓子の1種である。
その他、私が摂食するお菓子は、同じグリコが作っているカプリコだ。
（↑こんなこと書いたら、グリコの人がカプリコを入れてしまうかも知れない．．．）
まあ、買わなきゃいいんですけどね。
「お試しの恐ろしさ」を実感しながら
軽いストレスを付加されながら、日々働いております。
あああああああああッ
コーンチョコ食べたいっ！！
１00円、だよね？
