同窓会

【商品市況概況】

「米GDPで下落も金融面が下支え」

昨日の商品市場は高安まちまちとなった。EUレーン委員がギリシャ問題の債務交換に関わる協議が近々合意に至る、と発言したことや米FRBによる金融長期緩和政策の実施に伴うドル安の進行、などの商品以外の金融面の材料が相場の下支え材料となる一方、注目されていた米GDPが市場予想に届かなかったことや、在庫投資を差し引いた最終消費が前期の+3.2%から+0.8%に急減速したこと等が嫌気され、実需面では下落サイドが意識される形となった、結果的に「もみ合った」というのが正確な表現であろうか。現在の相場水準が維持されるには金融面のサポートが必要であることを再認識させる相場展開であった。


エネルギーはWTIが下落、Brentが上昇した。金融面はドル建て資産にプラスに働いているが、米GDPで最終消費の伸び率が鈍化したことが嫌気され、WTIは統計発表直後に売られた。同時にBrentは(ドル高が進行したのにもかかわらず)上昇していることから、WTI買い・Brent売りのポジション解消取引もあったものと推察される。今後に関しては冬場が終盤に入る中、実需動向に注目が集まることになるだろう。その意味で来週はISMや米雇用統計、米個人消費・支出等の重要統計が発表されるため、注目したいところ。尚、イラン問題が引き続き議論の俎上に上っている(ホルムズ海峡の封鎖の可能性が残存している)ことは、原油価格の下支え材料となるだろう。


ベースメタルはニッケル、錫以外が下落することとなった。日本時間の夕刻に発表されたLME在庫統計で、ベースメタルの指標となる銅のキャンセルワラント率が30%を目指す大幅な上昇となったことが材料視され、ほとんどのメタルが上昇することとなった(このコラムではキャンセルワラント率を簡易実需指標と位置付けています)。しかしその後、米GDPが市場予想を下回ったこと等が嫌気され、急速に上げ幅を削る動きとなった。そもそもこの1週間の動きは最大の買い手である中国勢不在の中での上昇であり、金融的な取引を志向する市場参加者によるものであったことを各種レポート、ニュースは指摘している(小職も同意)。休み明けの中国勢がこの価格水準で実際に買いを入れてくるか否かが大きなカギを握ることになるだろう。マクロ面では来週の米ISM、中国PMI、米雇用統計に特に注目しているが、テクニカルにはすべてのメタルが200日移動平均線を意識しあ取引になるとみている。


貴金属は上昇した。欧州問題(ギリシャ問題)の終息が近いとの見方が強まっていること、米FRBが長期金融緩和を決定し、QE3の可能性も高まってきたこと、これらによるドル安の進行が材料となった。今後の貴金属は特に金は為替動向、金融政策動向の影響を大きく受けることになると予想され、強含むものとみている。そういった中、自動車販売が世界的に堅調で、かつ供給に懸念のあるPGMの上昇余地は拡大しているとみている。




「再度マクロ経済動向に注目」

1月に入って以降の商品相場は、ほかの株式等のリスク資産と同様に、欧州問題の後退と米欧経済統計が堅調に推移していることを受け、「リスクオン」モードの中割安銘柄(特にメタル)が物色され総じて堅調な推移となっていた。どちらかといえば...


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コモディティインデックス】

MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):26.63(▲0.29)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):260.17(+6.90)



【雑感】

この前久しぶりに幼稚園のメンバーと会った(2回目)
何人かは前回の同窓会で会ったけど
半分が34年ぶり。



相当高い確率で現在他人なんだけど
あっという間に打ちとけてしまうのが、不思議。



全員全く違う仕事をしてるんだが
びっくりしたのが、これまた全員が
若い世代のために日本をどうにかしないと



ということを真剣に考えていて
自分たちができる範囲でまず何か始めよう
って思っていたこと。



何なんだろう?
全く違う経歴、全く違う職種なのに
みんな殆ど同じことを考えて、精神的には似たようなことをしてる。
自分の原点となる幼稚園で
同じ教育を受けていたからなんだろうか?



大学の頃の友人や
高校の頃の友人と久しぶりに会って話すのとは
ちょっと感覚が違うんですよね...



次回は春の桜の時期に会うんだが
既に今から楽しみにしています。
幼馴染ってのはいいもんですね。