オレンジジュース

【商品市況概況】

ギリシャのユーロ脱退の可能性、欧州首脳は否定せず」

昨日の商品市場は総じて軟調な推移となった。ギリシャのユーロ脱退の可能性が高まってきたことから、リスク回避の動きが強まり、リスク資産を売却する動きが加速したため。足元発表されているマクロ統計や企業決算は、「非常に悪いもの」が存在せず、市場・経済環境がそこまで悪いとは思えないが、「不連続な結果」をもたらす可能性がある政治の決断、並びにそれを遂行するための民主主義のコスト(時間を要する)が明らかに市場では嫌気されている(合理的ではない判断が下される可能性があり得るため)。今後はギリシャ情勢を睨みながら一進一退の展開が続くことになると予想されるが、欧州為政者が今まで強く否定してきた、「ギリシャのユーロ脱退」に向けた独仏ECB等の対応を注視する必要があるだろう。小職はこの分野は専門ではないが、ギリシャが救済されずにデフォルトし、ユーロを脱退した場合市場参加者が「スペインやポルトガルも支援を受けられないのでは」と考え始めてしまう可能性があることが、リスク資産の下落要因となろう。



エネルギーはもみ合い。ギリシャのユーロ脱退の可能性が高まる中、総じてリスク回避の動きで軟調な推移であった。しかし、夜間に発表された米在庫統計が製品ブルな内容であったことや、Brentは110ドル、WTIは200日移動平均線の節目(チャートポイント)に差し掛かっていることが一定の下支え要因となった。今後はギリシャ情勢、イラン情勢の進捗状況次第であるが、足元、エネルギー価格には下向きのバイアスがかかっていると言えるだろう。ベースメタル価格は下落した。ギリシャのユーロ脱退リスクが高まる中、欧州経済が混乱する可能性が高まっており、メタルの最大消費国中国の最大貿易相手経済圏であるユーロの混乱はメタル需要を鈍化させるとの見方が強まったため。今後は他リスク資産と同様にメタル価格には下押し圧力がかかると予想されるが、先進国の金融緩和に伴いファイナンス取引は引き続き活発に行われており、ミニマム・ロードアウトレートの影響と相俟って現物需給がタイト化していることから、下落余地は限られることになると予想する。鉄鋼原料価格は下落。欧州問題の深刻化が材料となった。貴金属も下落。月曜日がロンドン休日であったため、休み中のギリシャ・フランスの選挙結果を織り込む形で水準を切り下げる動きとなった。4月に発表した弊社見通しの通り、この6月末迄は少なくともベースメタル価格は方向性が出にくい展開が続くと予想される。鉄鋼原料価格は高安まちまち。貴金属もリスクオフに伴う益出し売りで下落している。




「LME価格は下げ余地が限定か」

2ドル/MMBtuを下回っていた米国天然ガスの価格が上昇を始めた。需給が逼迫する中での上昇、というよりも価格の下落に耐えかねた生産者の生産調整や、気温上昇に伴う電力向け需要の増加観測が背景として挙げられる。生産者の生産調整は緩やかに進捗しており...


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【雑感】

自分の家の子供だけなのだろうか
最近の子供は外でジュースを飲まなくなったように思う
甘いものを食べさせない、という教育方針の家が増えたことも
影響しているのだろうか?



しかし、自分の子供のころを振り返ってみると
自宅の小さい庭にはミカンの木が植えられていて
収穫期(秋頃だったか?)には結構な量のミカンが採れ
それを絞ってジュースにして良く飲んでいた。
更に、甘味が足りないといって大量に砂糖を入れていた記憶がある。
(当然、その頃の私はデブだったんですが...)



ジュースは甘いもの
お菓子も当然甘いもの
出来ればご飯は食べたくなく
お菓子ばかり食べていたい



というのが、当たり前の子供であったはずなのだが
ウチの子供も含めて



「甘いものはちょっと」
「ジュースは苦手なので、ウーロン茶にして下さい」
「水を下さい」



といった発言をしている子供を見るにつけ
これでいいのか?と少し思ったりもする
まぁ、あのデブで虫歯だらけだった少年時代を鑑みると
今の世の中の方がずっといいような気がしなくなくもない。



と、言う意味で子供らしい子供が減り
大人っぽい子供が増えたような気がする。