うどんのリスク

【商品市況概況】

「リフレトレード浸透 軒並み上昇」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場も総じて堅調な推移となった。下落したのは農産品や自国通貨建ての商品、気温低下緩和予報を受けた欧米の天然ガス程度だった。

足下、米追加財政政策早期成立を期待したリスク選好の動きが強まっており、ドル安進行がドル建て資産の名目価格を押し上げ、それがその他の商品にも波及する流れとなっている。

ポイントは、景気が回復していると見られる米国や中国の中央銀行が共に、「価格上昇は警戒するものの、直ちに金融緩和を解除するものではない」というスタンスであること。

すなわち、コロナの先行きにまだ確固たる自信が持てない中、経済崩壊に繋がりかねない景気刺激策を直ちに終らせるリスクは取れない、というスタンス主要国が維持している、ということである。

このことは「先々の調整幅が大きくなる可能性が高まるものの、足下のリスク資産価格の上昇は容認する」とも受け取れる。結果、多くのインフレ系資産価格が上昇する流れとなっているが、当面この動きは続くことになりそうだ。


このとき、「価格は上昇しない」と考えてリスクヘッジを行わなかった企業と、そうで無い企業の業績の差は大きくなると予想される。というのも最終消費が弱く、かつ、コロナ禍で価格転嫁も困難であるためである。

ブルームバーグ商品価格指数を参考にすると、今年の円建て商品価格指数は年初来の平均が、昨年1年間の平均比で+12.6%程度高い。このことは、原料のみならず電気やガスなどの光熱費の代金も上昇する可能性が高いことを示唆している。

特に最終消費が弱い状態の中での仕入価格上昇は、最終価格への転嫁が難しい。


このような状態での価格上昇は企業経営の視点では「火事が発生したこと」と同じであるが、「火事になってからでは保険には入れない」訳で、事前に対応しておくことが望まれる。

仮に今回の相場上昇でマイナスの影響が出た場合には、次回の同様なリスク顕在化に備えて置く必要があるだろう。まずはリスク量の把握が肝要となる。


※電力料金の価格上昇リスクシミュレーションはこちらから。
https://marketrisk.jp/simulation"

 

 

【雑感】

【うどんのリスク】

いや、本当に家と会社の往復で何にも楽しいことがないので
雑感で書くこともホントになくなってきましたよ。

ということもあって、ネタとしてはネットからの情報に頼るしかない。
こんな時、大して興味がなくても勝手にニュースが流れてくる
ツイッターは便利だったりする。

と、思ってみていると四国の方には

「高濃度うどん排水処理装置」

なるものがあるらしい。
え?高濃度のうどん排水て、小麦粉がドロドロに溶けてる水?
それともフツーにゆでた時のゆで汁か?

と、思ったら、うどんに含まれるでんぷんをそのまま排水すると
水質の悪化につながるんだそうだ。
調べてみると、我が国では「デンプン廃液による水質汚濁事例」としては
北海道の馬鈴薯のデンプン廃液が問題になったんだそうだ。

デンプンを大量に含む水を排水したことで、大量に魚が死滅
その水を水源とする飲料水の供給が停止するといった事態が発生したらしい。

デンプンによる汚濁の原因は、甘藷成分による有機物と
それを栄養にして大量に発生する微生物問題に分けられるらしく
水綿菌であるスフェロチルス、硫黄細菌のベギトア、ツリガネムシが
大量に発生するんだとか。
それがどうにかこうにかなって、水質汚濁と魚の死滅につながると。
それは相当立派な汚染物質なんだな...
うどんといえどもやはり本場の人のレベルで生産・消費し続けると
環境や生活に影響が出るのか...

それを回避するための装置、らしいです。なるほど納得。

https://www.co-cnt.com/%e6%8e%92%e6%b0%b4%e5%87%a6%e7%90%86/