追跡

【商品市況概況】

「ドル安で堅調も農産品・畜産品・自国通貨建て商品売られる」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場は自国通貨建て商品やその他農産品、畜産品などの「非景気循環・非インフレ資産」が売られ、景気循環系商品に買い戻しが入る形となった。

特に上昇が顕著だったのがエネルギーセクターで、これまでイランの核合意に米国が復帰する、との期待から下落していたわけだが、昨日は米ブリンケン国務長官が「イランが米国が合意に復帰するためにやらなければ成らないことを、解っているけれどもやるかどうかは把握していない」と発言したことが材料視されたようだ。

ただ、このブリンケン国務長官の発言も交渉中の戦略的な発言であり、長続きする材料ではない、とみる。


(ご案内)
商品価格の上昇が続いていますが、特に工業金属は高値圏での推移を余儀なくされる可能性が高い状況です。

企業決算も本格化していますが、2020年度よりも2021年度の方が調達コストが上昇する見通しを示している企業が多く見受けられます。

既に調達コストの上昇が顕在化しているような場合、まずはご連絡を。

(価格リスクマネジメントの仕組みが解る!マンガです)
https://marketrisk.jp/manga

 

※レポートで紹介するほどではない、軽いニュースに関するコメントはFBで更新していますので、不定期ですがご興味のある方はフォローをお願いします。
https://www.facebook.com/Market.Risk.Advisory/

 

【雑感】

【追跡】

逃走していたアミメニシキヘビが捕獲されたそうですね。
なんでもニュースを見ると

「自宅の屋根裏」

にそのままいたんだそうです。
家の外をあれだけの人数で探し回って
結局自宅にいたとは...

灯台下暗し、チルチルミチルの青い鳥である。
で、この捕獲劇に協力したのが
静岡の「iZoo」白輪園長。
日本爬虫類両生類協会の理事長さんらしい

コメントがいちいちごもっともで

・温かくなったとはいえまだ寒いため外には出ない
・この気温だと糞も脱皮もしないので見つからない
・以上を考えると、家の中にまだいる可能性が高い
・これだけ探したのに見つからないため家にいると確信するに至った

と、コメントした上で、買主の家の屋根裏を捜索したところ

「いるじゃん、あそこに」

と、推理通りの結果。
いやはや、やっぱり専門家ってのはすごいですね。
このニュースを見たときに
海洋学者という設定になった空条承太郎
スタンド鼠を捕獲に行く話

逃げた鼠を捕まえるのなんてムリだ
と協調する東方仗助に対して

シートン動物記の著者ETシートン
「追跡不可能な動物はいない」といった
走るのが速い動物よりも「地形」と「風向き」「動物の習性」
を研究している人間の方がちょっぴり有利というわけだ...
いずれ追いつく」

ってセリフがあって
「承太郎カッコいいな」「でもまぁ、マンガだよな」と思って
読んでましたけど
シートン先生、荒木先生、大変失礼しました。
専門家の勝利です。

ということで、世の中的には普通の蛇逃亡・捕獲劇ですけど
個人的には軽く感動しました。
いやいや、人間ってすごいすね。勉強と考えること、大事っすね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/56d17bb515e6c2e750e630487ad2fa7a14d5c76c