【商品市況概況】
「ECB利上げ開始と中国ロックダウン懸念で総じて軟調」
【昨日の市場動向総括】
昨日の商品価格は天然ガスやその他農産品、穀物価格が上昇したが、エネルギーや非鉄金属などの景気循環系商品価格は水準を切り下げる流れとなった。
ECBが想定通り利上げを実施する方針を決定したが、9月の大幅利上げの可能性もあり「景気を減速させても」インフレを抑制させる方針であることが意識されたこと、解除期待が高まっていた中国のロックダウンが再び発生する可能性が意識されたこと、などが総じて景気循環系商品価格を押し下げた。
天然ガスに関しては米Freeport社のLNGターミナルにおける火災の影響で上昇、農産品関連は非景気循環銘柄ということでディフェンシブに物色された可能性は高い。
総じて資源価格高は続き、それに伴うインフレ抑止で中央銀行や企業は苦慮している状況である。そんな中、昨日のニュースで太平洋セメントが石炭価格を販売価格に転嫁する、サーチャージ制の導入が報じられていた。
今後も資源インフレが続く、というのが市場のコンセンサスとなりつつある中、こういった動きは広がっていくと考えられる。
しかし、この類いのサーチャージは特殊な価格体系になっていないことが、価格リスクマネジメントを行う上での必要条件になる。
複雑な、売り手・買い手が特殊な条件でリスクを分かち合うフォーミュラ、例えば、「●●の場合は売り手が××、△△の場合は買い手が■■」といった「IF」構文のフォーミュラの場合、この価格リスクを制御をしようとすると、オプションが必要になるため、結果的にコスト高になる、あるいは制御出来ない、というリスクが発生することになるため、充分注意する必要がある。
【雑感】
【鉛筆削り】
今日も天気悪いですね...
湿度が高いと軽い喘息がでるので嫌だなぁ。
取りあえずレポートが終ったら走ってこよう。
さて。
この前娘の部屋に入ったところ
娘が明日の学校に備えて鉛筆削りで鉛筆を削っていた。
で、知ってはいたんですが彼女
私が小学校1年生になった時に両親がお祝いに買ってくれた
ナショナルの鉛筆削りを使ってくれているんですよね
いやー 別にだからどうしたという話でもないですけど
ナショナル製品45年も壊れずに動いてるってことですよ
本当にすごい。それほど複雑な仕組みではないんでしょうけれども。
でも、どうせ中学生になったらシャーペンに変わっちゃうだろうから
この鉛筆削りもさすがにさようなら、ということになるだろうな。
いや、彼女が将来子供を持った時にまた使ってもらうか。
きっとそれは今から早くても20年後ぐらいなので
その頃私は71歳かー。
おじいちゃんが使っていた鉛筆削り使ってるんだよ
と孫に言われたらなんだかそれはさらに嬉しいが
さすがにナショナル製品も1世紀は持たなさそうだ。
それに、娘が子供を持った時
子供の教育は基本タッチペンで、という時代になってるかもしれないしな。
と、そんなことも考えずに鉛筆を削ってる娘を見て
こっちはいろいろなことを考えてしまいました。
本日もよろしくお願い致します!