節分

【商品市況概況】 2023年2月3日 市況

「想定を超える雇用統計・ISM非製造業指数を受けたドル高で軟調

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品価格は総じて軟調な推移となった。注目の雇用統計は衝撃の大幅な改善となった上、ISM非製造業指数も市場予想を大幅に上回る改善となり、
米国の雇用環境がタイトであることが変わっていないこと、先行きの景気回復に伴う景気過熱から、金融引締めの鈍化が先送りになる可能性が高まったことが材料。

この結果、長期金利は上昇し、ドル高が進行して広くドル建て資産価格を押し下げた。

昨日価格が上昇した商品は、弊社がチェックしている70品目中22品目に止まり、その多くが自国通貨建て商品と、非景気循環系商品(農産品や畜産品など)に限定されている。

中期的に景気循環の影響でQ323まで景気が減速する可能性が高いことから、多くの、特に景気循環系商品価格に下押し圧力が掛かる展開がメインシナリオであるが、仮に米国が週末の雇用統計やISM非製造業指数の改善を受けて、利上げが加速(ないしは利上げ期間の延長)するような場合、想定以上に年後半に価格が下落するリスクは残る。

また、供給能力の改善を金融引締めが妨げていることも先行きの価格上昇リスクを高めるため、過剰流動性が供給されている中では、商品価格のボラティリティは高まりやすい。

仮に一時的な下落があるにせよ、それは「その後の上昇リスクに備えるための期間」と位置づけておくことが必要ではないか。


来週は企業決算が本番を迎えるが、恐らく多くの企業が「資源価格の高騰」に関してコメントするだろう。

今後のボラタイルな相場展開を考えるとこれまでのような数量中心のマネジメントに加え、価格のリスク制御に踏み出すことが必要になると考える。この問題に関してどれだけの企業が対策を行い、対応すべきリスクとして捉えているかも、今後の重要な視点といえるのではないか。


(価格リスクマネジメントの事例紹介)
https://marketrisk.jp/examples


(フォーミュラ化に関して)
https://marketrisk.jp/formula


(調達コストの安定化に関して)
https://marketrisk.jp/cost

 

【雑感】
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【節分】

今日も寒いですね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
昨日、カレー蕎麦を食べましたが
美味しかったなぁ。
寒いときは本当にカレー蕎麦、いいよなぁ。

さて。

気がつけば今日は節分ですか
私が育った実家は季節を大事にする家だったので
毎年豆まきやってましたが
自分で家庭をもって
子供達が大きくなってからはすっかりやらなくなったなぁ...

と、年齢の数だけ豆を食べる
というのがどうにも辛い。
50粒って辛いっすよ。

関西では恵方巻きを食べるのがこの数十年のトレンドですが
胃が小さくなっている中で
あれをまるまる1本食べた場合
なんとなく、「胃袋一回分の使い方として正しいのか?」
って気がしてしまいます。
恐らく、冒頭に書いたような

「カレー南蛮蕎麦は美味しいなぁ、食べて良かったなぁ」

という感じにはならず

「ちょっと多すぎじゃね?夕飯なくてもいいや」

になる気がするんですよね。
と、節分ってのはなんだか個人的には微妙な節句の行事なのです。
で、知らなかったんですけど
地域によって

「豆をまく」

ところと

「落花生をまく」

ところがあるらしいじゃぁないですか
最近知りましたよ。
落花生だと掃除も簡単だから良さそうだ。
で、皆様お住まいの所はどちらでしたか?

今週もあと1日!
本日もよろしくお願いいたします!