【商品市況概況】 2023年1月6日 市況
「米ISM非製造業指数ショックによるドル安で総じて堅調」
【昨日の市場動向総括】
昨日の商品価格は高安まちまちながらも総じて堅調、という印象。
米雇用統計は市場予想を上回る改善となったが、その後発表された米ISM非製造業指数が想定を遙かに上回る悪化となったため、米国のサービス業の景況感悪化が意識される形となった。
昨日の雇用統計は、労働参加率の上昇に伴い雇用環境のタイトさが緩和、賃金の伸び率の低下や不完全失業率の低下も確認され、徐々に雇用環境が改善していることを示唆する内容で「強い統計ながらも、雇用情勢にとってはプラス」「インフレ抑制に寄与する」と期待された。
しかし、雇用統計は「経済動向のバックミラー」的な統計であり、過去のもの。それに対してISM非製造業指数はフォワードルッキングな指標であり、今後のサービス業の景況感が悪化することを示唆する内容だった。
一方で、仕入価格や販売価格は高止まりしており、緩やかながらも米国が利上げを継続しなければならないことも示唆する内容だった。
この結果、米国が最大消費国であるエネルギーは需給ファンダメンタルズ要因が金融要因を上回ってドル安進行下でも下落。一方で、中国が最大消費国であったり、基本的に現物需給はタイトにならない金などはドル安が価格を大きく押し上げた。
やはり、景気の減速に従って景気循環系の商品価格が下落する、という見通しは堅持してよいが、消費地の差による値動きの乖離は今後も続くことになろう。
【雑感】
※メールマガジンの2日前の雑感になります。
最新のものをご希望の方は、メルマガにご登録ください。
https://www.mra-research.co.jp/contact/#mm
【駅伝】
駅伝、カミさんが好きなんだが
家族の誰もあまり賛同していない（私含む）。
ランナーの方はマラソンとかでも飽きずに見れる
って仰るんですが
基本的に部活で一番やりたくなかった
マラソンを見ていて何が面白いんだ？
って思っちゃうんですよね。
って言っていたンですが昨年に続いて
今年も駅伝を見ました。
いや、見て見ると結構面白いんですね、これ。
大変失礼致しました。
通常の42.195キロのマラソンと異なり
1人20キロ程度走るのでざっと1時間程度で飽きが来ない。
襷を渡すところでドラマもあり
坂の上り、下りでもドラマがあり
なるほど、これは見ていて面白い。
去年からしか見てないのでよく分かりませんが
10位以内がシードということなので
10位を巡る争いが激しいこともよく分かりました。
今年は（いつも？）抜きつ抜かれつで熱い戦いでした。
子供達も見ていて面白いらしく
スタートのあたりからごそごそ起きてきて
結局最後まで見ていました。
しかし、20キロ、ハーフマラソンの距離ですか。
私、雨が降ったり飲み過ぎて動けない場合を除き
毎日3キロ走ってるんですけど
これを7回分、1人、1時間で走るんですよね．．．
恐ろしや。
カミさんはフラっと朝のランニングに出ると
息を切らしながらもあっという間に10キロ走ってくるので
走れる人ってのは違うんですね。
いや、高血圧を治すためにもこれぐらい
俺も走らなきゃならんのかな．．．
と、今年から少しだけ走る距離を増やそうかなぁ．．．
と思わされた新年でした。
皆様、本日もよろしくお願いします！
