検査@シンガポール-その2

【商品市況概況】 2023年4月4日 市況

「貴金属セクター堅調」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場は、その他農産品や貴金属セクターが堅調な推移となったが、その他の商品は総じて軟調な推移となった。

OPECプラスのサプライズ減産を受けて景気が減速したとしても、金融引締めをせざるを得ないのでは、との見方が原油価格の上昇にも関わらず期待インフレ率を押し下げたため、インフレ系資産価格は下落した。

需要の回復に伴う原油価格上昇であれば、期待インフレ率の上昇要因となるが、今回は供給面の影響で原油価格が上昇したため、むしろ景気への懸念から期待インフレ率は低下している。多くの商品はインフレ動向に価格が左右されやすいことから、しばらくは原油価格の変動を起点とする金融政策・インフレ動向が価格を左右することになるだろう。

弊社は景気減速の影響が大きいため、価格はじりじりと水準を切下げるとみているが、原油市場の見方は大手投資銀行は年末に向けて100ドルを目指す展開を予想しているところが多い。

仮にそうなった場合、景気が減速したとしても金融引締めを止める訳には行かなくなるため、レーショニング(価格上昇が需要を減じる)のリスクを意識する必要があるのではなかろうか。


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【検査@シンガポール-その2】

取りあえず病院に行ってみる
行くのは日本語が通じる総合病院だ。

別に、白い巨塔の話はしませんが
胸が苦しくて、息が苦しい旨伝える

「うーん。CTスキャンを撮りましょうか」

え?CT?
ちょっと胸が苦しいだけなんですけど?
生まれて初めての経験を、海外ですることに
CTなんて撮ったことないよ...

「あ、心配しないで下さい。レントゲン撮ったり
他の方法で調べるよりも、何かあったらすぐ分るからなので」

そうか...

ということで、指示にしたがい2階のCT撮影室に
あっという間に撮影は終り、「外で待つように」言われる

そのとき、読影室(っていうんでしたっけ?)のドアが開いていて
そこから今撮ったCTの映像が見える。
私、漏斗教といって胸がヘコンでいるので
映像を見ると、初めてのCTでも「自分の胸の映像」って分るんですよね。

そしたら、それを見ていた女性技士が

「Oh, No, God... why ?」

みたいなこといってる(ブツブツいってるからよく聞こえない)
でも、私の胸の映像を口に手を当てていらつきながら見ている

「嗚呼、大変なことになっているんだ...」

と、心配していたところ、その技師が飛び出してきた

「ミスター新村、ドクターの所に行って。ドクターから結果が伝えられます」

この頃(今も?)英語のスキルがたいしたことなかったので
ちゃんと言っていること全てを聞き取れた訳じゃないが
先ほどの読影室の様子を見るに

「焦っている」

感じがありありと伝わってくる。

「嗚呼、タバコなんか吸うんじゃなかった」

と、心から思いました。
(続く)