ズボン-その2

【商品市況概況】 2023年7月18日 市況

「ほどほどに弱い米統計を受けてリスク選好・買い戻し」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場は軒並み水準を切り上げた。米小売売上高が市場予想を下回ったものの、自動車などを除くコア消費は市場予想、前月とも上回り、「ヘッドラインの個人消費は減速しているが、コア消費は堅調であり、利上げ実施を肯定しつつも、8月以降の追加利上げの可能性が後退したことが市場参加者の安心を誘ったことが背景。

結局の所、統計の良いとこ取りをしてリスク選好が高まった、と考えるのが適当だろう。

ただし、教育ローンの減免終了や貯蓄を取り崩して消費を継続することにも限界が来ていることから、米国の景気減速とともに景気の遅行指標である雇用や賃金も低下、消費も減速するというのが妥当であり、多くの景気循環商品価格には下押し圧力が掛ることになると予想される。

昨日大幅に上昇したのはエネルギーセクターだが、その中でもこれまで下落が顕著だった発電燃料に気温上昇を受けた買い戻しが入り、ガス、石炭とも高い。

やや気になるニュースではサウジアラビア ムハンマド皇太子(MBS)の振るまいにUAEムハンマド皇太子(MBZ)が反発している点。平たく言えばUAEからサウジアラビアに外国企業は拠点を移すように促したり、UAEも生産枠を遵守しなかったり、といったことが起きているのだ。

結果、蜜月だったMBSとMBZはもう半年も口を利いていない、とWSJなどは報じている。もしこれが事実であればこの場合OPEC諸国の結束が崩壊し、かつて見られた「価格下落時の増産」も有り得る可能性が出てきたことは注意しておく必要があるだろう。

一方、ドル高が緩やかに進行する中で中国が最大消費国である工業金属セクターは軟調な推移となった。工業金属セクターの回復には、やはり中国政府の特に不動産セクターの立て直しが急務だが、拙速な対応は先々の不良在庫を積み上げることになるため、中国政府も慎重になっていると考えられ、大規模な対策実施は見送られると考えられる。


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【ズボン-その2】

細かい話はしませんが、久しぶりにこの連休は楽しかった。

さて。

この連休に、スラックスを買いに言った。
前回の雑感で書いた通り、今まで穿いていたのが
さすがにダメになってしまい
(結構良いのを買うと、最近の夏物は薄手なのですぐヘタる)
恐らく7年ぶりの新調である。

で。

最近ではネットでサイズを全て入力すれば
裾上げもしてくれるサービスがあるけれど
実際にどんな生地でできているのかを確かめるのは
さすがにリアルに触ってみないと分らない。
このあたりはバーチャルで乗り越えられない壁ですよね。

ということで、MUJIとかユニクロよりは若干高めの店に行き
(私もいい歳になったんで、少しは高めのモノを着たい)
実際に触ってみましたが

いやー、夏用のスラックスは本当に薄いですね。
よーく見て見ると、私が穿いてる下着が透けるぐらいの勢い。
あ、安心してください、穿いてますので。

でも、日本が亜熱帯になったのか
ここまで薄くなっちゃってるんですねぇ。
ただ、ここまで薄ければ暑くないかも。

さらに、最近MUJIで買ってもらった
外用の短パン、ストレッチが効いていて
フィットしつつも楽なんですが
スラックスもストレッチが効いていて

「膝のところが出難く、動きやすい」

作りになっています。
いや、素材も進化するんですなぁ、さすが日本。

ですが1点気になったのが

「ウェストもゴムが入っていて伸縮します」

とのこと。
そうか、こっちもストレッチが効くのか...
確かに町を歩いていると、ベルトをしないでパンツを穿いている
女性を見ると、最近はウェストにゴムが入ってるのを
穿いている人が多い(これって流行、なんですか?)

これなら、食べ過ぎた時もラクラク
と、思った瞬間、いつもスーツを作ってくれている友人
の顔が思い浮かんだ。


「ウェスト出しはできますが
 新村さんがサボって太らないように
 ウェスト出しの時は料金2倍にしましょう」

って言われてるんですよね。
それが、なんとなくダイエットの動機になっていたんですけど
もう、このスラックスを穿いてしまうと
その「タガ」が外れちゃうんだろうなぁ。
ルビコン川を渡ったんだろうか。

と、今日も暑そうですが、ちょっと走ってこようかな。
ということで、今日もよろしくお願いします!!!