赤カブト

【商品市況概況】 2023年9月20日 市況

タカ派FOMCを受けて軟調

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場は総じて軟調な推移となった。注目のFOMCは予想通り利上げは見送られたが、年内の利上げがFOMCメンバーの過半を占めていたことを受けて、金融引締め再加速観測がリスクオフ姿勢を強める形となった。

非鉄金属は中国の住宅取得規制一部緩和を受けて上昇しているが、時間的に
FOMCの結果は織り込めていない。

FOMCは足下のインフレ率の高さを指摘、来年以降も粘着質なインフレが継続することを警戒して利下げのペースは前回のFOMCから緩やかになっている。

今のところ年後半から年前半に掛けて景気が減速、早ければ春頃から回復に転じる、というのがメインシナリオであるが、金融緩和ペースの鈍化を受けて、回復ペースは緩やかなものに止まることが予想される。


また小さなニュースであるが、英スナク首相がガソリン車撤廃の時期を2030年から2035年に延期することを表明した。

弊社がこれまで指摘している様に、現在の欧州の「持続可能な社会のための脱炭素のスケジュール」自体が持続可能ではない恐れがあり、実際、景気が悪くなる中で補助金を付けつつ脱炭素を進める、というのが現実的ではないことに気付き始めていると言える。

このことは、過剰な脱炭素向けの投資ペースの鈍化に繋がる可能性があり、
来年以降、中国の景気が循環的に底入れした場合の非鉄金属価格の上昇ペースを緩やかなものにすると考えられる。


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【雑感】
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【赤カブト】

昔、大量のカブトムシを育てていたのは
このコラムを長く読んでいる方はご存じだと思います。

余りにタマゴを生みすぎて
最終的には30匹ぐらいになってしまい
近所の幼稚園に寄付させてもらいましたが
あのまま育てていたら
恐らくマット代(昔で言う、腐葉土ってヤツですね)だけで
大変なことになっていただろう。

で。

ヤマトカブトはだいたい真っ黒な色をしているンですけど
雄雌が真っ黒な親から生まれたカブトムシは
かなりの確率で真っ黒なのが生まれるんですが
ごく稀に、体が赤みがかった「赤カブト」が
生まれることがあるんですよね。
育てたことがある方はわかると思いますが
赤カブトが出てくるとかなりテンション上がるんですよ。

で。

この前、娘とカミさんが自宅の作業机で話をしていた

カミさん「髪が明るい茶色でステキね」

娘「そう?」

って話をしていたので

私「そうだね、赤カブトみたいだね」

カミさん・娘「...」

カミさん「ちょっと...それはちっとも嬉しくないと思うんですけど」
 もうちょっと良い例えないの??」

ですね...非常に希少価値が高いものの例えなんですけど
だめですかそうですか。

本日もよろしくお願いします!