【商品市況概況】
「中国の経済統計を受けて下落」
昨日の商品価格は軟調な推移となった。中国の利上げ観測の強まりと、米経済統計の好転並びにリスク回避の動きでドルが強含んだことが材料となった。
中国の一連の経済統計は好調な内容であったが、その反面、中国の景気に過熱感があることを示す内容であり、CPIの水準も高かった。これに伴い、従来市場で懸念されている中国の利上げの可能性が高まり、中国の需要が減速する可能性が強まったことが主な売り材料となった。特に、ベースメタルは中国が最大の需要国であり、かつ、中国正月を控えて積極的な売買が手控えられているため、調整圧力が強まっている。
また、米経済統計の好調を受け、ドルが上昇したことも弱材料視された。ドルの上昇はドル建て資産である商品のマイナス材料になる。
昨日は金融政策の変更観測を受けて多くの金融商品に利益確定の売りがでて水準を切り下げたが、農産品セクターだけは上昇している。これは、経済統計の好転が示すように世界景気が回復基調にあり、コモディティセクターの強基調が維持される可能性が高いと判断される中、割高な商品を売却し、割安な商品に入れ替えるという動きによるものであると考えられる。金利の影響を排除した実質価格ベースでは、金や銅等が割高な水準にあるが、農産品の水準は相対的に割安である。
「LME在庫の増加」
LME在庫が増加している。特に鉛は3日連続で大幅な在庫増加となった。この内訳はシンガポール、マレーシア等の中国周りでの在庫増加であり、中国正月を控えた実需の一時的な減速と、価格j高騰に伴う買い手控えの影響によるものとみられる。
この動きは少なくとも中国正月明けまでは続くと見られる。恐らく中国正月明け以降に中国勢の買いが復活すると予想される。今年は中国の第12次5ヶ年計画の初年度であり、投資意欲が盛り上がると期待されるためだ。また、民間セクターの投資拡大は政府の方針によって抑制される可能性が高いが、温家宝首相がウェブでコメントしているように、国家として2011年は中小住宅供給を増やす見通しである。
民間セクターの減少分を公的セクターがカバーすると見られることから、引き続き中国の素材需要は今年も旺盛であると考えておくべきだろう。
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):26.63(+0.65)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):308.92(+0.00)
【雑感】
今週発売の東洋経済、「資源」特集らしいのですが
弊社が何ページか担当させていただきました。
ご興味のある方は是非、ご一読下さいませ。
子供には好き嫌いなくご飯を食べろ
と言っているのだが
どうしても野菜を食べてくれない
こどもにはそういった偉そうなことを言っておきながら
私実はキュウリが食べられない。
社会人になるまで普通に食べられたのだが
突如、食べれなくなった。
後に知ることになるが、私のいとこは殆どキュウリが食べられないらしい。
で、最近はキュウリ嫌いが加速し
メロンもスイカも駄目だ。
こんなことではいけないと
かつて働いていた銀行の社食で
冷やし中華を食べたことがあるが
残念ながら全て胃から出すという
悲しい結果となった。
なので
カミさんも食卓にはキュウリは出さないのだが
もう1つ、食べられるんだけど敢えて食べないものがある
それは納豆。
合宿とかで出てくれば普通に食べるんだが
敢えて食べたくない。
ところがわが子は納豆大好きで、殆ど毎日食べている
しかもやさしいことに、私に「おすそ分け」してくれようとするんですよね...
いくらわが子のものでも
食べかけの納豆はやっぱり食べたくない。
と、こんなことで食育なんてできるんだろうかと
日々、悩んでいます。