カッコ悪い

【商品市況概況】

「マクロ経済統計の改善で上昇」

昨日の商品市場は軒並み上昇した。独ZEW景況感指数の改善、米小売り売上高の改善、FOMCの景気判断上方修正といったプラス材料が積み重なったためだ。但し米経済統計の好調を背景としたドル高の進行がドル建資産の上値を抑えることとなった。欧州は緩やかなリセッション入りしていると見ているが中核国のドイツの経済状態が良好なことから、欧州危機への対応余力があると考えられること、米国経済はFRBが景気判断を上方修正している通り予想以上に改善していることから、商品相場にはプラスの圧力がかかり易い。しかし経済が安定する中では追加金融緩和の可能性が低下するため、金融面ではマイナスに作用することになる。今後もマクロ経済統計を注視する必要がある相場展開が続くことになるが、目先の注目は経済の方向性をみる上では明日のフィラデルフィア連銀指数、ニューヨーク連銀製造業景気指数、改善が続く消費動向をみる上では週末のミシガン大学指数あたりであろうか。これらの統計が改善することで、少なくとも米国の商品需要は増加すると見られ、価格の下値が切り上がることになると予想される。尚、参照する指標が総合PCEデフレータに変更されたが、週末に発表されるCPI・PPIは引き続きFOMCの金融政策を決定する上での重要指標である。



エネルギー価格は上昇した。昨日発表された米欧統計の改善を受けて、エネルギー消費が増加するとの見方が広がったため。但し米統計の改善傾向の持続、米QE3実施の可能性が後退したことに伴うドル高の進行が上値を抑えることとなった。今後は新興国が金融緩和に舵を切る中、金融面が原油価格を下支えするものの、価格上昇が消費に悪影響を及ぼすと見られること、冬場のピークシーズンが終了したことから下値余地を探る展開になると見ている。ベースメタルは上昇。米小売売上高と、独ZEW指数の改善が材料となった。但しエネルギーと同様にドル高の進行が上値を重くした。今後は3月末ん向けて調整すると考えているが、経済状況の改善に伴うセンチメント効果から投機の買いが相場を支える可能性があり、調整幅は大きなものにならない可能性が高くなってきたと見ている。本日の日経新聞に掲載されていた中国の輸入増加であるが、弊社は基本的に中国の基礎需要が堅調であることを背景にするものであると考えている(中国の銅製品生産は過去5年の最高水準を維持)。しかし同時にこの記事が指摘するように借入目的の取引+投機取引の影響も無視できない。今後、金融緩和が進み、与信状況が改善(+金利低下)する中でこの類の金融取引の妙味が薄れると予想され投機面の影響が緩和、更に高水準に積み上がった上海在庫が国内需給を緩和すると見られることから、銅の国際価格にはマイナスに作用することになるだろう。貴金属は金がドル高の進行を受けて下落し、その他の金属は上昇した。弊社の分析では、貴金属は金>銀>プラチナ>パラジウムの順に、「コモディティ性が強い」為、マクロ統計の改善等、景気にとってプラスの材料が出た際には金<銀<プラチナ<パラジウムの順に価格が上昇し易く、昨日もそのようになった。この結果、プラチナと金のネガティブスプレッドは解消するに至っている。



「マイナス金利のポジティブループ」

昨日も商品価格は上昇している。欧米の経済統計の改善と、FRBの景気判断上方修正が材料となったようだ。ここまでの商品価格の上昇は投機が主導だったことは否めない事実であるが、今後は商品の名目価格と実態経済の乖離を埋める上での判断材料となるため、マクロ経済統計の重要性がより高まると考えている。その中で...


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コモディティインデックス】

MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):24.96(▲0.15)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):269.84(+0.45)



【雑感】

最近髪が減ったので
スキーなんかで帽子を長時間かぶっていると
髪がペチャンコな状態になって
相当残念、というか、かわいそうというか
煎じつめると、見た目が恰好悪い。



週末、いっくんとスキーに行った時もそういう状態となった。



私「ああ、パパは髪が少ないから帽子をかぶった後、相当かっこ悪いな...」
いっくん「そんなことないよ。パパはかっこいいと思うよ」



おお!なんと素晴らしい子供なんだろう。
人間、出来てるよな。5歳児のくせに。
いっくん「でも、どちらかというとかっこ悪い時の方が多いと思うよ」



さいですか...orz