カレー屋

【商品市況概況】
「ドル安を受けて上昇」

昨日の商品相場はおおむね上昇した(穀物は下落)。アジア時間からユーロに買い戻しが入り、ドルが下落したことが材料となった(但しドル指数と相関している商品は、エネルギーと貴金属に実は限られており、こうした為替を材料にする相場変動がベースメタルや農産品に与える影響は、持続的ではない)。5月初から始まったファンドの半期決算売りも終焉を迎えつつあり、売り圧力が緩和してきていることが背景にあると考えられる。


エネルギーは上昇した。アジア時間からユーロに買い戻しが入り、ドル安が進行していたことが材料になった。ゴールドマンサックス、モルガンスタンレーが、価格見通しを再び引き上げたことも支援材料となった。ベースメタルは上昇。こちらもユーロ高の進行を受け、安値拾いの買いが入った模様である。貴金属も同様の材料で上昇している。穀物は逆に下落。5月の商品価格調整局面でも強いファンダメンタルズを背景に、他商品に比して大きく下落していなかったが、決算を控えたファンドの売りが入ったものと推察される。


5月中は繰り返しコメントしているようにファンドの半期決算に当たるため、通貨動向や株価動向等の周辺材料の影響を受け、神経質な展開が続くとみられる。商品市場でプレーしているファンドの全てが商品専業ファンドではなく為替や株にも投資を行っており、これらの市場動向によってパフォーマンスが変化するためだ。"




「ファンドの半期決算」

5月の相場は明確な調整相場となった。結局のところ2月からの価格上昇ピッチが速すぎたこと、その上昇の大半を投機資金がドライブしてきたことが要因である。先月末(4月末)の時点で、欧米大手投資銀行が...


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コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):36.26(+0.13)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):323.05(+0.00)


【雑感】
本日、CNBCに津賀田が
NEWS Fineに私が出演予定です。
お時間がある方はご笑覧下さい!



さて。



この前、というか数ヶ月前
子供とカミさんと上野の博物館に、恐竜展を見に行ったとき
博物館内の本屋で「失われた文明の謎」って本を買った。



ワタクシ、正直この類の話が大好きで
子供のころも「タンサーファイブ」というアニメが好きで、良く見ていた。
(覚えている人はほとんどいない)
どんな番組かと言えば、神話や古代文明の謎をタイムマシンで遡り
問題解決したり、謎を明かしたりする番組だ。
クレタ島ミノタウロスの話なんかも紹介されていたように思う。



話がそれた。



で、この本、「教科書で教えてくれること」と「ここが分からない」
という2部構成になっている。
で、正直なところ「ここが分からない」のところの方が面白い。
たとえば「セティ1世葬祭殿」のところには
ここで見つかった壁画(彫刻画)の中に
どうやっても説明がつかないものが存在していること、等が解説されている。
具体的には、どう見てもヘリコプターや潜水艦にしか見えない物体が
紀元前1300年頃の壁画に描かれているのだ。
(セティ1世葬祭殿で検索すると、わんさかヒットするので見てみてください)。



なんて、想像をたくましくさせてくれるような話が満載なのである。
まだ少ししか読んでませんが、時間をかけて読んでいこうかな、と思っています。