ホットドッグ

【商品市況概況】

「ドル高進行で下落」

昨日の商品市場は軒並み下落した。この数週間の上げ幅が大きく、上げを主導してきた投機筋が3月末を控えて利益確定売りのタイミングを探していたが、ドル高が継続していることが材料となったようだ。但し経済統計の改善も持続しており、積極的に売りを入れる環境でもないことから下げ幅は限定されている。本日はフィラデルフィア連銀指数、ニューヨーク連銀指数が発表される。通常これらの統計は商品価格との相関性が高いが、相場や景気の転換点ではこの指標と商品価格の動きが乖離することが多く、足元相関性が急速に低下しておりこれらの指標の商品価格に対する説明力は高くない。しかしこれらの指標は株価や為替の変動を通じて商品価格に影響を与えるため、本日の材料としては重要であろう。



エネルギーは下落した。目立った新規材料がない中、ドル高が進行したことが材料となった。そもそも冬の終了に伴う季節要因が剥落していること、イランからの原油輸出も実質的に止まっていないことからファダメンタルズは強くない。但しイランとイスラエルが戦闘状態に入った場合には原油輸出が停止することからBrentベースで140ドルを超える上昇になってもおかしくない。当面はイラン問題の進捗状況を睨みながら、高値での推移が続かざるを得ないだろう。ベースメタルも下落。中国の全人代が終了、温家宝首相が会見で「住宅市場規制を継続」と表明したことが売り材料となった。こちらもエネルギーと同様に投機主導の上昇であったと考えているが、住宅市場規制の強化や、金融緩和による金融機関の与信姿勢の緩和に伴うファイナンス取引の需要減少によってベースメタル価格も調整することになるだろう。但し世界景気の二番底入りが回避され、(ファイナンス取引の緩和圧力になるが)金融緩和は基礎的な実需の押し上げ要因となることから下値は徐々に切り上がっていると考えられる。貴金属は金が大幅に下落、その他のメタルも調整した。一昨年からの金価格上昇は、欧州危機が顕在化し、市場参加者がリスク資産投資の再配分を行う中でユーロから準通貨である金へ投資対象が移行することによって発生したと整理できる。しかし欧州危機が一旦落ち着き、今後の展望も昨年末頃に比べると改善していることからこのアセットのリアロケーションの動きが一旦終了していると考えられる。その意味で金価格はドル動向に敏感になっており、昨日もドルが強含んだことから水準を切り下げる動きとなった。この下落によってプラチナと金のスプレッドはネガティブスプレッドが解消し、ポジティブスプレッドを拡大している。




「クッシング在庫とWTI/Brentスプレッド」

昨日の在庫統計は原油在庫は稼働率の低下で前週比+180万バレルの増加となった。180万バレルの在庫増加のうち、250万バレルはクッシング在庫の増加によるものである。クッシングにはカナダからパイプラインを通じて原油が供給されているが...


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コモディティインデックス】

MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):25.43(+0.47)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):269.84(UC)



【雑感】

昨日、とあるニュースで



「1日1個のホットドッグを毎日食べると、心臓疾患ないしはがんで死亡するリスクが高まる」



とあった。
赤身肉消費の健康に関する影響調査で明らかになったらしい。
毎日、ではないが、毎朝ドトールでホットドッグを買って食べている私はどうなるのだろうか?
やはり心臓疾患とか、がんの可能性が上がるんだろうか。



普通の赤身肉を食べている人間の死亡率は、何も食べていない人に比べて13%死亡リスクが高いらしい。
私の様なホットドックを食べてる人間は、その死亡率が20%に跳ね上がるらしい。



おお!恐ろしい...
もう、明日から食べない方がいいんじゃないか?
でも、後ろの方にこの研究をやった先生は



「赤身肉をごちそうや香辛料のような役割の物、他の食べ物の代替として摂取する程度なら、
外見や内面も良くなり、体重が落ちて健康が増進されるだろう」



とおっしゃっている。
ええっ!?
なんだかさっぱり分からないんですが。これ何語?



食べていいんですか、悪いんですか?
死亡率が上がるんですか、上がらないんですか?
健康になったり、外見も良くなったりするんですか?
二番じゃダメなんですか?



そもそも、「死亡率が20%に跳ね上がる」というのが良くわからない。
何歳までの死亡率なんだかも良くわからないし...
それに、いろいろな条件がついてると思うんですよね。
ホットドッグを食べる代わりに他の食べ物を食べていない場合、とか...



と、考えていたらもうどうでもよくなってきた。
明日もホットドッグを食べてやる。