クレオパトラ

【商品市況概況】

「米景気と中国ロックダウン懸念で軒並み大幅下落」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品価格は特殊な事情がある商品を除けば大幅な下落となった。ここに来て急に、米国のリセッションへの懸念が強まったことが背景。上昇となったのは「ロシアの嫌がらせ」を受けているスポットガスとLNG

昨日の値動きをみるに、特段手がかり材料がない中で日本時間の10時ちょうどから原油価格の下落が始まり、期待インフレ率の低下を助長してその他の商品価格を押し下げた。

特に景気循環系、インフレ系資産は期待インフレ率(10年ブレークイーブンインフレ率)の説明力が高く、この水準が低下することは、恐らくプログラム売買をしている投機筋などの売りを誘いやすい。


また、弊社の下期見通しのリスク要因ととして挙げていた「中国の再ロックダウン」が、経済規模2位の江蘇省で発生する懸念が強まっていること、上海でも大規模検査が始まっていること、マカオでも感染が拡大していること、など、顕在化しつつ有ることも、鉱物資源価格の下落要因となった。

7月1日に価格見通しをアップデートしたばかりであるが、特に鉱物資源に関しては中国のリスクシナリオが顕在化していることもあり、恐らく見通しよりも低い水準で推移することになりそうだ。

 

【雑感】

クレオパトラ

今日は連載の原稿はちっとも良いネタを思いつかないんですが
雑感の方では結構な数、神が降臨したので
在庫が少し増えましたよ。
原油とかガソリンとかも、神が降りてきませんかね...

さて。

仕事でインターネットを使っていると
いろいろな広告が出てくる。
別にやってる訳じゃないんですけど
三國志とか、信長の野望の亜種が相当表示される。

当然ですが映像的には非常にカッコいいし
出てくるお姫様は美人だ。
当然、ここに出てくる武将がダサメンで
お姫様もがっかりな見た目だったら
全くゲームをやる気がしなくなるからだろう。

でも、実際はむしろかっこ悪いけど強い武将とか
美人じゃないけどお姫様、という人々が歴史を作ってきたわけで
衝動的な理由で歴史が動いた訳じゃないんだろう

と、いったどうでもいいことを思うとき
いつも思い出すのが「クレオパトラ」と「楊貴妃」である。
紀元前、古代エジプトプトレマイオス朝のファラオ(女王)である。

彼女はプトレマイオス朝最後のファラオで
彼女の鼻がもう少し低かったら歴史が変わったかもしれない
って言われるぐらいの美人だったらしい。どんだけ美人だよ。

よく、「世界美人ランキング」ってネットで出てきますけど
毎年1位になるような人を見ても、決して歴史が変わるような感じはない。

で、ちょっと調べてみました。
この頃のローマ方面の世界史はナントカ2世とかキングザウルス3世とか
全く頭に入らない名前の人達ばかりなので、本当に覚えてないんですよね。
間違ってたらすみません。

で、ざっとまとめると以下のような感じ。

クレオパトラは共にエジプトを治めていた
弟のプトレマイオス13世にエジプトを追い出され
ジュリアス・シーザーカエサル)の力を借りようと接近
シーザーも籠絡されて、クレオパトラにお願いされるまま
プトレマイオス13世を倒してエジプトの女王に返り咲く。

次に、シーザーがブルータスに暗殺されると
未亡人になったクレオパトラ
マルクス・アントニウス(シーザーの死後、三頭政治の一頭として権力を
握っていた)が接近、彼は奥さんが居るにもかかわらず
クレオパトラの美貌に籠絡され結婚

ただ、この人の奥さんはオクタビアヌス(シーザーの姪の息子)の
お姉さんであり、怒ったオクタビアヌスにエジプト軍が滅ぼされる

一番苦手な古代ローマ前後の世界史ですが恐らくこんな感じかと。
間違ってたらすみません。


1人の女性を巡って戦争が起きて、国が滅びるって
どれだけ美人だったのか、という気もしますが
ものすごく冷静に考えると、
「女子の求めるままにエジプトを攻撃した」というよりは、
そもそも攻撃するつもりだったけれど
クレオパトラを攻撃する口実に利用した、というのが正確なんでしょう。
美人を巡って腹が立ったから攻撃して自国民の生命を脅かすってのは
まさに傾国ですから、さすがにない、と思いますけど。
でも口実に使われてしまうぐらい、美人だったんでしょうねぇ...

あ、楊貴妃も調べて書こうと思ったら余白がなくなった。
また明日以降、気が向いたら書きます。
う、雑感書くのに30分もかかってしまった...

暑いですね!
今日も1日、よろしくお願い致します!