【商品市況概況】
「米CPIショックで総じて軟調」
【昨日の市場動向総括】
昨日の商品価格はその他農産品と、自国通貨建ての商品価格が上昇したが、その他の景気循環系商品、特にインフレに連動しやすい商品(金など)が下落した。
注目の米消費者物価指数が市場予想を上回る物価上昇となり、今後のFOMCで
75bpの利上げがほぼ確実になったことがファイナンシャルな面で商品価格を下押しした。
なお、米国のエネルギー価格はCPIに対してマイナス寄与となっているが食料品や居住費はまだプラスであり、FRBの金融政策がインフレ抑制に期待したほどの効果をもたらしていないことが確認されている。
昨日のCPIを受けてFed Watchでは75bpの利上げの可能性が67%と前日の91%から低下、代わりに「100bp乗り上げ」の可能性が33%(前日±0.0%)に上昇している。
さらに、11月のFOMCでも9月に続いて75bpの利上げの確率が43.4%(前日14.1%)と上昇している。さらに11月も100bpの利上げを予想する市場参加者も増えてきた。
ここで懸念すべきは、弊社がリスクシナリオとして想定していた「米国の金融引締め加速にも関わらず、物価が下がらず、さらに引締め過ぎて景気がクラッシュする」ケースが顕在化するリスクが高まっている点である。
これらの消費者物価や雇用、賃金といった項目は景気の遅行指標であるため、まだそこまでの過度な金融引締めにはならないとみているが、頑張っても3%程度が限界(かもしれない)ところを2%を目指して金融引締めを行えば、景気がクラッシュする可能性は高まることになる。
インフレ率は何パーセントが適切か?の議論は今後、重要になるのではないか。
【雑感】
雑感を楽しみにしています、といわれ
今日はそれだけで元気になっています。
さて。
忙しい時に限って現実逃避をしたくなる
というのは恐らく古今東西同じだと思うんですが
この2~3年、コロナの影響もあって
これまで読んでなかった漫画などを
大人買いどころか、おじいさん買いぐらいした結果
ほとんど読みたいものがなくなってきた
さらに、私が登録している電子書籍のサービスは
登録をしておくと勝手に新刊を買っていくので
きがつけば読んでいない漫画が10冊とか20冊になっている
いくらマンガが好きでも、これを読むのは本当に苦行だ。
でも、例えば、正直ベースなんですけど
批判を恐れずに言いますけれど
ってマンガ、あるじゃぁないですか。
私読んだことはなかったんですけれど
私の友人の男女とも「このマンガが今までで一番好き」という人が
余りに多いため、読み始めたんですけど
気がついたら100巻超えてるんですよね...
で。
初めの頃はそれほどこってり描き込んでいなかったんですけれど
マンガあるあるですが、連載を重ねることに作家さんの画力が上がり
そのせいか、1ページ1ページ、1コマ1コマの描き込みのレベルが
ハンパ無いんですよね...
で、正直読んでいて疲れるのと、書き込み度合いが高すぎて
もう、セリフとか、横の注釈で
「●●勝利」
とか書いてくれないと、最早どちらが勝ったかすら把握できない状態。
さらに言えば、HUNTER×HUNTERと同様で、各地でいろいろな人が
闘っているため、どこの誰がどこでどうなっているか
ちっとも理解できないんですよね...
ああ、歳を取ったよな。
イメージ、テレビで方言のママしゃべるおじいちゃんとか
おばあちゃんのしゃべっている言葉を
多分日本語なんだ、ということは理解できるんだけれど
字幕がないと理解できない、というのと感覚が似ている。
もう、ONE PIECEも1コマ1コマ、どっちが勝ってる、負けてると
説明してくれないと付いて行けなくなった。
と、書いていてハタと思い出した。
まだ実家で暮していた時に母親とスター・ウォーズとか
その他の推理小説を映像化したドラマなど
やや複雑な映画やドラマを見ている時に、母親から
「これ、善い人?悪い人?」
とよく聞かれたことを。
「そんなのも分からないでみてんの?」
「だって映像がどんどん変わって、難しくて着いていけない」
と、はははさみしそうに言ったことを。
でも、このときの自分の言葉が51歳になった私にそのまま突き刺さっている。
母親のその時の私への質問は、私のONE PIECEの感想そのままだ。
嗚呼、マンガを読んで自分が年老いたことと
もう少し、親孝行しなければならないと思った
週の初めでした。
さあ、出社前に走ってくるか、な。
老化防止、筋肉貯金ぐらいはしておこう。
今日もよろしくお願い致します!