【商品市況概況】 2023年5月30日 市況
「米引締め観測で軟調」
【昨日の市場動向総括】
昨日の商品市場はその他農産品や発電燃料の一角が上昇したが、総じて水準を切り下げる商品が多かった。
米国の経済統計がやや強気な内容となり、米FRBの6月利上げの可能性が高まる中、ファイナンシャルな面での価格下落を見込む売りが入る一方、米債務上限問題の楽観によるリスク選好が相殺氏合う形となったが、ファイナンシャル要因がこれを上回ったと考えられる。
足下、欧米の利上げは続いているものの、中国などはほぼデフレの様相を呈しており、世界的に状況が二極化している状態。
日本は日銀植田総裁誕生後、YCC解除への期待が高まったが恐らくデフレ組に入るか、インフレ組に入るか微妙な状況にあると考えられる。
デフレに戻り異例の政策を将来にわたって継続せざるを得なくなるリスクを考えると、多少現状でリスクが発生したとしても緩和を継続し、賃上げが物価上昇を吸収できる状態に、という判断になっているのではないか。
ただ昨日は、円安が加速すると消費者物価指数が過度に上昇して個人消費を圧迫するため、財務省・金融庁・日銀の三者会談でスピード調整を行ったようだ。
基本、日本の輸出企業は円安がメリットになるが、GDPの6割を占める個人消費や内需系企業には円安はマイナスに作用する（インバウンド消費は統計上は輸出に分類される）。
これは個人に限らず、企業の調達部門も同様だろう。今のところドル建て資産価格に下押し圧力が掛っているため円安効果が相殺されているが、仮に年末～年始に掛けて価格が反発した場合、為替の水準がかなり円安にシフトしているため、その上昇ペースが速くなるリスクは無視できない。
価格下落時こそ、価格上昇への備えをするタイミング、といえるだろう。
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【推しの子】
推しの子、この数日でオトナ買いした11巻
全部読みました。
マジで面白かったです（というかまだ話は続いていますが）。
それこそ光源氏の頃から恋愛のお話なんて
数え切れないくらい日本にはあるわけで
設定もこれ以上ないってぐらい掘り下げられすぎていて
もう、これ以上進めないと
くじけそうになる人がたくさん居たはずですが
いやー、才能ある人ってのはいるもんですね。
読んでない人もいると思うのでネタバレに直結する話は書きませんが
緻密な取材（多分してると思う）と構成
御自身が詳しいと思われる業界の話も折り込み
きちんと伏線を回収、話の途中でも伏線を張って
読者を飽きさせない。
で、バクマンを読んだ時に思いましたが
きちんと終らせるってのも最近の漫画の流行なので
きっとそうなるんだろうなと思うと、読み流しができない構成になっていて
いや、計算し尽くされてるなという感じです。
で、読んでみて、「これ原作は絶対女子だろう」って思える
登場人物女子の感情表現の行間の素晴らしさ。
うーん、自分ではこんなに考えられないよ、とおもって
原作者の方をウィキで調べたら、男性でした。すみません。
さらに、かぐや様は告らせたいの方でしたか．．．
娘がアニメをみている事もあって何となく敬遠してましたが
こっちも読んでみようかな。
でも、荒木飛呂彦先生が
世界観とキャラの設定をきちんとすれば勝手にキャラが演じ出す
って言うように、確かに設定がきちんとしているので
キャラが勝手に物語を作っていきますね、これ。
いや、すごい漫画です。
もう、この週末2周してしまいました。
と、書いていたらアツくなってきて
紙面が足りなくなりました。
次はかぐや様を読むか．．．って全28巻！？
最近オトナ買いが過ぎるのでちょっと考えるか。
今日の東京は良い天気ですね！
とてもこれから天気が崩れるとは思えませんけど。
皆様あと半日ですが良い週末を！
