ゴールデンカムイ

【商品市況概況】 2024年2月13日 市況

「米CPIを受けて下落 原油地政学リスクを意識して堅調」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場は、原油・石油製品、その他農産品や錫など供給面が意識された商品価格が上昇したが、工業金属、貴金属などは広く売られる形となった。注目の米CPIが総合指数・コア指数とも市場予想通りの減速とならなかったことで、金利高・ドル高となったことが影響した。

米CPIは総合指数が前月比+0.3%(市場予想+0.2%、前月+0.2%)と伸びが加速、コア指数も+0.4%(+0.3%、+0.3%)と伸びが加速した。

「このペースで行くと」を示す、前月比を年率換算した上昇率は総合指数が+3.7%、コア指数が+4.9%となり、とても利下げを容認できるような上昇率ではない。

しかし、CPIはラスパイレス方式(ある基準時点の品目ウェイトを利用して求める)を採用している一方、PCEはフィッシャー指数(ラスパイレス指数と、パーシェ指数(比較する時点のウェイトを元に算出)の幾何平均)を採用しているため、よりPCEの方が実態に近いとされ、FRBもこちらを重視している。

直近のPCE価格指数は総合・コアとも前月比+0.2%であり、年率換算すると+2.4%となる。こちらを重視するならばインフレは鈍化していると考えて良い。

しかし、足下の雇用関連統計の強さを考えると今月末発表のPCE指数が上昇する可能性も排除できず、引き続き物価関連統計には注目する必要がある。

なお、金価格を始めとしてインフレ系資産(ほとんどの商品がインフレ連動資産だが)ヘの影響が大きい米物価連動債の参照物価指標は全米都市部の全対象消費者物価指数(CPI-U Consumer Price Inex for All Urban Consumers)で有るため、昨日発表のCPIの影響は小さくない。


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ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイ見てきました
そもそもこのマンガ、31巻が最終回なので

「これを2時間半で終わらせるのって無理なんじゃね?」

って、思ったらやっぱり無理でした。
1月公開でもういろいろ書かれてるので少し書きますけど
見た感想は

・原作に相当忠実
山崎賢人さん演じる不死身の杉元は想像以上に不死身の杉元だった
・これ、あと何回映画になるんだ...

ってところでしょうか。
現在、実写にマンガと異なる脚色を入れることに関して
非常に大きな問題になっていますが
見た感じ、2時間半の映画に収めてクライマックスを持ってくるため
多少の脚色やマンガに出てくるエピソードの前後がありますが
セリフもほとんど一言一句違わず同じなので
相当、原作の野田サトル先生と擦り合わせたんだと思います。

で。

不死身の杉元も、自分が想像していたよりも杉元でしたよ。
これは実写の方が、なぜ杉元が不死身かよく表現できてました。
マンガではさらっとですが、強いんですね、と。

また、杉元の演技が非常に好印象で、マンガに出てくるちょうど抜けてる感じが
随所に盛り込まれていたのも良かったですね。
細かくは言いませんが、マンガならではの
「人が飛ぶシーン」
も、ほぼ、マンガのイメージ通り完コピでした。
これ、よくここまで作り込んだよな...

あ、その意味でアシリパさん訳の山田杏奈さんも良かった
原作にイメージ近い。
マンガみたいな顔(昔だったら「面白い顔って意味」の悪口ですが)の
女性っているんですねぇ...いや、可愛かったですよ。
まさか顔まで完コピできるぐらい可愛い女性が存在したとは。
玉木宏も完全に鶴見中尉でした。これも完コピで。

で、最後。
これあと何回映画をやれば終わるんだろうか?ってことですが
あとで自分で確認しますけど
ネットで見ると単行本の3巻分らしいです。

全31巻ですから...あと9回ぐらい映画化するんでしょうか?
1年に1本で10年がかり...ですか。
なので今日の感想は「壮大なエピソード」がまとめでしょうかね。

と、いろいろと言いたいことや話題は尽きませんが
ぜひ、映画館で御確認ください。

皆様、本日もよろしくお願いします!