屋形船は政治家の乗り物?

(市況)

 石油・石油製品相場は下落した。今週はイベントが多い上、本当に長い間続いていた日銀の量的緩和解除が具体的に目前に迫る中、再度ポジション調整の売りが入ったものと考えられる(そもそも、週末を控えたファンドのポジション調整も、行き過ぎの感があったのでこれぐらいの調整は余り不思議ではない)。

 やはり「金融政策が変更される局面では、流動性の低い市場から資金が流出する」ことは事実のようである。

 非鉄金属市場もエネルギー価格の下落を受けて下落した。個別の材料はアルミのTiwai Pointの生産カット(ニュージーランド:350KMt/年、カット率5%)ぐらいであり、インデックスファンド中心に売りが入ったものと見られる。

 やはりIAEAの結論が出るまでは売りで、その結果を受けたイランのコメント、安保理に絡む欧米の発言を受けて月中に向けて上昇、期末に向けて下落、という動きになるんだろうな。

 しかし...インドは戦略的パートナーなので、核技術・核燃料を提供し、イランはそうじゃないんですね。別にイランに肩入れしているわけではないが、「世界の警察」が聞いてあきれる。自分の利益がいつも最優先なのだろうか(すみません。言い過ぎかもしれません)。

(ひとりごと)

 昨日は商品価格は軒並み下落。上がっていたのはココアと砂糖だけ。こんな相場に疲れたので、甘いもので一杯?

 さて。ちょっとお台場近辺を車で走った。
 といっても自分で運転していたわけではなく、後輩が運転していたのだが、面白いものが見えた。

 その日は結構寒く、真冬のコートを着ていなければ辛い気温。レインボーブリッジをわたってフジテレビの方向を見たら、浮かんでましたよ。屋形船。

 屋形船、っていったら何を思い出しますかね。通常は隅田川の花火とか、やはり会社の社長さんか政治家が芸者をあげて一杯、というイメージだ。当然こういうエライ人たちが特別の話をするときだけ、芸者が外に出て。

 ざっと見てみて船が6隻。1隻あたり政治家が2人、芸者が4人、船頭が1人、女中が2人いたとして54名の人間が、悪巧みに加担しているのだろうか。と、真冬の海を見ていて妄想が一人歩きしたが、 本当に政治家が使っているのだろうか?

 いえいえ。調べてみたらいろいろなコースがあるんですな。季節に関係なく。

http://4900yen.com/index-.html 

 でも「もんじゃクルーズ」って...

 船酔する人とは乗りたくない。