超人

(経済関連ニュース)
・11月独鉱工業生産、前月比▲0.9%。
・11月独輸出 前月比▲0.5%(前月改定+0.5%)、市場予想+0.5%。ユーロ高の進行により。
・Q307ユーロ圏GDP確定値 前期比+0.8%(改定値比+0.1%)。
・米MBA住宅ローン申請指数 前週比+32%の706.0、借換指数+54.0%の2,494.2、購入指数+14%の414。米金利が大幅に低下したことから借換が進んだ模様。
・国連2008年GDP見通し  世界+3.4%(2007年実績見込み+3.7%)、先進国計+2.2%(+2.5%)、米国+2.0%(+2.2%)、日本+1.7%(+2.0%)、ユーロ圏+2.5%(+2.9%)
途上国計+6.5%(+6.9%)、中国+10.1%(+11.4%)、ブラジル+6.5%(+6.9%)、インド+8.2%(+8.5%)、FSU+7.1%(+8.0%)、ロシア+6.5%(+7.5%)
軒並み前年比マイナスに。米国経済の最大の不安要因は米国、との指摘。
・米国株は上昇。一昨日の大幅下げの反動で買戻しが入った模様。この上昇で昨年11月の安値12,724㌦を回復している。特段の新規材料があったわけではないようだ。ドルは対円・ユーロで上昇。独鉱工業生産の悪化といった独経済指標の悪化を受けて。

穀物市場サマリー)
・大豆は下落。アルゼンチンの降雨予報等が圧迫要因となった。
・トウモロコシは行って来いで小幅安。金の上昇を受けた投機筋の買いが入っていたが、原油相場の下落を受けて引けにかけてう売られた。
・小麦は下落。投機筋がトウモロコシ・大豆への投資を増やすとの見方から。下のCFTCポジションでもIndexファンドの小麦のネットロングポジションは大豆・トウモロコシに比して大きく縮小している。

非鉄金属関連ニュース)
・貴金属は堅調。原油高や質への逃避の継続で金は上昇が続いているが、NY時間の取引後半に原油が下落に転じたことから売られ、上げ幅を削る展開。銀も同様。プラチナはドル高の進行を受けて小幅下落したが、10日移動平均線のサポートを割り込むには至らず。パラジウムはしっかり。

・上海先物取引所の金先物取引開始。取引初日は値幅制限一杯の10%上昇。
・上海銅と亜鉛は値幅制限一杯の4%上昇。需要拡大観測等で。
・チリ銅委員会 2008年の世界の銅需給は49KMtの供給不足に。2009年は349KMtの供給過剰になる見込み。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計 原油▲6.7MB、ガソリン+5.2MB、ディスティレート+1.5MB、稼働率+1.9%
・ナイジェリアの武装勢力、石油会社に大規模な攻撃を仕掛ける予定である、と発表。
・BP Carson製油所(265.5KBD、カリフォルニア、P5)、FCCユニットをメンテナンスのため稼動停止。

(商品市況概況)
「下落」
昨日の商品価格は概ね下落している。非鉄金属は運用資金の流入で銅が牽引役となり上昇を続けてきたが、年初からの上げ幅が大きすぎたことやドルが上昇に転じたことから一服、他メタルも追随する動きとなった。エネルギーは米在庫統計を受けて上昇後、下落。貴金属は上海金先物取引の開始に伴う取引拡大観測と、引き続き起きている質への逃避の動きが継続、堅調な推移となっている。
 今後については、欧米金融機関の著しい信用悪化懸念が後退してはいるものの、米景気の減速の可能性は引き続き高く、実需の減少を映じて当面軟調な推移が続くことになろう。米国経済の失速は、市場参加者のセンチメントの悪化を映じて買い意欲をそぐ可能性が高いため、引き続き相場の撹乱要因になると考える。ただし非鉄金属・エネルギーの需要は最大消費国中国やインドといった新興国の需要が引き続き旺盛であることから大幅な価格調整はないとする従来の見方を変更する必要はないと考える。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は下落した。年初から新年度の運用資金の流入(Dow Jones AIG indexのコモディティインデックスの銅への投資比率引き上げ(+0.85%))が続き騰勢を強めているが、200日移動平均線の大きなレジスタンスラインを上回ることができず、ドル高の進行もあって下落に転じた。上海在庫が8週連続で減少、繰り返しコメントしているように中国の需要が引き続き旺盛であることが買いの背景にある。LME在庫は▲225Mt減少、ベルギー、米国で増加、ロッテルダム、ドバイで減少している。(FSCは3.8日)、(キャンセルワラント率は12.8%)。米国、韓国で在庫が増加している。売買高は11,847枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブの形状は略変わらず。C-3(Cash vs 3M Fwd)は17㌦コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の亜鉛価格は下落した。銅価格の上昇と、Dow Jones AIG indexへの組み入れ比率上昇(+0.23%)から買いが続いていたが、銅価格の下落やドル高の進行を受けて一応見通しどおり50日移動平均線のサポートをトライし、割り込んで引けた。LME在庫の減少は材料視されていない。LME在庫は▲125Mt減少、英国、ドバイで在庫が減少した。FSCは3.0日(キャンセルワラント率は3.8%)。売買高は7,368枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン低下しフラットニング。C-3は12㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の鉛価格は下落した。略引序盤、銅価格の上昇を受けて強含む局面もあったが、銅価格が上げすぎへの警戒感とドル高が進行したことから下落に転じたため鉛も連れ安となり、結果的に予想していた10日移動平均線のサポートラインをトライする展開となり、結局この水準を下回って引けた。LME在庫は+100Mt増加、イタリアで減少、米国で増加。(FSCは1.5日、キャンセルワラント率は5.8%)。売買高は1,198枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン低下し、ベアフラットニングしている。C-3は8㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のアルミ価格は下落した。アルミも銅や亜鉛と同様、DowJones AIG indexの投資比率が引き上げられた(構成の前年比+0.3%)非鉄金属であることから銅と同様に大幅に上昇したが、銅価格の下落やドル高の進行もあって同様に手仕舞い売りに押された。但しサブプライム問題や国内では建築基準の厳格化といったマイナス材料はあるものの、グローバルに見た場合の建築需要は旺盛であり、中国が2008年の後半にネット輸入国になる可能性があることを鑑み、期先は買いが進んでいたが、ここに来てフロントエンドのスプレッド拡大に注目した買いが入っているものと推察される。LME在庫は+375Mt増加、米国で大幅に在庫が積み上がる動きに大きな変化はない。(FSCは8.2日)。(キャンセルワラント率は3.2%)。売買高は11,153枚。イールドカーブの形状は殆ど変わっていない。。C-3は49㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のニッケル価格は下落した。銅価格の続伸を受けて連れ高となり、ドル高の進行、銅価格の下落を受けて水準を切り下げる動きとなった結果、前日比マイナスであった。ニッケル個別の材料があったわけではない。LME在庫は▲120Mt減少、ロッテルダムで減少、米国で増加している。(FSCは11.3日)、キャンセルワラント率は3.9%。売買高は2,093枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。C-3は285㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の錫価格は下落した。錫はファンドの運用対象となりにくいため、一昨日の米国株安を受け、終始軟調に推移した。LME在庫は前日比変わらず。(FSCは11.7日)、キャンセルワラント率は4.39%。売買高は226枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン低下。C-3は130㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。

(エネルギー)
 昨日のNY原油価格は上昇後、下落した。注目されていた米在庫統計は原油在庫が大幅減少、石油製品が大幅に増加する内容であったが、原油在庫の減少幅が予想をはるかに上回るものであったことから統計発表直後に上昇、10日移動平均線レジスタンスラインを上抜けしたが、ガソリン主導で下落に転じ結果10日移動平均線を下回るレベルで引けることとなった。イールドカーブは期先の下げ幅が大きいが略パラレルに低下。Brentも同様に上昇後、下落した。イールドカーブは略全ゾーンパラレルに低下。
 石油製品も大幅に下落。RBOBは統計で原油在庫が大幅に減少したことを受けて上昇したが、10日移動平均線レジスタンスラインを上抜けできなかったこと、ガソリン自体の統計はベアであったことから下落に転じた。イールドカーブは略全ゾーンパラレルに低下。ヒーティングオイルも下落。こちらは統計がガソリンほどベアではなかったことから下げ幅は限定された(ガソリンの下落は▲1.6%、ヒーティングオイルは▲0.9%)。イールドカーブは略パラレルに低下。ICEガスオイルは小幅上昇。相場展開はガソリンとヒーティングオイルと同様であったが略行って来いの展開で結果的に前日比プラスのままで引けている。イールドカーブは期近が上昇、期先が低下しツイストする形でスティープニングしている。

(ひとりごと)
我が家の息子は今10ヶ月であるが、超人だ
通常、お昼寝も含めて一日の半分ぐらい寝てくれていてもおかしくないはずなのだが

夜は3回ぐらい起きるし
日中は殆どお昼寝しないし

日々ニコニコしているので、まぁ、彼的には別に問題ないんだろうが
まるで長期のリーブオーダーを預かって、不安で眠れないセールスの人間のような生活だ
そんなところまで父親に似てくれなくても良いのに。

なので、生まれたばかりなのに、寿命を縮めているんじゃぁあるまいな、と思い
不安になる今日この頃である


どの家もこんなもの??