温水プール

【商品市況概況】
「米雇用統計は予想通り改善」
 昨日は欧米主要商品市場はクローズであった。夜間には票された米雇用統計は市場予想を下回ったものの、米雇用環境の改善を示すものであり、為替市場はドル高で反応することとなった。この統計に対しガイトナー米財務長官も米景気の回復に自信を示している。今後については米国での金融緩和解除の話がクローズアップされることになるだろう。しかし正常化の過程の中で、米長期失業者数が過去最大に達していることも考慮に入れると、当初の見込み通り夏ごろの緩和解除になるのではないだろうか。そうなると、商品価格は政策以降の過渡期にかけて上値余地を探ることになるだろう(その後下落)。
 米株との相関性を高めているエネルギーは原油で94ドル程度までの上げ余地があるとみられる。非鉄金属は主要消費国である中国の需要が減少すると見られることから年末にかけて調整する可能性はあるが、上期いっぱいは低金利政策と景気回復に伴う在庫積み増し(特に北米でその余地があると考えられる。在庫循環の在庫積み増し局面入りしている可能性が高い)によって堅調な推移になるだろう。
 
 今後は中国はもちろんであるが、インド、インドネシア、ブラジル、アフリカといった国々の動向に注目するべきである。その国の爆発的な経済の拡大を議論するときに用いられる「人口ボーナス」がある国々の商品需要は、株価の上昇とともに増加すると考えられるためである。人口ボーナスとは簡単に言えば、稼ぎ手である若年層の人数が、高齢者よりも多い国のことで、国が成熟するにつれてこの数値は逆転し、日本のような高齢化社会に突入する(日本の人口ボーナスのピークは1990年)。
 この人口ボーナス期は国の歴史で1回しか訪れないと考えられており、この人口ボーナス期を過ぎた国の景気は、移民の受け入れ等の若年層の拡大政策をとらなければ通常であれば横ばいないしは縮小していくことになる。商品需要が高まっている国々は、まだこのボーナスを使っていないため、特にこれらの国々のGDPや株価動向は重要な指標となる。意外かもしれないが中国はこのボーナス期が2015年に終了するといわれている。一人っ子政策のためである。今後も中国は商品価格動向を決定するうえで重要な国であり、人口ボーナス期が終わったとしてもその需要が急速に減少することはないと考えてはいるが、潜在的な成長力の大きな国が中国のほかにもあり(というよりも、政策によって中国の人口構成がゆがめられてしまったことが問題)、商品相場を見るうえで中国の影響度は2015年をピークに徐々に低下していくことになるだろう。


【経済関連ニュース】
・3月米雇用統計 非農業部門雇用者数 前月比+162千人(前月改定▲14千人(速報比+18千人))、失業率9.7%(前月改定9.7%)。



【為替(FX)・株】
NY Dow  :Close
S&P500   :Close
NIKKEI225 :11,286.09(+41.69)
JPY/USD :94.61(+0.79)
USD/EUR :1.35(▲0.0085)


・ドルは対ユーロで上昇。注目の米雇用統計が米雇用環境の改善を示すものであったことから。円も対ドルで大幅に続落。
日本株は大幅に続伸。好調な経済統計を背景に欧米株が大幅な上昇となったことから。


穀物市場サマリー】
Cbot Wheat :Close
Cbot Corn :Close
CSCE Sugar :Close


非鉄金属・貴金属】
Comex Gold :1,125.10(Close)
Nymex Platinum :1,669.8(Close)
Baltic Dry Inex :2,991.00(▲7)
Iron Ore :0(▲156.3)

Copper 3M :Close
Zinc 3M   :Close
Lead 3M   :Close
Aluminum 3M :Close
Nickel 3M :Close
Tin 3M   :Close



【エネルギー関連ニュース】
WTI :Close
Brent :Close


【ひとりごと】
昨日は朝方猛烈な風雨のため、部屋でのんびりしていた。

午後になったら嘘のような晴天。
山の天気は変わりやすいというが、本当にそうだ。

でも、予定通り温水プールを決行。
びっくりしたんだがこのホテルのプール、でかい波のプールになっている。
ものすごい数の人たちが波に乗って遊んでいた。


うーん。


ちゃんと調べてないが、1990年代のバブル後半にできたような感じである。
償却負担と維持費がかかっていたのも当然か...
値段設定が微妙に高いのも、こうした施設は引き続き維持費が高いんだろうな。
それと内ぶろは24時間風呂なので、その分の光熱費か...


おっといけないすぐに仕事になってしまう。
ごめん、わが子よ。なんて思いながら子供と遊びました。



そしたら今朝は子供が朝からぐったりしている。
疲れた時におなかに来てしまうのだ。
かわいそうに...ごめんよ。
今から家に帰ろうね。