【商品市況概況】
「金融引き締めの衝撃」
昨日の商品価格は軒並み大幅な下落となっている。材料は予想外に中国が利上げを行ったためである。これは、今週発表される中国の経済統計が良い内容になることが分かったために事前に利上げを行った、又は、週末のG20を睨んだ動き（こちらの方が可能性が高い）、のいずれかの動きであろう。但しこのタイミングでの利上げ実施は市場は想定していなかったため、急速に全ての商品に手仕舞い売りが相次ぐこととなった。しかし、ファンダメンタルズが比較的強いと見られる非鉄金属は、最大消費国である中国の利上げによって実需の伸びが減速する可能性があるにも関わらず下げ幅は限定され、ファンダメンタルズが弱く、金融緩和等のその他の要因で買われてきたエネルギーは大幅な調整となっている。
「しかし、量的緩和は続く」
しかし、デフレに苦しむ先進国の量的緩和は継続する見込みであり、先進国の過剰流動性が新興国に流入し、商品相場を押し上げるという構図に大きな変化はないと考えられる。つまり、先進国が金融緩和の蛇口を閉めなければ、現在の状況は変わらないと考えられ、この下落は長続きしない可能性が高い。しかし同時に、上記の通り「金融緩和を材料とした買い」を続けてきた市場参加者に良い「手仕舞い売りの切っ掛け」を与えたことは事実で、しばらくは益出し売り等に押され下値余地を探る動きになる可能性が高いと考えている。
現在の商品市場動向を語る上で、金融政策が如何に重要か。それを再確認した1日であったと言えるだろう。
※商品市場概況のメール配信をご希望の方は、会社名、お名前、ご連絡先等の情報を記載の上、info@marketrisk.co.jp までご連絡下さい。
【コモディティインデックス】
MRA CVIX（MRAコモディティ恐怖指数）:26.71(+1.70)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス）:314.38(+0.00)
【ひとりごと】
この前、ぶらぶらと武道館の横を歩いて駅に向かっていたところ
尋常じゃない数の人々が、武道館から出てきていた。
ああ、コンサートがあったんだなぁ、と思ったんだが
誰のコンサートだかよくわからない。
入口に「○○コンサート」って書いてあるんだが
あまりに人が多いので反対側の歩道を歩いていたので
見ることができない
そこで、良く観察してみた。
どんな人たちが来ているのかを。
見てみると圧倒的に女性が多く
駅にある数に、タクシーを拾おうとする人の数も多く
更に言うと、参加者の年齢層が幅広い
もっと言うと、なんだかジャニーズ系の香りがする。
ここに男性もそれなりに混じっていると
小田和正のコンサートか、ということになるんだが
彼は今年、コンサートツアーをやっていないので、それはあり得ない。
誰だろうか．．．普通に考えればやはり昔から長くやってるミュージシャンの可能性が高い。
結局、iPadで調べてみたら
「郷ひろみ」
でした。
納得。
