ネスプレッソ

【商品市況概況】

リビア情勢の鎮静化期待で利食い売り先行」

昨日の商品相場はまちまち。


エネルギー相場はベネズエラチャベス大統領がリビア和平案を検討していることが明らかにされたことから、情勢不安に伴う原油供給懸念が緩和され、総じて反落した。また、ECBの政策金利が過去最低の1%で据え置かれたものの、インフレ圧力に対抗するため、4月にも利上げに踏み切る可能性が示唆されたことから、一旦の利益確定を誘う動きとなった。


非鉄金属相場も高値もみ合い。エネルギー相場の反落に伴い生産コストの低下が意識されたことから、上昇にブレーキがかかった。


貴金属相場は総じて反落。中東混乱を材料に逃避需要が高まっていたが、リビアに和平調停の申し出がされたことから売りを誘った。穀物相場は総じて堅調。IMFが食料価格は高水準を維持する可能性があるとの見方を示したことから買い安心感につながった。


「米穀物 作付け面積拡大でも高値維持か」

中東情勢のみがフォーカスされているが、高値を維持している穀物価格動向についてコメントしたい。24日に米政府主催で行われた農業フォーラムにおいて、2011-12年度の予想作付け面積がトウモロコシ9,200万エーカー、大豆7,800万エーカーといずれも昨春より増加するという見通しが示されたものの、実現できるとは考えにくいレベルであることが逆に買いを誘っているようだ。(1)過去数年は綿花や小麦の生産地を穀物に転換することによって増産を進めてきたが、既に綿花や小麦の価格も上昇してしまっていることから、今回ばかりは農家が転作を渋る可能性がある。(2)しかも、エネルギー価格が上昇していることからエタノール業者の生産意欲が強まる可能性もあり、仮に計画通りに作付けが進んだとしても、既にギリギリの状態にある在庫率を改善させるには至らないと考えられる。結局、(1)・(2)どちらの展開になったとしても、トウモロコシ価格を押し上げる可能性がある。 トウモロコシは畜産用の配合飼料としての需要も多いため、この価格上昇は巡り巡って配合飼料メーカーの原材料費の負担を重くさせることになる。配合割合を変えようにも、小麦、大豆ミールの価格も高い。配合飼料メーカーの厳しい経営状況は当面続くことになりそうだ(津賀田)。


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コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):28.64(+0.04)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):323.40(+6.70)



【雑感】
つい先日
「オフィスにエスプレッソメーカーを置きませんか?」
という、飛び込み営業があった。


私や津賀田のブログでもお話しているが
ウチの会社は頻繁に飛び込み営業がやってくる
雑誌の広告やコピー機販売、化粧品...


気持ちは分かるんですけど
目の前に大きな新しいコピー機がおいてあり
インターネットや電話も繋がっているような会社が
飛び込み営業でやってきて、購入することってないと思うんですよね。


だが、今回は違った。
弊社のコーヒーマイスター津賀田がその機械を置きたがっているのだ。
まぁ、弊社のコーヒーアナリストとして
美味しくないコーヒーを飲んでもらう訳にもいかないので
導入を検討することにした。


導入するに当たり「1日無料体験が出来ます」との事だったので
オフィスに運び込んでもらい、フリートライアルをやらせてもらった。
エスプレッソが、いれたてのコーヒーがオフィスで飲める。
何と贅沢な。
しかもコーヒーのセルは1個100円程度と
隣のコーヒー屋さんに行って買うよりもはるかに安い。
(イケメン店長さん、済みません...)


ということで、フリートライアル後、導入を決定した。
今週から美味しいコーヒーが飲める、訳なのだが
導入が決定し、機材をセールスのお姉さんが回収した後
津賀田と2人で思った。


「今日はフリートライアルだから、もっと飲んでも良かったのでは...?」


そう。フリートライアルなんだけど
日々、ケチが身についているのか、そんなに飲まなかったんですよね、結局。
ケチだから飲めなかったのか、ケチだから飲むべきだったのか...
なぜかなんとなく損をした気がする午後でした。