【商品市況概況】
「欧州・中国のPMI悪化」
昨日の商品市場は軒並み下落した。中国・欧州のPMIが悪化したため、期末を控えた利益確定の売りに押されたためである。冷静に考えると、米国の景気は悪くはないが、欧州はリセッション入りしており(これはEUも認めている)、中国は拡大ペースが鈍化している訳で、今までの価格上昇が行き過ぎであったと言えるだろう。今後もマクロ経済統計を睨みながら調整売りが入ると予想され、以前からこのコラムで主張しているように、「実態と名目の乖離を埋める動き」が見られるものと考えている。その意味で、月末〜月初にかけて発表される経済統計の重要性が増すことになると見ている。
エネルギーは下落。中国PMIの悪化と欧州のPMIの悪化、更にはドル高の進行が材料となった。今後は冬場終了に伴う需要減少と、原油価格高騰による精製業者の採算悪化で製品供給が抑制される可能性があることの綱引きとなり、期末を意識した利益確定の売りで軟調地合いの中、もみ合い推移すると考えている。ベースメタルは下落。中国PMIの悪化と欧州PMIの悪化が材料となった。今後は引き続き期末に向けて売り圧力が強まると見られ、一時的に下値余地を探る動きになるだろう。原油価格の高騰が継続したり、(特に欧州)政府が経済対策・金融安定化策等のかじ取りを誤らなければ、年末にかけて上昇するという見方を変更する必要はないと考えている。貴金属はリスク回避のドル高が進行する中で大幅な調整となった。特にプラチナは欧州の景気減速(自動車向け需要の減少)、中国のPMI悪化(宝飾品需要減少)と需要面でのマイナス材料が多かったため大幅に下落し、再び金に対してディスカウントの状態となっている。また、金はこの数週間総じて軟調な推移となっているが、背景には年初から上昇を助長してきた投機筋がロングポジションを手仕舞い、ニューショートを積み上げていることがある。
「高ボラティリティ時代のリスクマネジメント」
昨日の商品相場は軒並み下落している。「中国の景気の先行き不透明感」が材料であるようだが、3月末を控えた利食い売りのタイミングを計っていた投資家が、これから3月末に向けて手仕舞い売りを入れられるような、「手頃な」経済統計やイベントが存在しないため、この機会に手仕舞いを入れた、と解釈している。更に欧州PMIも売りに拍車をかけたようだ...
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):25.29(+0.55)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):272.37(UC)
【雑感】
この前、とある方とお話した際に
「年齢的に体重は気を付けていないと増える」
という話になった。
その方は2週間程前に「断食」を行ったらしい。
あまり良く知らなかったんだが、断食はひそかなブームらしい
いろいろなダイエットや運動方法があるが、何となくこっちの方が確実な様に思う。
だって、口から入るものを減らした方が圧倒的に体重が減るからだ
じゃあ、今日から僕も
と思ったが、どうも断食明けの「解脱」の過程が一番重要らしい
そりゃ、食べてないで体がカラカラの状態であれば
断食を止めて食べるのを始めれば凄い勢いで吸収しますしねぇ。
やっぱりダイエット目的で断食しようとするならば
ちゃんとした人についてやらないとダメ、ってことなんでしょうか。
日々の仕事や生活を考えると、どう考えても断食するチャンスが来なさそうなので
その時の会話で出てきた
小腹が減るって言うのはその足りない分を体の中のエネルギーで賄ってる状態だから
「小腹がすいた時に食べないようにする」
ことを実践してみようと思ってます。
と、おととい徹夜で飲んでいた人間が言うことか?
という突っ込みがありそうですが...
ということで早速実践しようと思ったんですが
昼ごはんをすぐ隣の中華屋で食べてしまいました(マーボー丼)
お腹、一杯です...