【商品市況概況】
「原油価格は急騰〜入力し間違えか？」
昨日の商品市場は軒並み上昇している。新規材料に乏しい中、マクロ経済統計の悪化を受けて軟調にオープンしたものの、中国の金融緩和観測を映じて資源国通貨が上昇、それに連れる形でドル安が進行したため欧州・米国時間にかけて殆どのドル建商品が上昇することとなった。その後、ロイターの報道でイランの原油輸出が30万バレル減少と報じれられると原油の上げが加速、原油上昇に伴うマイナス金利幅拡大観測と生産コスト増加観測と相俟って他商品も上昇することとなった。今後はエネルギー価格の高騰が世界経済のリスク要因として強く意識される中、来週〜再来週にかけて発表される重要統計の内容に注目が集まることになるだろう。
エネルギー価格は大幅に上昇した。昨日の価格上昇は冒頭のコメント通りであるが、イラン産原油の輸出減少を材料にしたものである。しかし、正直あのタイミングであそこまで大きく買いこまれるような材料ではなく、報道でも指摘されているが一部の市場参加者が「買い発注ミス」をした可能性は否定できない。今後は引き続きイラン問題とそれに伴う原油価格の上昇が実態経済に与える影響が焦点となるだろう。期末に向けた利益確定売り圧力はあるものの、イラン問題の緊張度が増している中、大幅な下げが難しくなってきたと言える。ベースメタルは小幅上昇。特段新規材料がない中、中国政府当局の金融緩和期待と、エネルギー価格の上昇によるコストアップ並びに実質マイナス金利幅拡大観測を通じて欧州〜米国時間にかけて上昇した。今後は中国の景気拡大ペース鈍化を受けて金融緩和への期待が高まる中底堅い推移になると予想されるが、引き続き期末に向けて売り圧力が強まると見られ上値は重かろう。貴金属は上昇。中国の金融緩和期待が強まる中で資源国通貨が上昇し、ドル安が進行したことが材料となった。金とプラチナのネガティブスプレッドは再び拡大している。
「2012年商品価格見通し変更」
昨日付けで2012年商品価格見通しの改定を行った（毎四半期毎に行っている見通しの見直し作業に伴うもの）。大きな変更は、エネルギー価格が年初想定した以上jにイラン問題が複雑化したことで原油価格（Brent)の予想を10ドル近く引き上げたことと、リスク要因として挙げていた欧州債務問題が（効果が薄いと思われた）ECBのLTROによって目先落ち着きを取り戻したこと、更にはLTROによる与信緩和がリスク資産の上げを助長していること、の3点である。
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX（MRAコモディティ恐怖指数）:25.29(▲0.00)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス）:274.21(+1.84)
【雑感】
最近自分家の子供の話が多いような気がする
いろいろ喋るようになったのでネタの供給度が増したためだと思うが。
週末家で仕事をしていたら、いっくんが近づいてきた。
私に質問があるという。
いっくん「パパ、どうしていっくんは右利きなの？」
私「えっ．．．分からないなぁ．．．じゃあいっくんは分かるの」
いっくん「分かるよ」
私「どうして？」
いっくん「それはいっくんが生まれる前に神様のところにいた時に
神様が右利きにしようって決めたからだよ。」
私「あ、成るほどそれはそうだね。よくわかったね」
非常に子供らしい、良い答えである。
と、思っていたらカウンターパンチをくらった。
いっくん「どうしてちょっと考えれば分かることを少しも考えず、
すぐに『分からない』っていうんですか。駄目なパパ。
今日からダメパパと呼ぶことにするよ」
えええええええええっ！
そこまで厳しくしなくても．．．
子供は親の想像を超えるペースとエリアに向かって成長していくもののようです．．．
っつうか、俺がそこまで厳しく言ってるってことか．．．
ちょっと反省。
