【商品市況概況】
「ギリシャ動向を巡り乱高下」
昨日の商品市場は下落後上昇した。ギリシャの国民投票に対する懸念と、中国の非製造業PMIの悪化等（HSBC指数は改善）を受けて水準を切り下げる動きとなっていたが、G20でギリシャが各国から圧力を受けたことから国民投票を撤回する可能性が高まったことや、ECBの予想外の利下げ、夜間に発表された米経済統計が再び然程悪い内容ではなかったことが買い戻しを誘うこととなった。欧州問題は継続している。実際に銀行資本が拡充され、危機に対する安全網の整備が完了するまではこのような状態が続くことになるだろう。ではどの段階でその安全網整備が完了するか、といわれると非常に難しい。対策進行に時間を要するため、新たな事態が発生したり既存の自体が悪化したりするためだ。今の欧州問題は「下りのエスカレーターを、体力のない老人が登っていくようなもの」である。
エネルギー価格は下落後上昇。材料はコメントする迄もないギリシャ問題である。ミクロ材料（個別材料）に目を移すと、エネルギーの期間構造は殆どの商品が期近が高いバックの状態となっている。これは端的に需給が逼迫していることを示唆している。水曜日に発表された米在庫統計では石油製品在庫、特にディスティレート在庫の大幅な減少が確認されている（輸入も減少）。冬場は厳冬にはならないとの予報であるが、各地区の灯油在庫の水準は過去5年の最低水準に近づく（ないしは下回る）状態となっている。景気動向とは関係なく、北半球の冬場を控えた灯油需要がエネルギー相場の下支え材料となるだろう。尚、石油製品需給がタイトなのは、欧州原油の上昇に伴う、製油所の採算悪化が理由である（北米も東海岸の生産者等はBrentベースで原油を調達しているケースがある）。
ベースメタルも下落後上昇。ギリシャ問題に加え、中国のサービス業PMIが悪化したことが材料となった。しかし中国の統計が悪化することは同国の金融引締めの緩和観測を強めることからメタル価格の下支え材料となり得る。
貴金属価格は上昇。金価格はFRBの金融緩和発言やECBの利下げ等、緩和的な金融政策の実施が好感されて上昇している。このコラムで指摘しているように1,680ドル以に金価格が上昇する場合には、FRBの量的緩和がある程度織り込まれていることを意味する。6,000億ドルの追加緩和が100%織り込まれた場合には、金価格は1,990ドルまで上昇することになるだろう（しかし現時点で追加緩和のカードをFRBは切らないだろう）。銀価格、PGMも同様に上昇している。
「政治は市場よりも上」
ギリシャの国民投票が回避される可能性が高くなってきた。というよりも回避するために各国がギリシャに対して圧力を非常に強めているため、ユーロに残りたいギリシャはこれを撤回せざる得なくなってきているということである．．．
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX（MRAコモディティ恐怖指数）:34.1(▲0.71)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス）:283.06(+4.38)
【雑感】
最近、泉のように朝の雑感のネタが湧いてくる
ひょっとして「エッセイスト」として開眼したのか？
いや、どうせすぐに閉眼するんですよね．．．
さて。
この前、5年前に購入したプリンターが壊れた
というか、調子が悪くなった。
相当簡単に説明すると、「インクジェットのノズルが詰まっている」
らしい。
そのための対処方法とすると
「ノズルのクリーニング」
という機能を使ってノズルの詰まりを解消するしかないらしい。
なので、やってみる。
1回やる毎に、「ノズルのクリーニングができているがを確認」する
簡単に言うとデモページを印刷してその具合を見るのだ。
1回目、青い線がうっすらと出てきた
2回目、青い線は出てきたけどまだ黒い線が出てこない
3回目、黒い線出ず
4回目、お、うっすらと黒い線が
5回目、まだ駄目だなぁ
6回目、お、もう少し、かな？
と、思って続けていたら
「赤いインクが切れました」
そうか。ノズルをきれいにするためにインクを余分に使うのね
ということで赤のインクを取りかえる
再度クリーニングを数回実行すると
「黄色いインクが切れました」
！！！
詰まりが全く解消しないのに、どんどんインクばっかり無くなっちゃうじゃないのっ！！
結構インクカートリッジって高いんですよね
この類のプリンターがそう言う周辺機器の購入で採算を取っていることもあって。
とはいっても印刷ができないので、また続ける。
「水色のインクが切れました」
もーーーーーーーーーーーーーーーーーっ！！
ということで、新しいプリンターに買い替えようかどうしようか
悩んでいる今日この頃です。
