在庫

【商品市況概況】

「ワクチン開発期待と米中対立激化で高安まちまち」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場は非鉄金属セクターが特に顕著に下落したが、その他の商品は総じて堅調な推移となった。コロナウイルスのワクチン開発で良好な結果が複数報告されたことがリスク資産価格を押し上げたが、米国の香港法案に対する中国制裁に対し、中国が反発したことで米中対立への懸念が強まったことが、価格を下押しした。

ここにきて多くの商品は上昇余地が限定され始めており、特殊要因がある商品、ないしは循環物色の中で他商品と比較した時の割安感が強い商品が物色される動きになっている。

なお、ここにきて銅価格の上昇が株式市場でも材料にされているが、「何が材料で価格が上昇しているか」を考える必要がある。需要が価格を押し上げるのは事実だが、供給面が問題で価格が上昇しているのであれば「景気が良い」と判断するべきではない。

弊社の見立てでは、中国の公的需要で価格が上昇していることは事実だが、供給面が押し上げていることも否めず、銅の価格上昇=(中国の)景気回復が過剰に評価されている可能性があるとみている。


※詳しくは2020年7月14日付MRA's Eye「銅価格は堅調~経済対策とコロナによる供給減」をご参照下さい。

 

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【雑感】

【在庫】

ロックダウン期間中にため込んだ雑感のネタが底をついた。
結構書き溜めて在庫を積んでいたのだが、恒常的にこういうことは起こる。
基本的に、ナチュラルに「ネタ・ショート」であり
朝9時にはこのショートを埋めなければならない。

基本スタンスとしてはその時思いつく話を書いて
日々のフローベースで需給を合わせるのが理想であるが
何かしらのトラブル
鉱山や油田みたいにいろいろなケースはなく
基本的に、「何も書くことが思いつかない」時に
フローでの供給が間に合わず、在庫を取り崩すことになる。

なるほど。

鉱山や油田で生産している人や
製造業の人たちはこうやって在庫を積んだり、取り崩したりしてるんだ
(↑違います)

しかし、どうしても何も思いつかなかったときは
戦略備蓄を放出することになる。

戦略備蓄は過去に使ったネタのリバイバルであるが
よほどの事態、すなわちメールマガジンやレポートの購読に
著しい被害をもたらすと判断された時に
日数と数量を絞って行われるものであり

「ちょっとネタが詰まらなくなったからといって人気を取ろうとしたり」
「本当は必死に考えればネタを思いつくはずだけど、ラクをしてやろう」

といった状態で放出することは基本的に認められていない。
過去、複数回戦略備蓄が放出されたことはあるが
一応、年末やお盆などの読者が少ないと想定されるときに
行われるのが通例だ。

これもできない時に、初めてフォースマジュール(不可抗力条項)が
適用される。

これは自分の記憶では、過去に1回程度しかない。はずだ。

結局、平たく言えば、安全運転のためには万一に備えて在庫は積んでおけ
ムダで、使えなくなる時事ネタであってもとりあえず積んでおけ
筋肉質のネタ体質は必要はない

ということだろう。

今後も、フォースマジュールの発生を回避し
信頼できるネタの供給手として
頑張っていかなければと
決意を新たにしているところです。