【商品市況概況】
「イラン緊張若干緩和で原油下落」
【昨日の市場動向総括】
昨日の商品価格はその他農産品など景気に循環しない商品が物色され、エネルギーセクター関連が広く下落することとなった。
昨日のエネルギーセクターの下落は、イランの核合意復帰とそれに伴う禁輸措置の解除への期待が高まったことが恐らく材料であるが、ロシア・ウクライナ情勢が解決しない限りは本格的な調整にはなり難い。
ウクライナ・ロシアを巡る情勢不安は日に日に悪化しており、プーチン大統領が指示をすればいつでも攻撃出来る状態にあるが、それでもマクロン大統領との会談では軍事演習が終了すれば、ベラルーシから軍は引き揚げるなどのコメントもしており、やや膠着感が強まっている状況。
なお、日本政府は余剰LNGを欧州に供給する方針を固めたが、これにより足下のガス価格は下落が予想されるが、夏場の調達圧力が再び高まることになるため、むしろ期先の価格が上昇、夏場のLNG価格の上昇リスク、電力価格(JEPXの価格)の上昇リスクを高める。
なお、日本の電力会社・ガス会社のガス購入価格は、通常原油価格に連動するベースで購入し、不足が発生したときにスポット(極東の場合JKM)で購入する。
ただし、これらの購入価格の上昇はいわゆる原燃調ベース価格の場合、6ヵ月程度の時間差を以て価格に反映されること、スポット調達の比率が高くないことから影響は緩和される。
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【雑感】
【浅草キッド】
モーグルとか、スキーのジャンプとか
スケートとかの判定、なんだか釈然としない。
選手や監督、コーチが抗議してないところを見ると
ルール通り、なんでしょうけど、ねぇ...。
さて。
この前の週末、超早く仕事が終ったので
前から見よう、って思っていた「浅草キッド」を見ました。
本当はカミさんと見たかったんですが「仕事あるから」と断られ
1人でみましたが、いやぁ、良かった。
主演はこれ、誰になるんでしょう。
大泉洋と柳楽優弥のW主演なんですけど、大泉洋の演技が良かった
とにかくこの方、演技の引き出しがたくさんある方ですね、本当に。
大泉洋は深見千三郎という、浅草のストリップ小屋で
コントをやっている芸人さんの役。
ビートたけしや萩本欽一、東八郎の師匠だったそうですよ。
エンタメの発信地が芝居小屋からテレビに移っていく
その時代の狭間で、新しい才能を送り出す古い時代の芸人と
新しい世界に踏み出す芸人の
喜びと悲哀のコントラスト
旅立つものへの師匠の無償の愛と
それをくみ取った弟子との絆の描写が非常に胸を打つ映画でした。
でも、見ていて思いましたが今の漫才やお笑いが
いきなりポンと出てきて完成したわけではなく
これまで培ってきたものの延長線上にあるんだよな
と思う一方、古いものから新しいものに移る時には
必ず大きな衝突や失われるものも出てくる、ってことなんだよな
とも思いました。
この作品の配信が、劇場映画ではなくて
ネットフリックスだ、ってこともなんとなく象徴的でした。
まだ見ていない方はぜひ見てみてください。
主題歌のサザンの「ソウルコブラツイスト~魂の悶絶」も
名曲ですよ。
https://www.youtube.com/watch?v=4jn41JBHRbs
あ...これも
カミさんから「サザンは好きじゃない」(え?そうだったの!?)
といわれて非常にがっくりきてるんですけどね...
まぁいいや。
今日はいろいろどんよりしてますが
皆様、よろしくお願いします!