夢の仕事

【商品市況概況】

「対ロシア政策関連で高安まちまち」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品価格は非鉄金属セクターと発電燃料が上昇し、液体系エネルギー価格は下落した。

ロシアに対してこれまで行われてこなかった金属の禁輸に関し、米国がアルミの全面禁輸を検討していると伝えられたことで、非鉄金属全体に買いが入る形となった。ただし、株価との連動性が高い銅やアルミは水準を切下げた。

ロシア産の金属の禁輸は、1.現物市場で受渡ができなくなった場合、ラストリゾートとしてLMEに流入、価格の下押し要因に、2.LMEがロシア産を受入なければLMEの需給はひっ迫し、1.の後に上昇、3.ロシアに対して中立なスタンス(中国やインドなど)の国では現物プレミアムを含む相対の価格が下落、対立国では価格上昇、という流れになると予想される。

今後、ニッケルやPGMにも波及した場合、半導体などの供給にも影響が出てくるため小さい話ではない。

また、プーチン大統領も、ノルドストリームが「ロシアではない誰かのテロ。このようにインフラがテロに晒されるリスクは高まっている」と発言、ある意味、全てのインフラを攻撃対象にしていると示唆したとも取れ、ロシア産の資源供給への懸念が強く意識された1日だったといえる。


ただし、世界全体、特に米国はインフレ抑制のために「代償を払っても」金融引締めを継続する方針であり、季節的に需要が増える暖房燃料を除けば、需要は減速すると考えるのが適切だろう。

中間選挙が1ヵ月後に迫る中、インフレが抑制できなければ民主党の勝利は薄いため、バイデン政権はなりふり構わないインフレ抑制策を支持すると予想される。

さらに大きなリスクは、「親トランプ派」の共和党議員が勝利し、その流れが大統領選挙まで続き、再びトランプ大統領が返り咲いた場合、バイデン政権以降の政策が全て逆回転する点である。

場合によると、温暖化対策、親欧州、嫌ロシアは逆転する可能性がある。ただし中国に対して融和的な政策を取ることはないだろう。


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【雑感】

【夢の仕事】

なんだか最近、忙しいってのもあるので
ちっとも夢を見なかったんですけれど
この連休に久しぶりに夢を見たんですよね。

え?どんな夢かって?

いや、昔であれば仲間由紀恵さんとデートしたとか
そういう楽しいヤツだったんですが
なんだか、原油か銅の価格の推移のグラフを見て
これもよく分からないんですけど宇宙人的な方が出てきて
非常に「これは!!」って思う
目からうろこが何枚も落ちる様なことを言うんですよ。

「これは2023年の見通しの中核になる理論だ」

って、エラい夢の中で興奮するんですが
興奮したところで目が覚めました。

で。

いつものことでありますが
目が覚めた瞬間は覚えていたんですけれど
それを書き留めるためのものを探そう!
って思った瞬間にこの夢の出来事は忘却の彼方に。

夢って日中考えていることを整理する
作業の過程で見るモノらしいんですけど
と、なると私の今の日々の作業の延長線上に
来年の見通しを考える上での中核理論が構築されるはずなんですが
残念ながら全く何も思い出せない。

嗚呼。

あと20日くらいで仕上げなきゃ行けないんですが
中核理論だったらもうちょっと早めに作らないとダメなんだよな...
と、いくら嘆いたところでちっとも思い出せないので
非常に落ち付かないのですが
通常運転で見通しを作っていこうと思います。
思い出す、かなぁ...

と今日も暗い感じで生まれてすみません。
本日もよろしくお願い致します。