奢る奢らない論争

【商品市況概況】 2023年10月4日 市況

「米国統計を受けた投機手仕舞いで下落」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場は、投機筋動向の影響を受け難い発電燃料の一角であるガス価格が上昇したが、その他の商品は軒並み水準を切下げる動きとなった。

注目の米ISM非製造業指数、雇用統計の前哨戦であるADP雇用統計の減速が確認されたことで、需給ファンダメンタルズの悪化観測が強まったことが背景。同時にドル安が進行しているが、いわゆる「悪いドル安」であり、積極的な買い戻しの材料にはならなかった。

また、昨日の米石油統計ではガソリン在庫の大幅な増加が確認されてRBOBが急落、クラックスプレッドは過去5年の最低水準を下回った。ガソリン出荷は今年の7月の価格上昇以降、急速に減速している。価格上昇が需要を減じたこともあるが、米国の個人消費が減速している可能性を示唆するものだ。

https://marketrisk.jp/news-contents/news/29142.html


引き続き今後の材料を整理するが、1.に関して非製造業が通常通り、製造業に時間差を以てやや減速する傾向が確認され、労働市場需給が緩和を始めていることも確認されつつある(JOLT求人を見るとまだ確定ではない)。


1.景気そのもの(製造業底入れと非製造業減速)
2.金融政策・政府財政政策を受けた長期金利(それに伴うドル指数)動向
3.不動産問題先送りを決めた中国景気(中期的に景気循環>構造問題となるのか否か、構造要因の影響が勝るのか)
4.ソブリン・低格付企業のデフォルト
5.Q323の企業決算動向

 


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【雑感】
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【奢る奢らない論争】

相当どうでもいい話なんですけど
料理研究家の男性がBBQをやった時に
知らない女性を突然呼ばれて全額彼が支払い

「知らない人にも、女性ならば奢らなければならないのか?」

と、ちょっとネットで論争になっているらしい。
個人的な意見を言えば、割り勘なのか
そうじゃないのか、予め決めてからやれば良いんじゃないかとか
海外だと「今回はこっちが奢るから、次回はそっち」的な
感じが多かったので、よくよく相談してやれば良いんじゃないか?
って思います。

でも。

私、職業柄、これっていつ頃から始まったのか
つい気になっちゃうんですよね。
男性が全て奢ることに関して議論が高まったのには
何かしら背景があるんじゃ無いかと思うわけですよ。

で、調べて見るとまず結論として男女の賃金格差は
厳然として残っており、直近の厚生労働省データでは
2022年の女性の賃金は、男性の賃金よりも
▲25%程度低いことになってます。

ただ、男女雇用機会均等法が浸透する前までは
賃金格差は50%近い時もあったので
その頃に比べれば縮小しているといえます。


一方、奢る・奢らない議論の中で出てくる

「食品代」

ですが、こちらは総務省のデータを元にすると
アベノミクスが始まった2013年頃から急上昇しています。
ざっくり30%は上昇している感じ。
同じ、アベノミクス開始前後から直近までの
男女の賃金格差を見ると5ポイントほど
男女格差が埋まっていることになります。

結局、昔の男性は女性と比べると2倍弱の給料を
もらっていたわけで、性差で賃金がここまで違うなら
まぁ、そりゃ男性の方が払うよな。

ですが、賃金格差が縮小し、同時に円安の影響で
食品価格が高騰、人手不足も相まって
食料品やレストランでの支払い金額が増加傾向にあるため
女性の人数が増えた場合など
実際の出費額が大きくなる中では
看過できる環境ではなくなってきている

と言えるんじゃないでしょうか。


あああああああっ!!
相当どうでもいい分析に時間を割いてしまった。

男女の飲食代の支払いは相談の上
計画的に、ってことでこの話はお終いのはずだったのに
40分も...!!10:15にレポート書き終わっていたのにっ!
今日、やらなきゃいけない事、一杯あるのにっ!
僕のバカバカバカっ!!

と、いうことで今日も1日、よろしくお願いします!