恋愛小説

【商品市況概況】 2024年1月5日 市況

「米統計は強弱まちまち」

【昨日の市場動向総括】

週末の商品市場は乱高下したが、総じて堅調な推移となった商品が目立った。注目の米雇用統計は雇用者数が前月比+21.6万人(市場予想+17.5万人、前月+17.3万人)と市場予想、前月も上回り、失業率も低水準(3.7%)を維持した他、平均時給の伸びが前月比+0.4%(市場予想+0.3%、前月+0.4%)、前年比+4.1%(+4.1%、+4.0%)と市場予想を上回ったことで、インフレ鈍化には時間が掛かると見られたことが、ドル高を誘発した

しかし、労働市場需給のタイト化が示されたことでエネルギー価格は堅調な推移となった。

その後発表されたISM非製造業指数は50.6(市場予想52.5、前月52.7)と悪化し、特に、雇用指数が43.3(51.0、50.73)と大幅な悪化となったことでドル安が進行した。

エネルギーセクターは「労働市場需給のタイト化とドル安」を材料にさらに買い戻しが入る形となったが、通常、ドル指数動向の影響を受けやすい非鉄金属は週末に関しては株安に連れる形で引けに掛けて水準を切下げる動きとなった。

金利政策持続観測を背景に、金は基準価格が下落したものの、先々のイベントリスク発生ヘの懸念からリスク・プレミアムが上昇してこれを相殺している。

市場は既に米国の金融緩和をかなり激しく織り込み、10年債利回りが既に3%台まで低下していたため、今度はこの再調整が起きる可能性は高いと考えられる。

米国の景気が減速方向にある可能性は高いため、景気減速の中で利下げのタイミングを図る展開が予想され、需給ファンダメンタルズ面では価格に下押し圧力が、ファイナンシャルな面ではドル安が進行しやすく、価格を支えると予想されるため、当面現状水準を維持する商品が目立つのではないか。


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【恋愛小説】

友人の友達が書いた本をオススメされて読んでみた。
近く、取り壊されるシェアハウスに住む
20代後半の女性の生活や恋愛模様を描いた作品で
登場する女性(4人出てくる)各々の視点で
平行してこの共同生活が描かれていきます。

このコラムで書いている通り
私、本を1冊読み切るのは本当に苦手なんですけれど
この作品は分量もほどほどだったので読めました。
昔から文学的な難解な表現が
多用されている本は本当に読めないんですよね。
難解な表現を、豊かな表現と
本を読むのが好きな人は言うんでしょうけれど

特に外国のこの類いの本は文と文の間に
ダッシュがついて全然関係ない比喩表現が入ったり
全然違う話の例文を持ち込んでくるので
なおさらよく分からないんですよね。
原文を読むと、「ああそうか」ってなるんですけれど。

でも、この小説は一文一文が短いので
登場人物の感情がすっと頭に入りました。
いや、フツーの人間だったら金田一少年みたいに

「いや、何か別の理由があるはず。考えろ、考えろ」

なんて考えながら生きている人なんて恐らくいないので
この、短い一文を多用して感情を表現している方が
より自然な感情なんじゃないかと思いました。
小さい感情の積み上げが、感情の変化をもたらしていると言いますか。
私も書いているレポート、金田一少年じゃないので
短い文章の積み上げで作成してるんですよね。

でもこの本の書評では、「表現が稚拙」だが
処女作としては及第点、って書き込んでいる人がいたりしましたが
いや、自分は書けないよこれ、って思いました。
言うは易く行うは難し。


と、人の文章やその論評に対してを偉そうに論評してますが
自分の雑感を読み返してみると
50のおっさんが書いてる割には文章が稚拙で
かつ、ウルトラマンスターウォーズ
食べた美味しいものとか生まれてすみません的な話ばかり
書いていることに気付くと
これでいいのか、と夕日に向かって考えたくなりましたよ。

嗚呼。

新年、今日から私は仕事初めなんですが
既にどんよりしてきました...

でも、今日は東京は良い天気ですね!
今年も1年、よろしくお願いします!