人を採用するときは

(経済関連ニュース)
・9月英失業者数 前月比▲12.8千人(前月▲8.5千人)、市場予想▲4千人。失業率 2.6%(前月2.6%)。2005年3月以来の低水準。
・9月米住宅着工 前月比▲10.2%の119.1万戸(前月改定+132.7万戸(速報比▲0.4万戸))、市場予想128万戸。
・9月住宅着工許可件数 ▲7.3%の122.6万戸(前月改定132.2万戸(速報比+1.5万戸))、市場予想128.5万戸。
・9月米CPI 前月比+0.3%(前月▲0.1%)、市場予想+0.2%。前年比+2.8%(前月と変わらず)。
・9月米コアCPI 前月比+0.2%(前月と変わらず)、市場予想+0.2%。前年比+2.1%。
・インド当局、デリバティブの一種であるPN(参加証書)を通じて海外投資家が匿名でインド株式を購入する仕組みに規制を設ける方針。これを受けてインド株急落。
・米国株は3日ぶりに上昇。インテルやヤフー、JPチェースの決算が事前予想を上回ったことや、2日間の下げ幅が大きかったこと等が材料視された模様。
・トルコ国会が、イラク北部のクルド人武装勢力への攻撃に関する法案を可決。
・大豆も下落。新規材料はないが、土壌環境改善に伴うブラジルの収穫回復期待で。
・小麦は続落。カンザスオクラホマミズーリでの降雨に伴う土壌改善期待で、ウィンターグレード小麦の収穫増が期待されていることなどで。


非鉄金属関連ニュース)
・貴金属はまちまち。ドル安の進行を受け、取引序盤は強含んだが、株式市場が下げ止まったことなどからドル高に転じ、引けにかけて上げ幅を削った。銀は下落。
 プラチナは上昇。南アの労働組合ストライキを計画していることやドル安が好感された。
・Xstrata 38億㌦のKoniamboプロジェクト(ニューカレドニア)の推進を決定。2011年の前半に60KMt/年のフェロニッケルを生産の見込み。フル操業は2013年から。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計 原油+1.1MB、ガソリン+0.4MB、ディスティレート▲0.8MB、稼働率▲0.3%
ExxonMobil Montana製油所(60KBD、モンタナ、P4)、火災のため稼動停止。

(商品市況概況)
「総じて下落」
 昨日の商品価格は総じて下落した。非鉄金属はLME在庫の増加や短期的なドル高、インド株の調整といったマイナス材料もあって水準を切り下げた。穀物は絶対水準の高さから利食いに押された。エネルギーも同様に価格が高すぎること、統計が予想に反してベアであったことから小幅下落して引けている。
 今後についてはドル安がドル建資産価格を押し上げる一方で、株価が大きく調整した場合には相関性の高い非鉄金属価格等の下押し材料となる可能性があり、万一株価の調整が長期化した場合にはセンチメントの悪化と需要の減少と伴って価格が下落すると考えられることから、注意が必要である。短期的には商品ブル、中期的には(サブプライム問題などの経過にもよるが)ベアとなろうか。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は予想通り下落した。略予想通りであったが10日移動平均線レジスタンスラインを確認した後、LME在庫の大幅増加やインド株の大幅調整といった副次的な材料も重なり、水準を切り下げる展開となった。NY Dowは再び調整したが、SP、NASDAQ等は反発しており、相関性の高い非鉄金属は引けにかけて下げ幅を縮小する動きとなった。LME在庫は+2,600Mt増加、(FSCは2.9日)、(キャンセルワラント率は0.5%)。売買高は9,349枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン低下。C-3は46㌦バックとバック幅を縮小した。

 昨日の亜鉛価格は下落した。銅と同様、取引序盤は買戻しが優勢になったが、LME在庫の急増や10日移動平均線レジスタンスラインを上抜けできなかったこと、インド株の大幅調整といったマイナス材料が重なり、水準を切り下げた。LME在庫は+1,950Mt増加、FSCは1.9日(キャンセルワラント率は8.3%)。売買高は4,572枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン低下し、ベアフラットニング。C-3は9㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。

 昨日の鉛価格は下落した。相場展開は銅・亜鉛と略同じく、一旦は10日移動平均線レジスタンスラインを試したものの、インド株の急落やLME在庫の大幅な増加を受けて水準を大きく切り下げた。LME在庫は+3,775Mt増加、(FSCは1.3日)在庫水準の低さ(キャンセルワラント率は1.8%)を背景に、ファンダメンタルは非常に強い。売買高は3,516枚。イールドカーブは期近を中心に低下しベアフラットニングしている。C-3は25㌦バックとバック幅を縮小した。

 昨日のアルミ価格は上昇した。インド株の調整やLME在庫の増加といったマイナス材料はあったが、エネルギー価格がイラク周辺での軍事的な緊張の高まりを受けて大幅に上昇したことから、引けにかけて水準を切り上げた。但し一目均衡表の雲の下限が重石となり、米住宅着工の悪化等の悪材料も重なって上値は限定された。LME在庫は+825Mt増加、(FSCは9.1日)しているが、需給は他非鉄金属と比べてタイトではない。(キャンセルワラント率は5.3%)。売買高は7,745枚。イールドカーブは期近が上昇、期先が低下。C-3は51㌦コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。

 昨日のニッケル価格は前日比変わらずであった。ややテクニカル的な売買であったと考えられ、一目均衡表の雲に差し掛かるところでは買いも入り、比較的ワイドなレンジでのもみ合いとなった。期近は変わらずであったが、期先は上昇してブルスティープニングしている。LME在庫は+90Mt増加、(FSCは9.1日)、キャンセルワラント率は2.5%。売買高は744枚。イールドカーブは期先を中心に低下。C-3は357㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。

 昨日の錫価格は下落した。略売買高を伴わない中、前日比大幅なマイナスで寄り付いた後、小幅なレンジでもみ合って引けた。他金融市場動向からやや切り離されたところで値動きしているとの印象は否めない。LME在庫は▲145Mt減少、(FSCは12.5日)、キャンセルワラント率は3.34%。売買高は197枚。イールドカーブは期近が大幅に低下し、ベアフラットニングした。C-3は160㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。

(エネルギー)
 昨日のNY原油は最高値を更新後、下落した。米統計は市場予想と裏腹のベアな内容(下の方に書いてある、在庫統計の評価をご参照)であったため、統計発表直後に水準を切り下げる動きとなったが、石油製品を巡る需給が引き続きタイトでファンダメンタルに大きな変化がないことや、イラク国境近辺での軍事的な緊張の高まりを受けて史上最高値を更新する展開となった。その後引けにかけてドルが強含んだことや、足下逆相関性の高い株式相場が下げ幅を縮小したことなどから水準を切り下げた。そもそも高すぎる、ということもあるので利食い売りが出たものと思われる。カーブのディープなバックが継続する中、投機筋も期近でロングポジションを取りやすいということも一因である。イールドカーブは期先を中心に全ゾーンパラレルに低下している。Brentも略同じ材料で上昇後下落、イールドカーブは期先を中心に低下し、ベアスティープニング
 石油製品も下落。RBOBも統計発表直後に水準を切り下げたが、ファンダメンタルに大きな変化がないことが確認されたこともあり買い戻しが入ったが、結局前日比マイナスで引けた。昨日の統計はベアなものであったが大枠で見た場合の、石油製品を巡るファンダメンタルに特段変化はなく、強い。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。ヒーティングオイルも下落。こちらも統計発表後に水準を切り下げ、その後原油の上昇もあって上昇し、引けにかけてはまた売り込まれた。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。ICEガスオイルは上昇。イールドカーブは期近を中心に上昇し、ブルスティープニング

(ひとりごと)
ちょっと前に昔の後輩の女の子と話をしたときに、合コンの話になった。
その子はまだ若いので、わりと頻繁に合コンしているんだが、彼女いわく

「今回は来て良かった、と思う合コンと、こなければ良かったと思う合コン」

は顔をあわせて10秒で決まってしまうのだそうだ。

大なり小なり皆、同じ経験をしているのでうなづけるところであろう。
実際、どこかの学者が調べていたけれど、一目ぼれするのに必要な時間はわずか0.4秒程度なんだそうだ。

そう考えると、もっとも効率よく判断ができるとすれば、3×3の合コンの時には1.2秒程度で、結論が出ることになる。
わずか2秒足らずで結論が出てしまった合コンに、延々と2時間も3時間も残るのはある意味苦痛だ。
ところがそういった合コンに参加しているメンバーの中で、先方の話す内容やニーズを探り、次回以降につなげる能力値が高い人間がいたりする。

ある意味、すごい技術である。
だって、あった瞬間、基本的にネガティブな印象を持っているのに、2時間とか、3時間、ひたすら話を聞いて場を盛り上げ情報を入手し
次の展開を考えているわけなんだから。