すきやき

(経済関連ニュース)
・10月中国小売売上高 前年比+18.1%(前月+17.0%)、市場予想+17.0%。統計発表開始から最大の伸び。
・Q307独GDP 前期比+0.7%(前期+0.3%)、市場予想+0.7%。
・Q307仏GDP 前期比+0.7%(前期+0.3%)。
・Q3307ユーロ圏GDP速報 前期比+0.7%(前期+0.3%)、市場予想+0.6%。企業投資の回復が寄与。
・米MBA住宅ローン申請指数 前週比+5.5%の707.3、購入指数+4.8%の432.6、借り換え指数+6.4%の2,315.7。回復しているが、大勢は変わらずとのみ方が支配。
・10月米PPI 前月比+0.1%(前月+1.1%)、市場予想+0.3%。除くエネルギー食品 ±0.0%(前月+0.1%)、市場予想+0.2%。
・10月米小売売上高 前月比+0.2%(前月+0.7%)、市場予想+0.1%。
・米国株は反落。10月米小売売上高の鈍化が嫌気され、百貨店やハイテク株を中心に売られた.。ドルは対ユーロで続落、対円で上昇。ユーロ圏のGDPが予想を上回ったことなどで。

穀物市場サマリー)
・大豆は続伸。ドル安や原油高を受けて買いが継続。
・トウモロコシは反発続落。エネルギー価格の下落が嫌気された。チャート的には10日移動平均線を下回るに至る。
・トウモロコシは続落。エネルギー価格の上昇やドル安で買戻しが優勢となった。
・小麦も反発。トウモロコシ・大豆の反発でソフト全体が変われる中新規個別材料がないものの買われた。但し上昇幅は大豆・トウモロコシよりも押さえられた。

非鉄金属関連ニュース)
・貴金属は総じて堅調。金は00?の節目を上回って寄り付いた後、ドル安の進行や原油高を受けて買いが入った。銀も大幅反発。プラチナは続伸。引き続き残存する南アからの供給不安と、ドル安の進行で買いが継続、10日移動平均線でとりあえず頭を抑えられて引けている。
・チリで2004年以来最大の地震が発生(マグニチュード7.7)。電力供給の停止に伴い全ての鉱山の稼動が停止(後に電力供給の回復で複数の鉱山が稼動を再開)BHP BillitonのEscondida、CodelcoのChuquicamataなども稼動停止。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計市場予想 原油▲0.8MB、ガソリン▲0.5MB、ディスティレート▲0.5MB、稼働率+0.5%
・IEA 田中事務局長「現在の席豊かは世界経済に悪影響を与える。石油在庫は心配な水準である。価格高騰で天然ガスへのシフトが進むのでは」
OPECアルバドリ事務局長、ボドマン米エネルギー長官が増産を求めていることに対し、現時点で増産は検討していないと回答。

(商品市況概況)
「上昇」
 昨日の商品価格は軒並み上昇。エネルギーは2日間の大幅下落の反動から買戻しが優勢となり、非鉄金属は銅系の非鉄金属チリ地震を材料として買われた。貴金属はドル安や、南アの供給不安で増加、穀物はテクニカルな買戻しが入ったようだ。
 小職の所感であるが、株の調整を受けて投機資金が流入する動きはそろそろ終盤に差し掛かっているように思う。そもそも株価の調整に伴いセンチメントが悪化した場合には、通常流動性の低い市場から順番に資金が流出して行くはずだからである。それに伴い、現在の適正価格に向けて水準を切り下げる動きになるのではなかろうか。但し、昨日の日銀福井総裁のコメントにもあったように米国株式市場は下落・回復を繰り返しながら水準を切り下げていく可能性が高く、徐々に米国の商品の実需は減速すると考えている。また、同時に新興国のインフラ整備に伴う一次産品需要、近代化に伴うエネルギー需要が急に鈍化する可能性も低く、下げ幅は限定されるとの見方には変更はない。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は大幅に上昇した。取引序盤はドル安の進行と、一昨日一旦6,800?でサポートされていたことからかじりじりと買い戻しが入っていたが、NY時間のお昼ごろ、チリで2004年以来最大の地震がチリ北部で発生、全ての鉱山が電力障害等の影響で停止したことが伝えられると一気に上昇し、一時200日移動平均線を上回る7,400?近辺まで上昇した。しかしながら今のところ地震が鉱山自体に被害を与えたと報告されていないことや、一部の鉱山への電力供給が回復したと伝えられたことから引けに掛けては水準を大幅に切り下げて引けた。ベアなトレンドに入っている中の久しぶりの明確な買い材料であったため、ロスカットも含め、市場は敏感に反応したようだ。LME在庫は+775Mt増加、(FSCは3.6日)、(キャンセルワラント率は0.7%)。昨日も欧州で大幅に在庫が増加している。売買高は36,268枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近を中心に上昇している。C-3は28?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の亜鉛価格は上昇した。取引序盤から、ドル安やLME在庫の減少継続といったプラス材料を受けてジリ上がりの展開であったが、チリでの地震発生を契機に上昇した。しかしながら銅と同様こちらも地震関連の報道をにらみながら引けに掛けて上げ幅を削る動きとなった。引き続き10日移動平均線レジスタンスラインを上抜けるには至っていない。LME在庫は▲100Mt減少、FSCは2.6日(キャンセルワラント率は6.3%)、昨日はDubai,Johor,Singaporeで在庫が減少している。売買高は8,855枚。イールドカーブは期近が上昇し、期先が低下。C-3は13?バックとバック幅を拡大した。
 昨日の鉛価格は上昇した。ドル安の進行を受けてジリ上がりの展開であったが、チリ地震を契機に銅価格が上昇したことで上昇した。しかしながら鉛はチリの生産依存度が低いこと、LME在庫が大幅に増加していることから上げ幅も限定され、10日移動平均線レジスタンスは上抜けることができなかった。LME在庫は+925Mt増加、(FSCは1.9日、キャンセルワラント率は2.0%)。昨日もシンガポールで在庫増加している。中国からの輸出が継続しているのだろう。売買高は3,185枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇している。C-3は40?バックとバック幅を拡大した。
 昨日のアルミ価格は上昇した。100日移動平均線を上回って寄り付いたことが大きなポイントであるが、その後ドル安の進行を受けてジリ上がりの展開となり、NY時間で大幅にエネルギー価格が上昇したこともあって、引けに掛けて一段水準を切り上げた。LME在庫は+1,050Mt増加、(FSCは8.9日)。シンガポール・米国で増加し、韓国で減少した。(キャンセルワラント率は3.2%)。売買高は31,651枚。イールドカーブは期近を中心に上昇し、綺麗なコンタンゴカーブを形成している。手前の流動性が高いことの証左であろう。以前に原油で見られたのと全く同じ動きである。C-3は49?コンタンゴと前日と変わらず。
 昨日のニッケル価格は下落した。予想通り、ではあるが新規材料に乏しい仲、34,000?ラインを上抜けできなかったことも有り、在庫の増加も継続していることから下値を探る動きとなった。LME在庫は+24Mt増加、ロッテルダムで増加、英国、韓国で減少している。(FSCは10.4日)、キャンセルワラント率は1.5%。売買高は2,813枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。C-3は345?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の錫価格は大幅に上昇した。ドル安などのプラス材料を受けての上昇であるが、ここまで上昇するような材料があったわけではないので、正直理解に苦しむ上昇である。インドネシアからの生産回復の遅れの影響は大きいとは思うが。錫は引き続き新規材料に乏しい中、10日移動平均線を挟む展開が継続している。ある意味、一連の株価変動の影響を受けていない非鉄金属の1つである。LME在庫は+100Mt増加、マレーシアで増加している。(FSCは12.9日)、キャンセルワラント率は0.91%。売買高は1,125枚。イールドカーブは全ゾーン上昇しているが期先の上げのほうが大きいようである。C-3は188?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。

(エネルギー)
 昨日のNY原油価格は大幅に上昇した。ここ2日間での下落幅が大きかったこともあって、ドル安の進行もあり買い戻しが優勢となった。相変わらずNY時間に掛けて顕著に価格が上昇している。しかしながら10日移動平均線レジスタンスラインに近づくレベルではドルが反転上昇したこともあって上げ足が鈍り、このラインを上回らずに引けている。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇している。Brentも大幅に上昇。こちらはユーロ高の進行を受けて欧州時間の中盤から上昇し、同様に10日移動平均線に近づくところで上げが鈍り、このラインを上回らずに引けた。イールドカーブは期近を中心に上昇。
 石油製品も大幅に上昇。RBOBも短期間の大幅調整の反動と、ドルの下落を受けて買い戻しが優勢となったが、引けに掛けてドルが強含んだこともあって頭を抑えられた。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。ヒーティングオイルも上昇。こちらも材料は特段なく、大幅下落に対する買戻しが入った。週初の高値から略半値戻しの水準まで上昇している。ICEガスオイルも上昇。ドル安の進行を受けて取引序盤から強含み推移し、他石油製品と同様10日移動平均線に近づくレベルでは上げ足を遅め、このラインを下回ったまま引けている。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇している。

(ひとりごと)
ボジョレーヌーボーが解禁になりましたね。
みんな飲みに行きましょう!

さて。

この前久しぶりにすき焼きを食べた。
甘い味付けのものがあまり好きではないので、カミさんに注文していなかったのだが
凍らせていた肉の処理を急がねばならず、久しぶりにやってみたのだ。

食べていて思ったのだが、自分が予想していたよりも「味が薄い」のである。
薄い、とは砂糖の味があまりしないって、こと。
父親が比較的甘い味付けのすき焼きが好きだったので、それに慣れてしまっていたのだろうか?
と、思ったが、世の中のすき焼きの味付けをネット等で調べてみるに

関西風

関東風

があり、関東風は割り下(酒、砂糖、醤油、出汁)を作っておいて鍋にいれ
関西風は、直に砂糖や醤油を掛けて作る

という差があるらしい。なのでおそらく、直に砂糖や醤油を入れたほうが味が濃くなるのだ(違います?)
私の実家では関西風のすき焼きであった。父が京都出身だからなのだろう。
カミさんの実家は鹿児島なので、どちらかというと関西に近いのだが、なんとなく味付けは関東風だったような、気がしなくなくもない。

あと、食べるときにこの前はとき卵に付けて食べたが、本当に卵に付けるべきなのかどうか、いつも悩んでしまう。
味的に、せっかくの味が薄くなっちゃいますよね。
どっちかといえば、食べ残しのすき焼きを卵でとじちゃって、翌日食べるのが良いように思う。

みんなどんなすき焼きを食べているのだろうか。