オーナメント

(経済関連ニュース)
・Q307独GDP確報 前期比+0.7%(前期+0.3%)。個人消費と企業設備投資が牽引。
・11月ユーロ圏サービス業景気指数速報 53.7(前月55.8)、市場予想55.1。製造業景気指数 52.6(51.6)、市場予想51.0。総合指数53.8(54.7)、市場予想53.9。
・11月米消費者マインド指数確定 76.1(前月確定80.9)、市場予想75.0。
・Q307英GDP確定値 前期比+0.7%(速報比▲0.1%)、市場予想+0.8%
グリーンスパンFRB議長「私は特に後悔していない。米住宅バブルは米金融政策を反映したものではないからだ」
・米株式は上昇。クリスマス商戦の緒戦である金曜日の客の出足が好調であったことから買いが入った。しかし以前として株価の先行きは不透明であり一喜一憂の展開が継続している。為替はキャリー取引解消に伴う円買いで円が略全ての通貨に対して上昇。ドルは対ユーロで弱含んだ後、株の上昇等もあって強含んだ。

穀物市場サマリー)
・大豆は大幅上昇。取引序盤のドル安進行や原油高、株価の上昇といった全体のブルなセンチを受けて上昇し、1,100?の節目を上回って引けた。
 週間輸出成約高 1,807.6KMt(前週1,296.3KMt)、市場予想800KMt〜1,200KMt。
・トウモロコシは上昇。前日に10日移動平均線を回復し、この水準を上回って寄り付いた後、輸出統計がブルな内容であったことから大豆同様上昇した。
 週間輸出成約高 1,845.5KMt(前週1,363.9KMt)、市場予想1,000KMt〜1,550KMt。
・小麦は上昇。前日に30日移動平均線を回復していたことから、この水準を上回って寄り付いた後、50日移動平均線レジスタンスまで値を挙げて引けた。

非鉄金属関連ニュース)
・貴金属は上昇。金は10日移動平均線と800?の心理的節目を上回って寄り付いた後、取引序盤のドル安進行や原油高の進行を受けて買いが入り、水準を大幅に切り上げた。最終的にドルは対ユーロで弱含んだがあまり材料視はされなかった。銀も同様に大幅に上昇。こちらもここしばらく上抜けできなかった10日移動平均線レジスタンスを上抜けて引けている。プラチナ・パラジウムも上昇。南アの労働者が12月4日もストライキを計画していることから、地合いは堅調。
・RusalはNorilskの25%の株式をOnexim Groupより、138億?で取得するとこで合意したと発表。
・BHP Billiton チリの地震による生産減少で34百万?のロスが発生。Escondida鉱山等の生産が停止した影響が大きかった。

(エネルギー関連ニュース)
コスモ石油 四日市の第六ディスティレーションユニットの再稼動が遅れる、と発表。

(商品市況概況)
「今週がひとつの山か」
 週末の商品価格は全体的に買戻しが優勢であった。連休の中日ということもあって基本的にはポジション調整に絡む売買が中心であったと考えられるが、ドル安が取引序盤に進行していたことも買いを誘ったようである。NYのクリスマス商戦も好調な滑り出しとなったことも材料である。しかしながら、米景気の減速の可能性は引き続き高く、こうした相場が長く続くとは考えにくい。今週末は米系ファンドや米主要投資銀行の決算月であることから、商品市場に流入していた資金の退出がおきやすいタイミングに差し掛かっているのも事実であるが、それは決算を過ぎた来月からと考えておくべきであろう。よって今週は全ての商品が高値で推移すると考えておいたほうがよさそうである。
 CFTCの建て玉を見るに、エネルギーは軒並みロングポジションが縮小、ショートにベットする動きが見られている。非鉄金属・貴金属も同様にポジション解消の動きが見え始めた。

(非鉄金属)
 週末の銅価格は上昇した。株価が不安定なことから下落すると考えていたが、6,500?近辺ではさすがに買い意欲も旺盛であり、大幅なプラスサイドに切り替えした。上海銅在庫も大幅に減少している。過去もこの水準になると中国勢が買いを入れてきた経緯もあり、安値拾いの買いが入った模様。但し、相場のベアなトレンドを転換させるようなプラス材料が出てきていないことも事実であり、引き続きトレンドはベアであると考えられる。LME在庫は+925Mt増加、(FSCは3.7日)、(キャンセルワラント率は1.9%)。シンガポールで在庫減少となったが、引き続き米国での在庫増加が顕著である。売買高は5,760枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン上昇し、ブルスティープニング。C-3は33?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 週末の亜鉛価格は上昇した。前日比プラスで寄り付いた後、だらだらと水準を切り下げる動きとなったが、LME在庫・上海在庫が減少したことやドル安の進行に伴い買いが入り2営業日連続のプラスとなった。とりあえず2,200?が目先の下値となった様子。LME在庫は▲125Mt減少、FSCは2.5日(キャンセルワラント率は6.4%)。欧州、ドバイで在庫が減少している。売買高は2,880枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン上昇。C-3は7?バックとバック幅を拡大した。
 週末の鉛価格は上昇した。LME在庫の減少やドル安の進行といったプラス材料を受け、ここ数週間の下落幅があまりにも大きかったことから連休を控えた買い戻しで小幅上昇して引けている。結果的に2,800?が下値として意識された。LME在庫は▲250Mt減少、(FSCは1.9日、キャンセルワラント率は4.0%)。在庫はイタリア・シンガポール・米国で減少している。売買高は1,113枚。イールドカーブは期近を中心に上昇し、ブルスティープニング。C-3は10?バックとバック幅を拡大した。
 週末のアルミ価格は下落した。木曜日に50日移動平均線のサポートラインを下回っていたことから下値を探る展開となったが、LME在庫の減少や上海在庫の減少、ドル安の進行といったプラス材料もあり、一目均衡表の雲の下限でサポートされて引けた。一応予想通りの展開であった。但し結果的に50日移動平均線を回復するには至らなかった。LME在庫は▲1,350Mt減少、(FSCは9.0日)。在庫はシンガポール・韓国で減少。(キャンセルワラント率は3.6%)。売買高は9,619枚。イールドカーブの形状は略変わらず。C-3は49?コンタンゴと前日と変わらず。
 週末のニッケル価格は上昇した。LME在庫の増加等、むしろ売りざいりょうの方が多かったが、木曜日の安値である28,600?では安値拾いの買いも入り、小幅プラスで引けている。但し同時に一目均衡表の雲の下限である29,650?が上値として意識されているためこの水準を上抜けすることはできなかった。LME在庫は+210Mt増加、ロッテルダム・ドイツで増加、韓国で減少している。(FSCは11.0日)、キャンセルワラント率は2.5%。売買高は572枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン上昇している。C-3は264?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 週末の錫価格は大幅に上昇した。特段材料がなかったが、ここ数日の下げがあまりに大きかったことから、週末を控えた買戻しが入ったと見られる。100日移動平均線をトライすると考えていたが、全く逆に振れてしまった。LME在庫は▲10Mt減少、(FSCは13.1日)、イタリアで在庫が減少している。キャンセルワラント率は6.08%。売買高は392枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン低下している。C-3は70?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。

(エネルギー)
 週末のNY原油価格は上昇した。アジア時間は前営業日の流れを受けて下値を探る動きとなったが、NY時間に入ってから大幅に上昇して引けた。連休の谷間ということもあって取引は全体的に閑散で、特段新規材料は出ていなかったがポジション調整等に伴う買いが入ったものと見られる。イールドカーブは期先を中心に全ゾーンパラレルに上昇している。Brentも同様にアジア時間で弱含み、NY時間に上昇して引けている。イールドカーブWTIと同様、期先を中心に全ゾーン上昇。
 石油製品も上昇。RBOBはアジア時間は日本が休日ということもあって閑散であったが、欧州時間〜米州時間にかけて大幅に上昇した。特段新規材料はなかった。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。ヒーティングオイルも上昇。相場展開はほぼ同じく、アジア時間は閑散だったもののNY時間に大幅に上昇することとなった。需給環境に大きな変化がない中、ドル安が進行したことや米クリスマス商戦が好調な出だしとなったことなど、久しぶりにプラスの材料が多かったことも影響した模様。イールドカーブはパラレルに上昇。ICEガスオイルも上昇。イールドカーブは期先を中心に全ゾーン上昇。

(ひとりごと)
昨日、クリスマスツリーを飾った。
え?早すぎるって?

そんなことはありません。
クリスマスツリーって飾るのが大変なのに、1週間しか飾らないってのももったいないじゃないですか。
なので、我が家では勤労感謝の日に日々の勤労に感謝しつつ、ツリーを飾ることに決めている。

我が家のツリーのオーナメントは、学生の頃からしこしこと買い続けているディズニーストアのものを使っている。
最近はさすがに追加で買わなくなったが、10年近く買い続けたのですごい量になっている。
毎年販売されているオーナメントを見ているとそのときの傾向がでていて面白い。
ディズニーが自社製作の映画を再開した頃は、そのキャラクターが印刷してあるガラスのボールがブームで、飛ぶように売れていた。
私はその中のアラジンのボールが大好きだったのだが、どこかに行ってしまった(誰か持っている人います?高値で買いますよ)。
翌年以降、日本の景気が悪くなってこういったやや高めのオーナメントは影を潜め単純なデザインのものばかりになった。
その後は、女子高生の間でプーさんが人気になったので、デザインは殆どがプーさんものばかりとなった。
個人的にはプーさんはどうでもいいので、早く普通のデザインにしてくれ。と思っていたがこのプーさん時代が結構長く続いた。

最近はどんなオーナメントを売っているんだろうか。
来月にでも見に行ってみようっと。