ホールインワン

(経済関連ニュース)
・Q407豪CPI 前期比+0.9%(Q307改定+0.7%)、市場予想+1.0%。
・2007年中国インフレ率 +4.8%(2006年+1.5%)
・Q407英GDP速報 前期比+0.6%(Q307 前期比+0.7%)、市場予想+0.5%。およそ1年ぶりの低成長。
・米MBA住宅ローン申請指数前週比+8.3%の981.5、購入指数▲4.6%の439.9、借換指数+16.9%の4,178.2。
・米FRBFF金利を75bp引き下げ3.5%に。
・NZ中銀 政策金利を8.25%で据え置き。ブラジル中央銀行も11.25%で政策金利を据え置き。
・米株式は大幅に反発。FRBの利下げ実施が今回の信用収縮問題の抜本的な解決策にならないと市場が判断したことから下落基調を強めていたが、金融保証会社への救済策の導入が検討されていることが好感され、引けにかけて急反発した。ドルも軟調に推移していたが株の戻りを好感して買われた。

穀物市場サマリー)
・大豆は大幅下落。FRBの緊急利下げ実施で材料出尽し感が台頭、米経済の悪化懸念がよりフォーカスされ下落shちあ。中期的に永きにわたってサポートされてきた50日移動平均線のサポートを割り込んで引けている。
・トウモロコシも大幅に下落。10日移動平均線を割り込んで寄り付いた後、大幅に下落しストップ安となった。
・小麦も下落。米景気の減速懸念を背景として実需の減少観測に焦点が当たったため。

非鉄金属関連ニュース)
・貴金属は総じて下落。米国株が、FRBの緊急利下げ実施後も安定しないことからドル安が進行、通常であれば買い進まれても良い地合いであるが、むしろ中核資産である債券や株式の目減り分をカバーするための利益確定の売りが継続していると見られる。銀も同様。プラチナは実需の減少観測はあるものの以前として需給逼迫懸念が強く50日移動平均線でサポートされてしっかりの展開であった。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計市場予想 原油+1.5MB、ガソリン+1.4MB、ディスティレート+0.1MB、稼働率±0.0%
・BHP Billiton Mitsubishi Alliance 豪州の豪雨の影響で石炭の出荷に遅れ。Rio TintoやXstrataも減産を余儀なくされている。

(商品市況概況)
「下落」
 昨日の商品価格は下落した。米FRBでの75bpの金利引下げ後も株価が大幅に調整を続けていることから明らかにセンチメントが悪く、商品相場も軟調な推移とならざるを得なかったといえる。当面は米経済対策ならびに米国経済の悪化に伴う各国の経済対策の動向に振らされる形で、下向きの圧力を受けながら荒い値動きが続くと考えている。相場を下支えすると予想されている運用資金(特に年金等の期間の長い資金)は、株式市場動向が落ち着かないことから投資総額を確定できず(例えば、全ポートフォリオの5%を商品に投入する、としていたとしてもし株や債券が下落すると自動的に比率が上がってしまうことになりかねない)、その流入速度は鈍化することになろう。いずれにしても株次第、というここ数週間見られた展開が続くことになると考えている。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は大幅に下落した。米国の利下げ実施後も株価が調整を続けていたことから10日移動平均線を下回って寄り付いた後、ドルが軟調に推移していたことや、LME在庫が大幅に減少(韓国)したことから強含んだが10日移動平均線レジスタンスを上抜けできなかったことから下げに転じ、NY株の下落を受けて一気に50日移動平均線のサポートラインまで水準を切り下げた。尚、NY時間後場の株価の戻りは昨晩のLMEには反映されていない。LME在庫は▲2,675Mt減少、(FSCは3.4日)、(キャンセルワラント率は12.0%と上昇している)。売買高は13,226枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブの形状は期先を中止に全ゾーン略パラレルに低下している(但し、期先が下落し、5,500?を下回っていることが重要なポイントである)。C-3(Cash vs 3M Fwd)は44?バックとバック幅を拡大した。
 昨日の亜鉛価格は下落した。取引序盤はドル安の進行もあって前日比マイナスで寄り付いた後に小幅高となっていたが、LME在庫が大幅に増加(またしても米国)こともあって軟調に推移していたが、NY時間に入ってから株が下げ足を早めたことから更に下値を探る動きとなり、昨年11月の安値である2,135?を目指す展開となった。LME在庫は+3,925Mt増加、FSCは3.3日(キャンセルワラント率は3.4%)。売買高は3,925枚。イールドカーブは期近が低下し、殆ど平らなカーブになってしまった。C-3は23?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の鉛価格は下落した。10日移動平均線を割り込んで寄り付いた後、ドル安の進行もあって小幅高で推移していたが、NY時間の株の暴落を受けて連れ安となった。但しオプション取引の攻防ラインとなる2,400?を割り込むには至っていない。LME在庫は▲25Mt減少、米国で増加、英国で減少している。(FSCは2.0日、キャンセルワラント率は7.4%)。売買高は1,350枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン低下し、ベアフラットニング。C-3は10?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のアルミ価格は下落した。ここ数日間で目先のサポートとして期待されていた30日移動平均線を割り込んだことや、運用資金の流入にブレーキが掛かりつつあることから総じて軟調な推移となっているが、昨晩はFRBの緊急利下げにも関わらず米国株が大幅に調整したことから下値を探る動きとなった。弊社は非鉄金属の中でアルミを今年の最も上昇する可能性が高い非鉄金属と予測しているが、足許の景気悪化に伴うマインドの悪化や、特に住宅セクターの落ち込みの影響を受けやすいアルミは、短期的に下押し圧力が大きく掛かっている状況。LME在庫は▲600Mt減少、シンガポール、スペインで減少、マレーシアで増加している。(FSCは8.2日)。(キャンセルワラント率は3.1%)。売買高は9,041枚。イールドカーブの形状は期先が低下し、ベアフラットニングしている。エネルギー価格の下落やスポット価格の低位推移が継続していることが期先の水準を下げ始めていることは要注意である。C-3は40?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のニッケル価格は下落した。30日移動平均線のサポートを上回って寄り付いたことやドル安の進行もあって取引序盤は堅調に推移していたが、LME在庫が増加(ロッテルダム)したことや、NYで株が大幅に下落したことから結局水準を切り下げる動きとなった。LME在庫は+54Mt増加、ロッテルダムで減少している。(FSCは10.8日)、キャンセルワラント率は2.1%。売買高は870枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。C-3は250?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の錫価格は上昇した。LME在庫が減少(シンガポール・韓国)したことやドル安の進行、100日移動平均線のサポートラインを一昨日に維持したことから買い戻しが優勢となった。錫はファンドマネーの影響を受けにくい非鉄金属だけあって他の非鉄金属に比べると大幅な下落はおきておらず、引き続きタイトな需給を映じて高止まりしている。LME在庫は▲50Mt減少、(FSCは11.5日)、キャンセルワラント率は4.44%。売買高は391枚。イールドカーブは期近を中心に上昇し、ブルフラットニング。C-3は50?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。

(エネルギー)
 昨日のNY原油価格は大幅に下落した。米景気の先行きに注目が集まる中、需要減少観測と、株式市場の不安定な動きを受けて手仕舞い売りが継続、加えて中期的な下値の目処として挙げていた100日移動平均線のサポートを大きく割り込んだところから下げが加速した。但しNY時間の後場にかけて株価がモノライン会社への救済策等を好感し、大幅に上昇したところから買い戻しが優勢となり、下げ幅を削る展開となった。イールドカーブは期近を中心に全ゾーンパラレルに低下している。WTI/Brentともフラットナーが進行している。騰落率はWTIが▲3.4%、Brentは▲2.2%。やはり米経済の失速懸念を映じてWTIの下落率のほうが大きいようだ。
 石油製品も下落。RBOBも需要の減速観測を映じて終始軟調に推移していたが、株価の急反発を映じて後場は買い戻され、引けベースでは100日移動平均線の大きなサポートラインを維持して引けた。イールドカーブはパラレルに低下。直近限月価格の騰落率は▲1.3%。ヒーティングオイルも同様の相場展開であるが、こちらは引けで100日移動平均線の大きなサポートラインを割り込んでいる。騰落率は▲2.1%。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。ガスオイルも下落。イールドカーブは全ゾーン低下している。


(ひとりごと)
この前テレビを見ていたら
堺正章が何球でホールインワンするか?
というかくし芸大会の延長版みたいなのに挑戦していた。

結果的に1,000級近く打ってやっと入っていた。
たしか結構ゴルフ上手い人なのだが、そんな人でもそれぐらいかかるのだ
確率にして0.1%。

宝くじで一等当たる確率は、物の本によれば0.00001%ぐらいらしく
それに比べれば相当高い。

でも1,000回に1回しか入らないとするならば、通常の18Hのコースでショートホールが4つ
1,000回ショートホールをプレーするためには250回コースに行く必要があり
通常の月イチゴルファーだと、20年と10ヶ月必要である。

つまり、社会人になってから安定的にゴルフをしたとした場合
42歳〜43歳で可能

という結論に達する。
ホールインワン保険が割が良い、といわれるのはそのせいかも知れない。
と、いうことを考えながらこの番組を見ていた
普通の人には結構感動的な番組であったのに

金融業ってのは、いつも、いつでも感じ悪いすよね。
全く。